Angel(4) | My sweet home ~恋のカタチ。

My sweet home ~恋のカタチ。

せつなくてあったかい。
そんなラブストーリーがいっぱいの小説書いてます(^^)

いろいろあったにせよ。



あの人が東京に来てからも


会社の女の子たちとランチに行ったりなんかけっこうあったみたいだし。



・・絵梨沙さんのことも・・



あの『事件』(?)は、とりあえず彼を信じて封印したが


絵梨沙に対して志藤があからさまに近づこうとしてるのも手に取るようにわかり。




彼女の『熱烈ファン』ってことで


許してあげようと思ったりもした。



でも!



自分以外の女性に熱を上げるなんて



決して気持ちがいいものではなく。



もうそのことを考えるだけで嫉妬に狂いそうであった。




大阪で荒んでた時は


死ぬほど女の子をひっかけてまくってきたことは


噂で嫌というほど聞いた。




女性と二人で食事なんか




広い気持ちで許そうと思っても


やっぱり許せないって思ってしまう。




結局そのことを問い詰められぬまま、翌日になり。




ゆうこは非常に気持ちが重かった。


結婚式や披露宴の準備もやらねばならないのだが、何だか気が進まない。




そこに会社にいる志藤から電話があった。



「え? 書類を?」


「うん。 悪い。 昨日、目を通しておこうと思って持ち帰って。 寝室のサイドボードのトコに置きっぱなしにして。 3時からの来客との打ち合わせに使うから・・・。 持ってきてくれへん?」


「あ・・ハイ。」


「ひなたは、大丈夫?」


「お母ちゃんに来てもらいます。 たぶん家でヒマしてますから、」



「ほんま、悪い。」



そう言って彼は電話を切った。





まったくもう・・・





ゆうこは大きなため息をついた。




結婚してから彼のいろんな面がわかってきた。



とにかく几帳面で


いや


自分磨きに関しては妥協を許さず。


明日着て行く服は必ず前の晩からコーディネートをし。


ベッドの脇には時計と財布とハンカチと定期入れをきちんと揃えてから寝る。


自分のことは自分で。


がモットーのようで、彼の身の回りの世話はあまりすることがない。




珍しいわ・・




そんな彼が忘れ物をすることも珍しかった。




なんかどんどんと嫌な予感が・・・???


ゆうこが拘る絵梨沙との「あの事件」はコチラ(;^_^A→→『A day of that summer』


人気ブログランキングへ 左矢印 お気に召しましたらポチっ!わんわん お願いします!

人気ブログランキングへ 左矢印 携帯の方はコチラからお願いしますドキドキ
My sweet home ~恋のカタチ。