「舞いあがれ!」第69回~トビウオは、水ん中おってもトビウオや | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

舞いあがれ! 第69
第15週「決断の時」
トビウオは、水ん中おってもトビウオや

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

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「日々のダダ漏れ」

 

 

めぐみ) 今、この会社を、丸ごと引き

 受けてくれるとこ、探してます。

 

めぐみさんは、悩んだ末、

会社を畳むことに決めました。

 

めぐみ) それから…。

 信金の方々が、工場を見に来られます。

 何や、落ち着けへんことや思いますけど、

 いつもどおり、仕事、してください。

一同) はい。

めぐみ) はい。

尾藤) 何で信金が?

相良) この工場にどんだけの価値が

 あるか、視察に来んねがな。

尾藤) はあ…。値踏みですか。

相良) そういうこっちゃ。

 

**********

 

<夜・岩倉家>

祥子) 明日、帰ろうかと思っちょる。

 家のこともせんばやし、船の仕事も

 あるけん。大丈夫ね?

めぐみ) およ。来てくれて、あっがとう。

 ざぁまに、助かった。

 船の仕事、大変じゃなかと?

祥子) 平気たい。40年も続ければ、

 休んじょる方が落ち着かんとさ。

めぐみ) 浩太さんも、

 同じことば言っちょった。

 母ちゃん。父ちゃん死んだ時、どう

 して、船ば引き継ごうと思ったと?

祥子) 一緒になってからず~っと、

 雄一さんとあん船で漁に出とった

 けん。どうしても売る気になれんか

 ったとさ。雄一さんとの思い出が、

 ざぁまに詰まっちょる。あん船に乗

 れば、今もまだ、2人で働いちょる

 気がすっとさ。

(微笑むめぐみ)

 

**********

 

<カフェ・ノーサイド>

久留美) そっか…

 工場なくなんのか…。

舞) うん。

久留美) おばちゃん、大丈夫?

舞) 忙しくしてるけど、しんどいと思う。

久留美) そやろなぁ…。

舞) もっと、お母ちゃんの力になり

 たかったのに…。悔しいわ。

(舞を見る貴司)

舞) 柏木さんにな…パイロットに

 なんのが、親孝行や言われた。

久留美) うん。

舞) けど、お母ちゃん置いて、私だけ、

 前に、進んでええんやろか…。

久留美) え…待って。

 パイロット、諦めるつもり?

 諦めて、舞に何ができるん?

貴司) 久留美ちゃん。

久留美) ごめん、言い方悪いな。

 せやけどな、舞には自分のやりたい

 こと、諦めんといてほしいねん。

舞) 私は…。

 お母ちゃんを助けたい。

 工場なくなんのも嫌や。

 今は、それしか考えられへん。

貴司) ほな、そないしたらええやん。

 誰かのために頑張ってる時の

 舞ちゃん、幸せそうやし。

久留美) ちょっと…

 そんな簡単に言うて。

貴司) あんな、トビウオは、水ん中

 おってもトビウオや。

久留美) どういう意味?

貴司) 歌人に解説求めんのは

 野暮やで。

久留美) もう嫌やわぁ、

 文豪みたいなこと言いだした。

 なあ。

舞) ありがとう。

 

翌朝、貴司君は、祥子さんと一緒に、

五島へ帰っていきました。

 

**********

 

<夕方・事務所>

舞) あ…お疲れさんです。

山田) お疲れさまです。

舞) お疲れさんです。

(事務所に入り、浩太の席を見る舞)

(机に触れ、椅子に座舞舞)

(足元に、ダンボール箱)

(中に、何十冊ものノート)

 

(回想)

浩太) 歩みノートは?

 岩倉螺子製作所が株式会社

 IWAKURAになった時からな…。

 ねじのアイデアとか、これからの

 夢とか、何でも書いてんねん。

 

(ノートを見る舞)

 

ノート・浩太) 「昨夜、舞から、初フライトが

 うまくいったとメールあり。舞が夢に向か

 って一歩ずつ進んでいくのが嬉しい」。

 

(回想)

浩太) 舞は、パイロット目指して

 頑張ったらええね。

 

舞) ごめんな、お父ちゃん。

 

**********

 

<ホテルの一室>

舞) IWAKURAに、投資してください。

(頭を下げる舞)

悠人) 断る。

舞) 何で?

悠人) 投資家として判断したからや。

 会社続けるんやったら経営者になん

 のはおふくろやろ。無理や。

舞) 私が、そばで支える。お母ちゃん

 が社長になるんやったら、会社、

 手伝いたいと思てる。

悠人) お前なぁ、あんなちっちゃい

 工場のためにパイロットやめるとか、

 アホなんか?

舞) お兄ちゃんは、工場なくなるん、

 さみしないの?

