自分の感性 | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!

お店をはじめた頃は、新聞の書評などをチェックしていました。

専門店だし、書評に載るような本は、

お店に置かなくちゃいけないと思っていたのです。

 

でもしばらくするうち、

そうでもない?という気がしてきました。

うちのお客様が欲しい情報は、どうやらそういうものじゃないらしい。


ピコットに来てくださるお客様は、ご自身のハート好き がちゃんとあって、

世間で話題になっている絵本だから買おう、ということではないのです。

 

 父・一成 最近何かおもしろいのない?

とは聞かれれるけど、いろいろ手にして自分で選ばれます。

 おばちゃん 孫のお誕生祝、何かある?

というご相談に、一緒にあれこれとお探ししますが、

最後にそのあれこれの中から選ばれるのは、ご本人です。

 

たとえ、この本が今すごく流行ってます!と言っても、

まず買われないでしょう。

言ったことはありませんけど・・・。

 

たまに、ピコットさんに任せるよ!と言われることもあり、

それはもう張り切ってセレクトさせていただきますが、
それも、流行っているものを選んでね!ということでは全然ありません。

 

そんな訳で、ピコットは書評に左右されることなく品揃えしています。

小さい人たちの反応や、

自分の勘を大事にしたほうがずっと当たります。

 

開店当時から時代は流れ、最近は、

絵本を買うのに、レビューを参考にする方も多いようです。
でも、そのレビューも書評と同様、

自分ではないだれかの評価なんですよね。


絵本は、自分で確かめないとわからないものです。

だって、他人の好きではなく自分の好きを選ぶわけですから。

 

あ、でもね、絵本情報を発信する人が多くなったのは良いことだと思うんです。

こんな事を言っているわたしも、

頼まれたわけでもないのに

絵本のことを、こうやってHPやブログにせっせと書いていますからね~。

 

ただ、、誰かが(ピコットが?)良いと書いていたから買いましょう・・・ではなく、

その評価を参考に、自分の感性で確かめて買う・・・ほうが、

絶対<あなたにとって>良い作品に巡り会えるはずです。

 

そんな訳で、世間の流行りと足並みを合わせない本屋、ピコット。
ハロウィーンシーズンを前に、

(そこは合わせて)関連の絵本の棚を作ってみましたが、
でも、大手チェーン店さんの品揃えとは全然違うだろうな・・・ 笑笑笑

こんな感じです。  ・・・・・・・↓↓↓

 

 

 

 

へスターと魔女(小峰)/魔女たちのパーティ(徳間)/パンプキン(BL)

ヴァンピリーナはバレリーナ(講談社)/魔女図鑑(金の星)/大食いフィニギンのホネのス-プ(BL)

トリックオアトリ-ト!(くもん)/ハロウィン!ハロウィン!(白泉社)/コウモリのル-ファスくん(BL)

アイスクリームが溶けてしまう前に(福音館)/おばけのバ-ティ-よ~いドロン!((BL)

※ 常時入れ替えています

 

 

 

自分の ハート好き がしっかりあるお客様とのお付き合いで、
品揃えがどんどん個性的(←自由気まま!)になって来ている気がします。

ピコットにお越しになったら、ハロウィンの棚も覗いてくださいね。

 

 

 

 

 

<大型台風が日本列島縦断とか。どこの地方にも被害なく通り過ぎますように。>

 

応援よろしく


読み聞かせランキング

 

ホームページ ・・・ →

フェイスブック ・・・ →