「虎に翼」第64回~第13週「女房は掃きだめから拾え?」 | 日々のダダ漏れ

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「虎に翼」 第64

第13週「女房は掃きだめから拾え?」

 

 

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寅子と多岐川が、代議士、立

花幸恵と共に出演したのは、

ご婦人向けの情報番組でした。

 

アナウンサー) よろしく

 お願いいたします。

寅子・多岐川) よろしく

 お願いします。

多岐川) 何でも聞いてください。

 

**********

 

寅子のラジオ出演は、本人や

家族、裁判所の面々が、吹聴

して回ったおかげもあり・・・。

彼女を知る多くの人間が、

聴くこととなりました。

 

轟) ほら、家庭裁判所の

 佐田がラジオに出るぞ。

(轟と孤児たち)

ラジオ) 「あまりご存知ない方が

 多いようです。今日は分かり

 やすく家庭裁判所のお仕事の

 内容をご説明願えませんでし

 ょうか」。

(黙々とすいとんを作っているよね)

 

**********

 

立花) 人によっては、家庭裁判所

 は、子供を刑務所に入れる裁判

 をするところ、と考えているかもし

 れません。

 

**********

 

ラジオ・多岐川) 「決して、刑務所に

 入れるような裁判は行っていませ

 ん。彼らを真人間に立ち返らせて、

 犯罪を犯すことがないよう保護し

 ている。なあ佐田君」。

ラジオ・寅子) 「はい、そうです。

 子供だけでなく、ご家庭の離婚

 や相続などの問題についても、

 ご相談を受け付けております」。

ラジオ・アナ) 「判事補として働く

 佐田さんのもとにも、連日、

 かよわいご婦人方が相談に

 来られていると」。

ラジオ・寅子) 「そうですね。た・・・

 ただ私は、ご婦人方をかよわい

 とは、思っておりません。裁判所

 を訪れるご婦人は、世の中の不

 条理なこと、つらいこと、悲しいこ

 とと、戦ってきた、戦おうとしてき

 た、戦いたかった方たちです」。

 

**********

 

立花) でも、すべがなかった。

寅子) そのとおりです。それが

 法律が変わり、家庭裁判所が

 出来て、やっと戦うことができ

 る、報われることができる、誰

 かの犠牲にならずにならずに

 済むようになった。

 

**********

 

(ラジオの前に梅子)

 

**********

 

ラジオ・寅子) 「私は、女性たち

 が自ら、自分の幸せをつかみ

 取ってほしいと、祈っています

 し、そのお手伝いができたら

 なと、常々、思っております」。

 

**********

 

立花) おっしゃるとおりね。

多岐川) つまり、

 愛の裁判所なんですよ。

 家庭裁判所は。

立花) 愛の裁判所。

多岐川) 国民の、裁判所です。

立花) 国民の裁判所!

多岐川) フフ。

 来月、家庭裁判所主催、愛の

 コンサートを、開催いたします。

 どなたか、有名歌手の方、ご

 出演、お待ちしておりますよ~。

 

**********

 

(拍手する梅子)

ラジオ) 「そろそろお時間です。

 ありがとうございました」。

 

**********

 

轟) おお~!

(拍手)

(すいとんを作っているよね)

 

**********

 

優未) すごい、お母さん!

寅子) ありがとう~優未~!

花江) すごかったね。

直治) すごかったね。

優未) うん。

 

**********

 

寅子) 今のうなぎ屋さん、委託先

 になってもらえてよかったわね。

 早速壇さんに報告しなきゃ。

小橋) ラジオ効果か?

 やっぱりすごいな、多岐川さんは。

寅子) そうね。あとはコンサートの

 出演者さえ決まれば、言うことな

 しなんだけど。

小橋) なあ、見ろよ。

(繁華街の路地)

小橋) あんな所で、

 まあお盛んなこって。フフフ。

寅子) やめなさいよ

 ジロジロ見るのは。

(抱き合ったアベック)

(女はすみれ)

寅子) 光三郞ちゃん?

 

**********

 

よね) どいつもこいつも、

 クソだな、男っていうのは。

轟) 男を全部ひとまとめに

 するな!

寅子) こんなの私抱え

 切れないわ。

よね) 抱える必要はない。

 はっきりさせるだけだ。

寅子) でも、そうしたら

 梅子さんが・・・。

よね) 諦めろ。どうあがいても、

 あいつは傷つくしかない。

(やりきれない、よねと寅子と轟)

 

**********

 

<大庭家>

徹次) 最近頼もしかったのは、

 恋の力ってやつか。

常) おぞましい・・・。

徹太) いつの間に

 そんな仲になったんだ?

