お店をはじめた頃は、新聞の書評などをチェックしていました。
専門店だし、書評に載るような本は、
お店に置かなくちゃいけないと思っていたのです。
でもしばらくするうち、
そうでもない?という気がしてきました。
うちのお客様が欲しい情報は、どうやらそういうものじゃないらしい。
ピコットに来てくださるお客様は、ご自身の好き がちゃんとあって、
世間で話題になっている絵本だから買おう、ということではないのです。
最近何かおもしろいのない?
とは聞かれれるけど、いろいろ手にして自分で選ばれます。
孫のお誕生祝、何かある?
というご相談に、一緒にあれこれとお探ししますが、
最後にそのあれこれの中から選ばれるのは、ご本人です。
たとえ、この本が今すごく流行ってます!と言っても、
まず買われないでしょう。
言ったことはありませんけど・・・。
たまに、ピコットさんに任せるよ!と言われることもあり、
それはもう張り切ってセレクトさせていただきますが、
それも、流行っているものを選んでね!ということでは全然ありません。
そんな訳で、ピコットは書評に左右されることなく品揃えしています。
小さい人たちの反応や、
自分の勘を大事にしたほうがずっと当たります。
開店当時から時代は流れ、最近は、
絵本を買うのに、レビューを参考にする方も多いようです。
でも、そのレビューも書評と同様、
自分ではないだれかの評価なんですよね。
絵本は、自分で確かめないとわからないものです。
だって、他人の好きではなく自分の好きを選ぶわけですから。
あ、でもね、絵本情報を発信する人が多くなったのは良いことだと思うんです。
こんな事を言っているわたしも、
頼まれたわけでもないのに
絵本のことを、こうやってHPやブログにせっせと書いていますからね~。
ただ、、誰かが(ピコットが?)良いと書いていたから買いましょう・・・ではなく、
その評価を参考に、自分の感性で確かめて買う・・・ほうが、
絶対<あなたにとって>良い作品に巡り会えるはずです。
そんな訳で、世間の流行りと足並みを合わせない本屋、ピコット。
ハロウィーンシーズンを前に、
(そこは合わせて)関連の絵本の棚を作ってみましたが、
でも、大手チェーン店さんの品揃えとは全然違うだろうな・・・
こんな感じです。 ・・・・・・・↓↓↓
へスターと魔女(小峰)/魔女たちのパーティ(徳間)/パンプキン(BL)
ヴァンピリーナはバレリーナ(講談社)/魔女図鑑(金の星)/大食いフィニギンのホネのス-プ(BL)
トリックオアトリ-ト!(くもん)/ハロウィン!ハロウィン!(白泉社)/コウモリのル-ファスくん(BL)
アイスクリームが溶けてしまう前に(福音館)/おばけのバ-ティ-よ~いドロン!((BL)
※ 常時入れ替えています
自分の 好き がしっかりあるお客様とのお付き合いで、
品揃えがどんどん個性的(←自由気まま!)になって来ている気がします。
ピコットにお越しになったら、ハロウィンの棚も覗いてくださいね。
<大型台風が日本列島縦断とか。どこの地方にも被害なく通り過ぎますように。>
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