「舞いあがれ!」第47回~私ら、ここ出ても仲間です | 日々のダダ漏れ

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舞いあがれ! 第47
第10週「別れと初恋」
私ら、ここ出ても仲間です

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

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舞) 全員合格するぞ~!
一同) お~!


**********


一人で飛ぶソロフライト訓練への
難関が、プリソロチェックです。


舞) Power idle!
(着陸寸前)
舞の心の声) うわ! 右に流された!
(操縦かんに手を伸ばす大河内)
舞) Go Around!
(手を引っ込める大河内)
大河内) ゴーアラウンド了解。

舞ちゃんは、1度目に着陸できず、
再度チャレンジしましたが…。


舞) Power idle!

**********

<運行管理室>

管理官) ああ、ずれたなぁ。

柏木学生、水島学生も
プリソロチェックを終えました。
審査の結果はこのあと、
担当教官によって伝えられます。


**********

 

柏木) 起立。

(大河内を迎える3人)

柏木) 礼。

3人) よろしくお願いします。

大河内) よろしくお願いします。

(席につく一同)

大河内) 手短に言う。

 柏木学生、合格。

柏木) はい。

大河内) だが気を引き締めろ。

 野外航法の訓練では空域が広がる。

 これまで以上に地図を読み込め。

柏木) はい。

大河内) 岩倉学生。

舞) はい。

大河内) 合格。

舞) え…着陸ミス、

 してしもたんですけど…。

大河内) 一度目の着陸。

 急な横風でバランスをクズしたが、

 冷静に着陸を諦めたのは、いい判断

 だった。パイロットは己の実力を過信

 せず、何よりも危険回避を優先しなけ

 ればならない。岩倉学生はそれを実

 践できた。

舞) はい、ありがとうございます!

大河内) ただし、相変わらず機軸の

 修正ができていない。ソロフライト

 では一日も早く改善し、センター

 ラインに着陸できるようになること。

舞) はい。

大河内) 次、水島学生だが…。

水島) はい。

大河内) 不合格とする。

舞) え…。

大河内) 3日後私のもとで

 再審査を行う。以上。

柏木) 起立、礼。

3人) ありがとうございました。

(出て行く大河内)

 

結果、ほかの学生は全員合格。

水島学生だけが、

不合格となってしまいました。

 

**********

 

(部屋で練習をする水島)

水島) 60 engine instruments check.

 

**********

 

舞) プリソロチェック、

 どうやったんですか?

柏木) あいつ…。

 

(回想)

水島) V target 90.

  Engine instruments check.

  Fuel quantity.

管制官) 「(英語)JA01TC、

 上空で待機してください」。

水島) Roger.
 Rightside clear. Roll in.

(操縦かんを掴む大河内)

水島) え…。

大河内) 待機の要請だ。

 聞こえていなかったのか。

 

柏木) 水島は同時に複数の

 ことができない。

舞) そんなん私かて…。

柏木) 岩倉は違うんだ。

舞) 何がですか?

柏木) 岩倉は、

 無線を聞き逃した時、どうした?

舞) 恥ずかしいですけど、もう一度、

 お願いしますって、聞き直しました。

柏木) それでいいんだよ。

 間違えたらやり直すくらい慎重

 になる方がいい。でも水島は、

 聞こえたふりをしてしまった。

舞) このままやったら、

 フェイルになってまうかも…。

 あのうわさがホンマやったら。

 大河内教官が、学生を容赦なく

 フェイルにするって。

(部屋に入る柏木)

 

**********

 

水島) Gears up. Flaps up. Check

柏木) 今更プロシージャー

 なんて復習してどうする。

水島) ん? 柏木もやる?

 アハハハハ、な~んて。

柏木) ふざけんな。

水島) え…。

柏木) 今はふざけないでくれ。

 俺が管制官の役をやる。

 フライトをイメージしながら、

 テンパらずに受け答えろ。

水島) サンキュー。

  After takeoff checklist.

  Gears up. Flaps up. 

柏木) JA01TC join right traffic.

 

**********

 

(廊下で足を止め、教官室を見る舞)

舞) 失礼します。

大河内) どうした。

舞) あの…。水島学生は、これまで、

 本当に頑張ってきたんです。着陸

 なんて私より、全然上手ですし…。

 プレッシャーには、少し弱いところが

 あるかもしれませんけど、これから、

 だんだん、慣れてくると思います。

 水島学生の再審査、

 よろしくお願いします。

大河内) 勘違いするな。

舞) え?

大河内) 努力をしても、パイロットに

 なれない学生はいる。私がここに

 いるのは、そういう学生を落とすた

 めでもあるんだ。

舞) でも、まだこれから…。

大河内) 審査に私情は不要だ。

(机に向き直る大河内)

 

**********

 

3日後、水島学生の再審査

が行われました。

 

舞) 頑張って…。

 

**********

 

しかし…。

 

水島) ♪「ほたるの光 窓の雪

 書(ふみ)よむ月日」

 あっ、うるさい?

