「虎に翼」第63回~第13週「女房は掃きだめから拾え?」 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「虎に翼」 第63

第13週「女房は掃きだめから拾え?」

 

 

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大庭家の相続問題は、

折り合いがつかず、

家裁に調停の申し立て

が行われました。

調停委員が、おのおのの事情や

希望の分割方法を聞き、助言や

提案をして、解決を目指していく

わけですが・・・。長男の徹太が、

主張を変えません。

 

長峰) 何と言うか、皆さん少々、

 頑固といいますか。

寅子) 頑固・・・。

根本) 長男の徹太さんが全く

 譲らず、自分が全てを相続す

 る、大庭家を守る、その一点

 張りでして。

長峰) この件に限らず、長男が

 相続を独り占めする案件の、

 まあ、多いこと多いこと。

寅子) 法律が変わったこと、

 その意義を知っているはず

 なんですけどね。

根本) まあ、知ると理解は、別物

 ですからな。そう簡単にこんこ国

 に染みついた、家制度の名残は、

 消えんということです。

 

**********

 

寅子) ああ~っ!

多岐川) 急にでかい声を出すな。

寅子) すみません。あ~。

多岐川) はあ・・・「あ~あ~」うる

 さい。せめてきちんと言葉にしろ。

寅子) したくてもできないんですよ。

 裁判官としての守秘義務です。

多岐川) ん? こじれてるのか?

 なら調停は不成立になる。

 その時こそ君の出番じゃないか。

 審判で決定を出す役目が待って

 るんだから。

寅子) でもその時は、立場上

 友達の味方はできません。

多岐川) そりゃそうだ。じゃあ

 君にできることは何もない。

 弁護士を信じたまえ。

寅子) そう、ですよね・・・。

 

**********

 

轟) あとは任せておけ。

 梅子さんはここまで耐えたんだ。

 当然、遺産をもらう権利がある。 

 息子さんとは、うまく交渉できる

 よう策は考えるからな。

梅子) 私はともかく、遺産が息子

 3人に、平等に相続されるように

 したいの。長男の徹太は、夫に

 うり二つの性格に。次男の徹次

 は、戦地から戻って、より酒に溺

 れてひねくれてしまった。三男の

 光三郞はお人よしがすぎる子で

 ・・・。それぞれ心配なところがた

 くさんあるの。だからこそ、3人手

 を取り合って生きていってほしい。

轟) どんな子でも、

 自分の息子はかわいい、か。

梅子) そうなっちゃうのかしらね。

 とにかくね、息子たちの誰かが、

 損することのないようにしたいの。

 お願いします。

 

**********

 

(夜遅く帰宅した寅子が、

優未の寝顔を見つめている)

(そばに座る花江)

花江) かわいいわね。

寅子) うん、かわいい。

花江) お夜食食べるでしょ?

寅子) ありがとう、頂こうかな。

 

**********

 

(やぶけたいなり寿司)

花江) そのおいなりさんね、

 道男君が持ってきてくれた

 のよ。練習で作ったからって。

寅子) アハハ、どうりで。

 私が作ったおいなりさん

 みたいだもの。

(笑い声)

花江) かわいいわよね。

寅子) フフフ。

花江) お漬物も切ろうかしら。

(花江を目で追う寅子と直明)

(そばで読書をしている直人)

寅子) 随分ご機嫌ね。

直人) 道男が来たからだよ。

寅子) おばあちゃんに代わって

 気にかけているんでしょ。

直人) 俺には分かる。

 恋は人を笑顔にする。

(笑い声)

寅子) 花江が、道男を? まさか!

直人) 昔おばあちゃんも言ってた。

 「まさか寅子と優三さんが一緒に

 なるなんて。人間、何があるかわ

 からない」って。

(犬の遠吠え)

(おいなりさんを頬張ったまま

半笑いの寅子)

寅) んっ・・・。

(犬の遠吠え)

 

**********

 

<大庭家>

梅子) はいこれ。

 お父様のお知り合いでね、

 事務仕事の手伝いを探して

 いらっしゃる方がいて、

 徹次さんにどうかと思って。

徹次) だから、傷が痛むんだよ。

梅子) お勤めは、毎日じゃなく

 てもいいんですって。

徹次) 俺のことなんて

 どうでもいいくせに。

梅子) そんなわけないでしょ。

徹次) うそだね。

 俺を置いて逃げたくせに。

梅子) それは・・・。

(光三郞が来る)

光三郞) 僕覚えてるよ。

 あの日、徹次兄さんが母さんと

 一緒に行きたくないって言った

 んじゃないか。

梅子) 光三郞。

徹次) だとしても子供を置いて

 逃げるだなんて!

梅子) そうよね・・・ごめんなさい。

徹次) 謝れば済むと思って!

 今思えばあそこから俺の

 人生狂いだしたんだ!

光三郞) お願いもうやめようよ!

 これ以上、お父さんたちのまね

 してお母さんいじめるのは。

徹次) 俺は別にいじめてなんて・・・。

光三郞) なら昔みたいに戻ろうよ。

 一緒に、お母さんが握ってくれた

 お握り食べてた時みたいに。

 

**********

 

そしてまた、

調停が行われる日が

やって来ました。

「話がこじれそうだから」、

と調停員に頼まれて、

今回は裁判官寅子も、

出席しています。

 

根本) では、長男の徹太さんは、

 遺産全てを相続する代わりに、

 ご家族の面倒を見ていくおつも

 りだと。

徹太) ええ。恥ずかしながら、この

 中でまともに社会を出て働いてお

 りますのは私だけです。まあ恐ら

 く彼らでは、遺産の管理できない

 かと。

徹次) そうやってすぐ

 人のことバカにして!

