「虎に翼」第7回~第2週「女三人寄ればかしましい?」 | 日々のダダ漏れ

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「虎に翼」 第7回

第2週「女三人寄ればかしましい?

 

 

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花江) どうかした?

直道) 俺には分かる。

 トラのやつ、もって、3日だな。

(ニヤリと笑う直道)

 

**********

 

直道の予想は・・・

やっぱり外れて、

寅子が女子部に入学して、

早1週間がたとうとしていました。

 

新入生たちは、

3クラスに分かれて、

授業を受けています。

 

涼子) Good morning, トラコちゃん。

寅子) ご機嫌よう涼子様、玉ちゃん。

玉) おはようございます。

寅子) おはよう。

 

華族の、桜川涼子。

 

弁護士の夫を持つ、

最年長の、大庭梅子。

 

朝鮮から日本に住む兄を

頼ってやって来た、

留学生、崔香淑(さいこうしゅく)。

 

そして、尻餅の寅子。

この4人は、クラスで何とな~く

扱いにくい一波としてまとまり、

何とな~く、一緒にお昼を

食べる仲となっていました。

 

友達と言っていいか、

微妙な距離感で、

何をしゃべっていいか分からず・・・。

話題は・・・。

 

梅子さんおいしいです。

梅子) あらよかった。

 それにしてもいいお天気ね。

涼子) 本当ね。So beautiful.

(窓の外を見る4人)

(読んでいた本を閉じるよね)

(机をたたく音)

 

扱いにく~い一派からも、

扱いにく~く思われている彼女、

名前を、山田よねといいます。

 

**********

 

さて、肝心の授業ですが・・・。

 

六法と呼ばれる、憲法、民法、刑法、

商法、民事訴訟法、刑事訴訟法に

始まり、哲学、社会学、心理学など

などを学んでいます。

 

**********

 

(自宅で復習する寅子)

寅子) 憲法とは・・・。

 まず国家・・・。

(長~いあくび)

 

**********

 

<授業中>

(睡魔に負ける学生)

よね) 出てけ!

(一喝し、授業に集中するよね)

(よねを観察する寅子)

 

**********

 

女性用トイレは、

女子部校舎と、図書館に

2つしかありませんので、

休み時間はこのとおりです。

 

(行列から抜ける寅子と梅子)

 

**********

 

(走る寅子と梅子)

梅子) 去年まで、図書館にも

 お手洗いなかったらしいわよ。

寅子) ええ~! 図書館、

 どっちでしたっけ?

梅子) ああ~! こっちだ!

 やだ~!

 

**********

 

寅子) こんにちは。

老人) ああ、どうも。

三河屋) こんにちは。

老人) よく堂々としてられるなあ。

三河屋) 聞こえますよ。

山根) トラちゃん。気を確かに。

 新聞のことなんか

 気にしちゃ駄目よ。

寅子) はて?

 

**********

 

<家の中>

(新聞の切り抜きを見る寅子)

寅子) 「女に法律? 全国の変わり者

 乙女たち一同に会す」。えっ、何これ?

直言) ほら、こっちの新聞なんて、トラ

 がもっと大きく取り上げられててね。

(穂高と並んだ写真もある)

寅子) 「穂高重親教授は、『法律を味方

 につけてほしい』と近くにいた新入生に

 力説するも、新入生は、『意味が、理解

 できているか怪しい』と困り顔。やはり

 女に法律は無理なのか・・・。」

 

(回想)

寅子) 先生のおっしゃる味方という意味

 を、完全に理解できているか怪しいの

 ですが・・・より一層、勉学に励もうと思

 いました。

 

寅子) はあっ!?

直言) なあ?

 

そこをそう切り取るかね?

 

はる) あ~! ちょっと、寅子に

 見せるなって言ったでしょ。

直言) いやいや・・・・だってトラに

 お願いされたからさあ。

(寅子の鼻息)

はる) 寅子・・・寅子。

直言) トラ?

 

**********

 

<弁当の時間>

梅子) あの新聞読んでなかったの?

香淑) うん。それにびっくり。

寅子) よくあれを読んで

 普通にしてられますね。

涼子) 好き勝手書かれることには

 私慣れておりますの。

寅子) 涼子様はそうかもしれない

 けど・・・。いや、こういうことには

 慣れちゃいけないというか。

涼子) そうね。本当はそうよね。

梅子) まあでも、女子部に入る時に、

 ある程度は予想できたことというか。

香淑) うん、そうですよね。

寅子) はて?

(鉛筆の芯が折れる音)

(ノートに鉛筆を突き立てるよね)

(泣き声)

寅子) えっ?

