「舞いあがれ!」第49回~私、教官に負けたくないんです | 日々のダダ漏れ

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舞いあがれ! 第49
第10週「別れと初恋」
私、教官に負けたくないんです

 

 

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柏木) 俺は大河内教官から絶対
 に逃げない。俺たちが逃げたら、
  フェイルした水島は何だったんだ。
 大河内教官を見返してやる。

 

**********

柏木) 俺…お前のことが好きだ。
 じゃあ。いって…。

(テーブルに頭をぶつける柏木)
舞) 大丈夫ですか…。
柏木) ソロフライト、頑張ろうな。
舞) はい。
柏木) じゃあ。

 

**********

 

Firstーsolo

ファースト・ソロ

 

管制官) 「(英語)JA01TC、風向きは

 南東、風速4ノット、滑走路17からの

 離陸を許可します」。

舞) 「(英語)JA01TC、

 滑走路17から離陸します」。

柏木) 頑張れよ。

(運行管理室に柏木と大河内)

 

**********

 

舞) 行きます。

(センターラインに沿って、

 滑走路を走る)

舞) 73、rotation.

(機体が浮き上がる)

 

**********

 

舞) 「(英語)JA01TC、

 ダウンウィンドに入りました」。

管制官) 「(英語)JA01TC

 ベースに入ったら報告してください」。

舞) 「(英語)JA01TC

 ベースに入ったら報告します」。

(いつも大河内のいた

 右隣の席を見る舞)

舞の心の声) 一人で飛んでる…。

 信じられへん。けど、やっぱ怖いな。

舞) Leftside clear. Roll in.

(左に旋回する)

舞) 「(英語)JA01TC 

 ベースに入りました」。

管制官) 「(英語)JA01TC 滑走路17

 に着陸することを許可します。風向は

 南南東、風速は5ノットです」。

舞) 「(英語)JA01TC 

 滑走路17に着陸します」。

舞の心の声) いよいよ着陸やで。

 

(回想)

大河内) 努力しても、パイロットに

 なれない学生はいる。

 

舞の心の声) そんなことない。

 努力は報われんねん。

 

**********

 

<運行管理室>

管理官) 心配だねえ。

 この子一回もセンターラインに

 乗せたことないもんねぇ。

柏木) 大丈夫です。岩倉学生は、

 ずっと努力してきたので。

(管理官を見つめる柏木)

(訓練機を見つめる大河内)

 

**********

 

(滑走路が近づく)

舞) 大河内教官、見といてや。

 Power idle!

(センターラインから右へずれる)

舞の心の声) あかん!

 

**********

 

倫子) はいいくよ。はいチーズ!

 

最初のソロフライトを終えると、

ウイングマークが与えられます。

これはパイロットに一歩踏み出した証し。

学生にとっては、憧れのバッジなのです。

 

山下) Say cheese!

(シャッター音)

山下) Oh good photo!

(訓練機の前でウイングマークを付けた

 吉田、中澤、倫子の写真を撮る山下)

 

舞ちゃんも、ウイングマークを

もらうことができたのですが…。

 

(顔が暗い舞)

柏木) 岩倉。

 落ち込んでるのか?

舞) (首を横に振る)

 悔しいんです。

(大河内が通りかかる)

柏木) 岩倉。

舞) 大河内教官。

大河内) 何だ。

舞) 私に、着陸の特訓、

 お願いします。

大河内) 特訓?

舞) はい。

大河内) ほかの学生と訓練の

 進み具合に差が出るが…。

舞) 構いません。

 私、教官に負けたくないんです。

大河内) 分かった。

(去って行く大河内に向かい、

 頭を下げる舞)

 

**********

 

舞ちゃんがソロフライトを終えた

その日、東大阪では…。

 

(岩倉家の前に立つ、スーツ姿の男)

(隣へ向かう)

 

**********

 

<うめづ>

梅津) はいいらっしゃい。

雪乃) いらっしゃい。悠人君。

悠人) はあ~ええ匂い。やっぱ

 大阪帰ってきたらうめづやなぁ。

梅津) 悠人君久しぶりやな。

雪乃) うれしい! 座って!

 いや~もうめぐみさん喜びはるわぁ。

悠人) ああ今日は仕事で来てん。

雪乃) ああそう。

悠人) お好み食べたらすぐ帰んで。

雪乃) えっ。

悠人) おっちゃん豚玉。

梅津) はい。

 

**********

 

(テーブル席の鉄板で豚玉を食べる悠人)

雪乃) (小声で)家隣やのに、

 何で帰れへんねやろな。

梅津) よその家のことに首突っ込ま

 んでええねん、アホやな。

雪乃) あっそう…いや…。

梅津) 何や。

雪乃) 余計なお世話やったかな。

 めぐみさんとこ電話してしもた。

梅津) お前…。

めぐみ) こんばんは。

梅津) こんばんは。

雪乃) 悠人君ごめんな。

悠人) さすが下町の連絡網。(ため息)

めぐみ) 何やの、ため息なんかついて。

 

**********

 

(のれんをしまう雪乃)

めぐみ) 雪乃さん、ごめんなぁ、

 もう閉店やのに。

雪乃) ああもう気にせんといて。

 ゆっくり話しいな。

 

**********

 

めぐみ) 帰ってきてんねやったら、

 何で連絡してくれへんの?