光三郞) やめてよ。

 ごめんなさい、続けてください。

長峰) では、続いては、

 大庭常さん、お願いします。

常) 私は、徹太には面倒を

 見てほしくない。

徹太) はっ? 

 何を言ってるんだよ!

 おばあちゃん。家督を継ぐのは

 俺って言ってたじゃないか!

寅子) 落ち着いてください。

常) 梅子さん、

 あなたが悪いんですよ。

梅子) 私、ですか?

常) あなたが徹太の嫁を

 きちんとしつけないから。

 あの嫁は口答えばかりで、

 私のことをバカにしている。

 あの子の世話になんか、

 絶対になりたくない。

徹次) 確かに、

 義姉さんきついからな。

徹太) お前は黙ってろ!

長峰) では、どなたの扶養に

 入りたいと、お考えですか?

常) そうね・・・光三郞がいい。

光三郞) 僕?

常) だから、光三郞に、より

 多く相続してちょうだい。

徹太) こいつはまだ

 学生じゃないか。

常) あと数年もすれば立派な

 弁護士になりますよ。それに、

 光三郞が行くところには、

 梅子さんもついていくでしょう?

 何せ家出の時も、一緒に連れ

 ていくくらいかわいがっていま

 すからね。今までどおり、私と

 光三郞の、世話をしてもらいま

 しょう。

梅子) ちょっと待ってください

 お義母さん。光三郞の気持ち

 を無視して、勝手なことを言わ

 ないでください。

光三郞) いいよ。僕は。

梅子) 光三郞?

光三郞) 僕も、お母さんとおば

 あちゃんを、お兄さんたちには

 任せられない。

徹太) お前・・・。

徹次) 言うねえ。

常) 光三郞・・・。

光三郞) ただし、おばあちゃんが、

 「お母さんに意地悪しない、命令

 しない」って約束してくれるならね。

常) 光三郞、おばあちゃんは

 意地悪だなんて・・・。

光三郞) 約束、できる?

 僕、もうお母さんにつらい思い

 してほしくないんだ。

常) いいですよ、約束しましょう。

 

**********

 

(寅子と向き合った調停委員)

長峰) いや~立派な坊ちゃんでし

 たね。お母さんを守るんだという、

 強い意志を感じました。

根本) しかし、長男は到底納得し

 ませんよ。このままじゃ、審判に

 回さざるをえん。

長峰) 佐田さん?

寅子) あっごめんなさい。

 続けてください。

根本) あとは、次男の徹次さん。

 

梅子が女子部で学んでいた

のは、子供たちのため。

離婚して、親権を手に入れて、

自分の手で、子供たちを育て

たいと思っていたからでした。

 

**********

 

<家庭局のある法曹会館の屋上>

(1人ベンチに座る寅子)

 

離婚も、親権を得ることも

できなかったけど、

光三郞ちゃんのこと、

立派な青年に育てたんだね。

それだけで、うれしくて

しょうがない寅子です。

 

(全身から喜びがはじける)

寅子) ああ~っ!

(こっそり寅子を見る小橋たち)

多岐川) あ、ちょっとごめん。

 何やってんの。ああ佐田君。

 「あ~あ~」言ってるとこ悪いが、

 君に言わねばならんことがあっ

 てな。

寅子) ご心配なく。審判になっ

 ても私情に流されたりは決して

 いたしません。

多岐川) 俺が言いたいのは、

 今度俺と一緒に、ラジオに

 出てもらうってことだ。

寅子) あっ、そうですか。

 分かりました。

 えっ、ラジオ!?

 

**********

 

花江) すごいわ、ラジオだなんて。

寅子) 家裁の広報月間の一環でね。

 まあ、あくまで私は多岐川さんの

 おまけだけどね。

花江) だとしてもすごいわ。絶対に

 家族みんなで聴きましょうね。

寅子) フフフ。

花江) ねえ、何を着ていくの?

寅子) 特に考えてなかった。

 ラジオは声だけでしょ。

花江) 駄目よ。特別な日は

 着飾らなくちゃ。だって、

 その方が楽しいじゃない?

寅子) フフッ・・・それもそうね。

(あくびをする寅子)

寅子) 私も何か手伝う。

 何すればいい?

花江) トラちゃんは早く寝て。

 疲れたでしょ、健康第一よ。

寅子) でも・・・。

花江) いいから。

寅子) じゃあ今日はお言葉に

 甘えさせてもらおうかな。

花江) うん、おやすみなさい。

寅子) おやすみ。よいしょ~。

(ポツンと1人、

縫い物を続ける花江)

 

**********

 

超簡単感想で♪

 

寅子~あくびをしてからのお手伝いの

申し出はないわ~。いいよとしか言え

ないわ~w 花江ちゃんに甘えすぎ~。

梅子さんの相続問題も、花江ちゃんの

過剰労働問題も、解決しますように~。

 

 

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