 

**********

 

(また、中山が泣き崩れている)

中山) (泣)

女性) 落ち着いて。

女性) 中山さん。

女性) 気を確かに。

女性) 大丈夫ですよ。

女性) 涙を拭いて。

女性) 大丈夫よ。

寅子) あの、先輩方・・・。

久保田) すまない。心配をかけたね。

寅子) ああいや・・・。

久保田) 中山君、泣くのはやめよう。

 泣いても状況は変わらない。

涼子) どうかなさったの?

久保田) 先ほど先生方が話してたの

 だが、法改正が延期になる見通しだ

 そうだ。

寅子) 法改正?

久保田) 今の議会で、婦人の弁護士

 資格取得が、法律上でも認められる

 はずだったのに。

涼子) そんな・・・。

久保田) 無念だ。

梅子) まあ、

 そんなことだろうと思った。

(笑ってみせる梅子)

 

何・・・この、

最初から諦めてました感は。

 

寅子) あの、今回は残念でしたけど、

 また次の議会では通過しますって。

中山) 去年の議会でも言われて

 たの、絶対に法改正されるって。

寅子) でも、次は、

 分からないじゃないですか。

(微笑む寅子)

中山) (泣)

久保田) 中山君。

よね) メソメソヘラヘラ、

 メソメソヘラヘラ! 

 全員うっとうしい!

 やめちまえ。

(教室にカバンを取りに行き、

 出て行くよね)

梅子) よねさん!

 まだ授業があるわよ?

(寅子も飛び出す)

香淑) トラちゃん!

 

**********

 

なぜだろう?

自然と足が動いていました。

 

(通りに飛び出す寅子)

寅子) ごめんなさい! すみません!

(よねを追いかける)

(探偵のようにちょこちょこ隠れる寅子)

(ハンチングをかぶり、

 路面電車に駆け込むよね)

(混み合った車内に寅子も乗り込む)

 

**********

 

(大股でグングン歩くよねを、

 小走りに尾行する寅子)

 

よねを尾行した先に

たどりついたのは、

裁判所でした。

 

(ポカンと見上げる寅子)

 

**********

 

(とことこ中に入っていく寅子)

(正面に、ド~ンと、重厚で、

 威厳のある大階段)

係官) 君! 何をしている!

寅子) えっ?

係官) 下に行け下に!

寅子) あっ、ごめんなさい、

 勝手が分からなくて。

係官) 早くしないかあ~!

寅子) は~い!

(薄暗い半地下へ下りる)

係官) ちょっと!

寅子) わっ!

係官) 受付!

係官) 受付!

係官) 受付!

 

裁判所って、圧強めすぎでは?

 

笹山) お嬢ちゃん。

 もしかして、傍聴をご希望かい?

寅子) えっ。

 

いつの時代にも、心優しい、

おせっかいおじさんが

いるものです。

 

笹山) おいちゃんさあ、近くで、笹寿司

 って寿司屋やってんだけどね。弁護士

 や、検事と話合わせるために、傍聴行

 きだしたら楽しくなっちゃってさ。あっ、

 でもいいのかい? 今日はもうつまん

 なそうな、民事の裁判しか残ってない

 けど。

寅子) はい。

笹山) そうかい。

 ここで、待つんだよ。

(廊下の長椅子に、よね)

(法廷を出た原告が通り過ぎていく)

(寅子を睨んでいるよね)

係官) 第2号法廷まもなく開廷する。

 傍聴人は入廷するように。

(法廷へ向かうよね)

(続く寅子)

寅子) ご親切に、

 ありがとうございました。

(寅子を見送る笹山)

笹山) 法廷では、静かにね。

 

**********

 

(係官に続くよね。ついていく寅子)

 

寅子、法廷へ、

いざ参らん。

 

(荘厳な階段や天井を、

キョロキョロ見回す寅子)

 

・・・です。

 

**********

 

女子部を作るならトイレも増設してくれ~。

想像しただけで恐ろしいよ、トイレ不足は。

とても重要なことなのにね、避難所対策と

いい、トイレ対策への意識が低いすぎるよ

この国は。新聞の扱いといい女性を人間

と認識していないんだろうね、この時代は。

 

法改正の延期というのも他人事ではない

というか・・・昔の話に思えない。今もなお、

改正されていいはずの法律は沢山ある。

訳の分からない理屈で、女性の自由を阻

む男たちはいまだに根強く存在するのだ。

昔もひどいけど、今も戦っている最中なん

だと・・・ちょっとため息が出てきてしまうよ。

 

よねを追って裁判所にたどりつく寅子。流

れで裁判を傍聴することに。なるほどね。

これは面白い展開になりそうだし、すごく

勉強になりそう。今まで知らなかったけど、

知るべきだったことを知ることができそう。

実に興味深い、奥の深い脚本の予感~。

 

 

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