悠人) 全然。

舞) 工場なくなってしもたら、もう、

 二度と取り戻されへんねんで。

悠人) それがどないしてん。

舞) あとから悔やんでも遅いんやで。

 ケンカしたまま、二度と会われへん

 ようになったんとおんなじで。

 お兄ちゃん。

悠人) はよ帰れ! 俺は忙しいねん。

舞) もうええわ。

 私とお母ちゃんでなんとかする。

悠人) そらよかった。

 俺もそれどころちゃうからな。

 

**********

 

<舞の部屋>

(ノック)

めぐみ) 舞?

(部屋で、机に突っ伏して眠っている舞)

めぐみ) 舞。

(机の上に浩太の歩みノート)

(手に取るめぐみ)

 

**********

 

<リビング>

(めぐみがノートを読んでいる)

 

(回想)

浩太) チャレンジも続けます。

 ほんで、ゆくゆくは、飛行機に、

 うちの部品を載せたい、思てます。

笠巻) 飛行機好っきゃな。

(笑い声)

 

(ノートから顔を上げ、ダイニングテー

 ブルの浩太の席を見つめるめぐみ)

 

**********

 

舞) おはよう。

めぐみ) おはよう。

 ベッドで寝な、疲れ取れへんよ。

舞) うん、ホンマやな。気ぃ付けるわ。

 こんなはよ行くん?

めぐみ) うん。視察、来はる前に、

 ちょっと、掃除しとこ思て。

 

**********

 

(工場へ向かうめぐみと舞)

舞) お母ちゃん、開いてる。

(半分ぐらいシャッターが

 上がった入り口)

舞) 何やろ…。

 

**********

 

(工場の中に入る2人)

垣内) あっ、億さん。

一同) おはようございます。

めぐみ) あら…どないしたん。

笠巻) 社長が残したもんを最高の

 状態で見せんとあかんよってな。

藤沢) それが、

 IWAKURAのプライドです!

宮坂) 手ぇ止まってんで!

 ええ仕事は機会の手入れから

 始まんねんで!

一同) はい!

舞) 私も手伝います。

(めぐみの目に涙があふれる)

 

**********

 

<視察の始まった工場>

男性) これは?

土屋) めちゃくちゃストロークが長い、

 転造設備です。社長が入れてくれ

 はった、ええ機械なんですよ。

男性) 立派なもんですな。

土屋) はい。

支店長) 活気がありますね。

大西) 皆さん、誇りを持って

 働いてはります。

(従業員一人一人を見つめるめぐみ)

(そばに立つ舞)

舞) お父ちゃんが元気やった頃

 みたいやな。

恵) うん。

 舞。お母ちゃん、間違うてた。

舞) え?

めぐみ) 会社…。

 潰せへん。続ける。

舞) うん。

(涙があふれる目で微笑む舞)

 

**********

 

公式のTwitterに載せてくれていたので、

歩みノートに書かれていた文章を↓

 

8月12日

今日は岩倉螺子製作所が株式会社

IWAKURAに生まれ変わった大事な

記念日。今日のこの気持ちを忘れん

ように、そしてこれからのIWAKURA

の成長のために日々の歩みをこの

ノートに書いていこうと思う。今日新

しい工場の前で飛行機にうちの部品

を載せたいと言うたときの皆の笑顔。

僕はお客さんだけやなく皆に支えら

れて今日まで来られタンやと実感し

た。素晴らしい仲間と夢に向かって

進んでいけることを本当に嬉しく幸せ

に思う。

 

4月11日
昨夜舞から、初フライトがうまくいった

とメールあり。舞が夢に向かって一歩

ずつ進んでいくのが嬉しい。どんな

パイロットになんのかほんまに楽しみ

や。僕は子どもの頃から飛行機が好

きで飛行機の部品を作るのがずっと

夢やった。せやけどこの年になって

新しい夢ができた。舞が乗る飛行機

にIWAKURAの部品を載せたい。舞が

安全に安心に飛べる部品を作りたい。

それが僕の夢で僕にできる応援やと

思う。

 

パイロットを目指して頑張ったらええと言って

くれた父の言葉、歩みノートの言葉を大事に

してほしかったけど、貴司君の言う通りに…。

 

トビウオは、

水ん中おってもトビウオや。

 

舞は舞なんだよね~。良くも悪くも。空を飛ぶ

舞も、飛ばない舞も、舞なのだ。そしてまさに、

 

誰かのために頑張ってる時の
舞ちゃん、幸せそうやし。

 

…なんだよねえ。だからこうなることは分かっ

ているんだけどね。だって、そういう子だから。

そして嫌になるぐらい、いろんな立場、目線の

人が出てくれちゃうので見ている方もしんどい。

向かい風が大事なのは分かっているけれど、

向かい風が過ぎるわ。でも見守るけどね~♪

 

 

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