悠人) 商談で寄っただけやから。

めぐみ) なあ、悠人、仕事のことは

 舞から聞いてる。けど、何で私ら

 にはいっこも話してくれへんの?

めぐみ) お父ちゃんも

 心配してんねんで。

悠人) へえ~心配なぁ。聞いてんで。

 めっちゃ借金して、新しい工場建て

 んねやろ? ようやるわ。

めぐみ) 工場のことは関係あれへん。

 どんだけ忙しかっても、悠人と、舞の

 ことは、ずっと考えてはる。

悠人) ああそう。まあでも、俺の仕事

 のことは心配せんでええから。

めぐみ) 仕事のことなんか

 どうでもええねん。

悠人) は?

めぐみ) 悠人。寂しないの?

悠人) 何言うてんねん。

めぐみ) 仕事、大きすんのはええ。

 けど、その仕事の先に、悠人がホンマ

 に手に入れたいもん、あんの?

 お母ちゃんは、悠人に、幸せになって

 ほしい。けど、今の悠人は、幸せに 

 やってるように見えへん。ホンマは、

 苦しいのと違うか?

悠人) 訳の分からんこと言うなや。

 俺はな、もうおやじやおふくろの手の

 届かんところまで来てんねん。小さい

 工場で金に苦しんでるあんたらとは

 ちゃうねん。

(テーブルに、1万円札を置く悠人)

めぐみ) 悠人!

(出て行く悠人)

 

**********

 

一方、舞ちゃんは…。

大河内教官の下、苦手な着陸を克服

 するための特訓が、始まりました。

 

舞) Power idle!

(着陸する)

(車輪がバウンド)

大河内) 判断が遅いから

 スピードが大きい。

舞) はい。

大河内) パスも高い。

舞) はい。 Max power.

(再び離陸)

 

**********

 

大河内) いつも設置前の高い位置で

 失速しそうになる。なぜだ?

舞) 機首を上げる幅が大きいからです。

大河内) どうして上げ幅が大きい。

 フライト中に考えてる暇はない。

舞) はい。

 

**********

 

舞の心の声) 機首の上げ幅を、

 小さく…小さく…。

(センターからずれて着陸)

大河内) 着陸は体感しかないんだ。

舞) はい。

 

**********

 

(再度、着陸)

舞の心の声) もう!

 

**********

 

(上空を旋回し、滑走路へ)

 

そして、ついに…。

 

舞の心の声) 今日こそ…今日こそ…。

 

舞) いきます。 Power idle!

 

舞ちゃん、やりました!

見事センターラインに着陸しました。

 

(そっと舞を見る大河内)

(無表情の舞)

 

**********

 

<学生寮>

倫子) ねえ舞、今日の着陸見たよ。

 すんごいきれいに着陸できてた。

 特訓の成果だね。

(背を向け、ベッドに寝た舞)

倫子) 舞? 舞。

 熱あるじゃない。ちょっと待ってて。

 すぐに冷やすもの持ってくるから。

舞) いや…。

 

舞ちゃんは、

厳しい訓練の無理がたたり、

熱を出してしまいました。

 

**********

 

大河内教官を見返してやる、逃がさないと

言う柏木と…教官に負けたくないと言う舞。

君たちは、一体何と闘っているんだい!?

 

おそらく、当初の脚本の意図どおりに、ワイ

ルドでわかりやすい鬼教官キャラだったら、

柏木と舞の言うところも共感できたのかも。

でも、それではきっと、あまりに陳腐で、見

続けるのがきつい状況だっただろうと思う。

そしてもしかしたら、世代的な感覚の違い

もありそうな気もしている。昔はパワハラと

言う言葉もなかったし、偉そうに怒鳴るば

かりの人も確かにたくさん存在してたしね。

リアルに鬼教官、鬼教師をイメージできる

世代と、全くなくなってはいないだろうけど、

ハラスメントの概念を子供の頃から知って

いる世代とでは、感じ方は違うのかも、と。

 

努力は報われてほしいけど…努力だけで

はどうにもできない「適性」もあるからねぇ。

向いてないっていうのは、成績とは別問題

であるからね~。とはいえ、まだまだ冷静

になりきれないのも、若者らしいんだけど。

 

そしてついに、きれいな着陸に成功した舞

ちゃん。子供の頃のように熱を出したよ~。

最近とみに迷走気味な舞ちゃんが、原点に

戻る時が来たのかな? 頑張れ舞ちゃん!

 

 

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