光三郞) それは・・・。

すみれ) だからさっさと逃げれば

 よかったのよ。2人で駆け落ち

 しようって言ったでしょ。でもそれ

 じゃあお母さんが不憫だって。

 私から見ればね、お母さんに寄

 りかかられちゃった光三郞さん

 が不憫だったわ。

梅子) 光三郞、

 何かの間違いよね?

 光三郞。

光三郞) お母さんは、

 すみれさんを誤解してる。

梅子) 彼女は、お父さんの

 お妾さんで・・・。

光三郞) 彼女は、こうやってしか

 生きてこられなかったんだよ。

 悪いのはお父さんだよ! 

 ずっと彼女を縛って!

梅子) でも・・・。

光三郞) しかたないじゃないか!

 好きなんだ。

 僕が、彼女を幸せにしたいんだ。

(拳を握るよね)

よね) クソ。

すみれ) ごめんなさいね。いつも

 あなたから大切なものを取り上

 げてしまって。

常) 徹太、この女を引っ張り

 だしておくれ。

徹太) 光三郞、どきなさい。

光三郞) 嫌だ。

徹太) 誰に口答えして

 いるんだお前!

轟) やめないか

梅子) フフフフフ・・・。

轟) やめないか! やめないか!

梅子) フフフフフ・・・。

 アハハハハハハ!

 アハハハハハハハハハハ!

徹次) 母さん。

(梅子を見る一同)

梅子) はあ~・・・。

 もう駄目、降参。

 白旗を振るわ。

徹太) 何を訳の分からないことを。

梅子) だから負けを認めると

 言っているの。

 私は全部失敗した。

 結婚も、家族の作り方も、

 息子たちの育て方も、

 妻や嫁としての生き方も全部!

光三郞) お母さん、話聞いてよ。

梅子) いいのよ、光三郞。

 あなたは自分が選んだ道を

 進めばいい。それをとやかく

 言うつもりはないわ。

すみれ) だって、よかったわね。

光三郞) すみれさんは黙ってて!

梅子) 私は全てを放棄します。

 相続分の遺産も、大庭家の嫁も、

 あなたたちの母としての務めも!

 ぜ~んぶ捨てて、私はここから

 出ていきます!

常) 梅子さん、

 私を捨てるのかい?

梅子) 民法第730条、「直系血族、

 及び同居の親族は、互いに扶け

 合わなければならない。

常) 何だい・・・それ、

 どういう意味だい?

梅子) お義母さんのことは

 兄弟3人で話し合いなさい。

 育ててあげられなくて

 ごめんね。でも、お互い

 誰かのせいにしないで、

 自分の人生を生きていき

 ましょう。ご機嫌よう!

(出て行く梅子)

(笑って梅子の後に続くよね)

 

**********

 

梅子が人生の大きな決断を

済ませた、そのころ・・・。

 

<ラジオスタジオ>

多岐川) おおライアン。

工藤) やあタッキー。

多岐川) もっと早く気付くべき

 だった。殿様判事ライアンの

 最も有効な使い方に。

寅子) はて? もう少しきちんと

 説明していただけませんか?

工藤) やあ、りつ子。

寅子) 茨田、りつ子さん?

りつ子) あら、ライアンさん、

 ご無沙汰ね。

工藤) 今日も麗しいね。

 その軽薄さ、相変わらず下品ね。

工藤) フフフ。

 ねえ、昔のよしみで、僕の

 頼みを聞いてくれない?

りつ子) 頼み?

多岐川) できれば、そのまま

 一枚よろしいですか?

りつ子) 何よ。

多岐川) その立ち姿、実にぴっ

 たりなんです、ポスターに。

りつ子) えっ?