 

結局水島学生は、再審査で

挽回することができず、フェイル、

つまり退学となってしまいました。

 

**********

 

<舞と倫子の部屋>

舞) もっと、何かできたんと

 ちゃうかなぁ。いっつも元気

 もらってたのに。

倫子) それは、私も同じ。

 でもどうにもならないことはある。

 たとえどれだけ努力しても、

 届かない人もいるの。

 それくらい、厳しい世界にいるの。

舞) 大河内教官とおんなじこと言わ

 んといてください。私、そんなこと言

 う教官のこと、信じられへんのです。

 

**********

 

<柏木と水島の部屋>

水島) よし! 梱包完了!

(机に向かい、

 背を向けたままの柏木)

(部屋の隅に残した、食品の

 箱の中に父親からの手紙)

(手紙をポケットに突っ込む水島)

水島) なぁ柏木君、悪いんだけどさ、

 缶詰もらってくんね? ハハハハ。

 すげえ余っちゃって、ハハハ。

 いやおやじのやつ、俺が何やっても

 続かないこと知ってるくせに。

 あれじゃまるで卒業するまで寮に

 いるみたいじゃん。ハハハハ。

柏木) 卒業するまで、

 いる気だっただろ。

水島) え?

柏木) お前はそんな半端な

 気持ちでやってなかった。

水島) 何だよ急に。

(振り向く柏木)

柏木) なあ、素直に、

 悔しいって言えよ。(泣)

 

**********

 

(部屋の外に、中澤と吉田)

(倫子と舞も来る)

 

**********

 

柏木) 俺は…俺は悔しい…。

水島) ふざけんな、

 何でお前が泣いてんだよ。

柏木) お前は、おやじから逃げたくて

 ここに来たんだろ? でも今は違う。

 ここで必死に頑張ってるうちに、本気

 でパイロットになりたいと思った。

 そうだろ?

水島) だから何だよ。

 結局俺はのこのこおやじんとこに帰る。

 いくら本気になっても駄目なんだって

 分かっただけなんだよ。

柏木) お前は駄目なんかじゃない。

 おやじの代わりに言ってやる。

 俺が言ってやる。

 お前は絶対駄目なんかじゃない。(涙)

水島) (涙)何だよ…やめてくれよ。

 くそ…。(泣) 俺だって悔しいよ!

 せっかく、ここまで来たのに…。

 悔しいよ!(泣)

(ドアを開ける舞)

舞) 水島さん。

水島) (泣) みんな、ごめん…。

 こんなところで終わって、ごめん。

舞) 謝らんといてください。

 私ら、ここ出ても仲間です。

 ずっと仲間なんです。

水島) ありがとう、舞ちゃん。(泣)

(水島を抱きしめる柏木)

(舞も抱きしめる)

(涙の止まらない倫子たち)

 

**********

 

柏木学生、岩倉学生共に合格。そしてやっぱり

水島学生は不合格という結果に。いろいろと…

そりゃ駄目だろうポインとが多すぎたね。残念。

水島君の人柄は好きだけど、自分が乗る飛行

機のパイロットが彼でいいのかと問われれば…

ぜ~ったい嫌! 人の命を預かる職業の場合、

適性を重視することは、本当に大事。倫子の言

う通り、努力をしても届かない人はいるのよね。

 

倫子) でもどうにもならないことは

 ある。たとえどれだけ努力しても、
 届かない人もいるの。
 それくらい、厳しい世界にいるの。
舞) 大河内教官とおんなじこと言わ
 んといてください。私、そんなこと言
 う教官のこと、信じられへんのです。

 

まだまだ舞は甘ちゃんで、今後大河内教官に

言われたことを実感していくことになるのだろ

うけれど…。そういう展開のためなんだろうけ

れど…。私の中の舞ちゃんは、そのへんはわ

かっている子に育っていると思っていたよ…。

まあ、伸びしろはたくさんあるっていうことで!

 

誰よりも空気を読むムードメーカーだった水島。

彼が一番大人だったよね。そのせいで彼が抱

えていた問題に気付くのが遅れたわけだけど。

明るく振る舞っているからって、悩みがないわ

けじゃない。むしろ不安を隠すために明るく振

る舞う人も少なくない。水島とは真逆のタイプ

の柏木が、最後に水島の気持ちを思って泣け

る人にまで成長したことが、一番の収穫だった。


お前は駄目なんかじゃない。
おやじの代わりに言ってやる。
俺が言ってやる。
お前は絶対駄目なんかじゃない。

 

柏木学生が、どんどん人間くさくなっていく~。

きっと彼も、父親に対して何か複雑な思いを

抱えているんだろうなと思いつつ、もらい泣き。

仲間が…友達が出来てよかったね、柏木~。

 

 

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