(シャッター音)

りつ子) 何? これ。

 

こうして、殿様判事の驚く

べき交友関係により、愛の

コンサートに、人気歌手、

茨田りつ子の出演が決定。

 

**********

 

家庭裁判所のポスターの

モデルも、快く引き受けて

くれました。

 

そして、

大庭家の一件は・・・。

 

長峰) 妻の梅子さんが、

 相続を放棄されました。

根本) その途端、3人の息子

 さんが、3等分に財産を相続

 することで、合意しましてな。

(声も出ない寅子)

 

**********

 

<竹もと>

女将) 梅子さん、

 よく来てくれたわね。

梅子) お店をまた始められ

 たとお聞きしまして。

主人) 少し、前より手狭に

 なっちゃったけどね。

梅子) とってもうれしいです。

 また竹もとの味を楽しめる

 だなんて。

女将) よかった~。

梅子) フフフフ。

(戸が開く音)

女将) いらっしゃい。

(寅子と花江が来る)

寅子) 梅子さん。

梅子) トラちゃん。

 

とにもかくにも、裁判官と、

相続問題の関係者という

間柄でなくなった、寅子と

梅子は・・・。

 

梅子) 花江ちゃん? ええ~。

花江) 15年ぶり。

梅子) いや~!

 

こうして共に、おしるこをすす

れるようになったわけです。

 

梅子) んん~。

 これこれ、この味よ。

花江) ごめんなさい私も、

 お邪魔しちゃって。

梅子) ううん。私、花江ちゃんに

 お会いできてとってもうれしい。

花江) フフッ。

梅子) よねさんたちも誘ったけど、

 仕事が山積みなんですって。

 

**********

 

梅子は今、

轟法律事務所に

居候しています。

 

轟) よかったのか、行かなくて。

(机に向かったよね)

よね) 手ぇ動かせ、手を。

 

**********

 

寅子) 梅子さん、お聞きになって

 いるかもしれませんが、大庭家

 の遺産分割は、家庭内で話し合

 いが行われることとなり、調停は

 取り下げられました。

梅子) 聞いたわ。

寅子) 調停委員の長峰さんの話

 だと、最期の挨拶に、息子さん

 たち3人でいらしたそうです。

梅子) この先も、話し合って

 うまくやるでしょう。

 あの子たちは何だかんだで

 おばあちゃん子だしね。

寅子) あの、お聞きしてもいいで

 すか? 民法第730条について。

 梅子さんがその話をされていた

 と轟さんが。

梅子) 「直系血族、及び同居の

 親族は、互いに扶け合わなけ

 ればならない」、ね。

花江) わざわざそんな当たり前

 のこと法律にすること?

梅子) 私は腹が立った。

 扶け合うって言葉で、また全部

 私のような人間に面倒を押しつ

 ける気だなって。だから息子達

 に押しつけ返してやったの。法

 律は本当に使い方次第だわね。

寅子) 何だかこの感じ懐かしいな。

 

(回想)

梅子) 着物は諦めて、離婚成立

 を優先すべきじゃないかしらね。

寅子) 諦めたらそこで終わり

 じゃないですか。

 

梅子) そうね、またトラちゃんと

 法律談義できるなんてね。

 

梅子とただの友人同士に

戻れたことがうれしい、

寅子です。

 

**********

 

いろんなネタが大渋滞の回だった!

光三郞とすみれの関係にあっけにと

られ、そこから始まる梅子さん劇場。

いや~圧巻だった! 梅子の中の人

にしかできない「ご機嫌よう」だった。

 

梅子) 私は全てを放棄します。
 相続分の遺産も、大庭家の嫁も、
 あなたたちの母としての務めも!
 ぜ~んぶ捨てて、私はここから
 出ていきます!
常) 梅子さん、
 私を捨てるのかい?
梅子) 民法第730条、「直系血族、
 及び同居の親族は、互いに扶け
 合わなければならない。
常) 何だい・・・それ、
 どういう意味だい?
梅子) お義母さんのことは
 兄弟3人で話し合いなさい。
 育ててあげられなくて
 ごめんね。でも、お互い
 誰かのせいにしないで、
 自分の人生を生きていき
 ましょう。ご機嫌よう!

 

よねの嬉しそうな顔ったら! いや~

実に爽快な展開。嫁は他人だからw

離婚して家を出れば、何の責任もな

い関係だから~。常の面倒を見る義

理はないのよね~。世の中の舅姑は

なぜそれを、忘れてしまうのだろう?

 

そして更なる画期的なサプライズが。

「ブギウギ」の世界と「虎に翼」の世

界が繋がった! あの茨田りつ子が、

いましたよ、こちらの世界にも。出て

きたら面白いなあと思ってはいたけ

れど・・・。やればできるんじゃんねw

 

朝ドラを見続けてきた醍醐味という

か、楽しさを感じた回でありました♪

同じ時代、たくさんのヒロインが同じ

時間に存在しているんだものね~。

良き良き。みんな元気で幸あれ~!

 

 

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