「ちむどんどん」第86回~3人で同居しよう | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

ちむどんどん 第86
第18週「しあわせのアンダンスー」
3人で同居しよう

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

<閉店後のフォンターナ>

(奥の席で房子を前にした和彦と良子)

良子) お食事、

 とっても美味しかったです。

 あっ、これ、サーターアンダギーと、

 うちの母が作った、アンダースーです。

 よかったら召し上がってください。

房子) ありがとうございます。

 優子さんにもよろしく伝えてください。

暢子) あっ、お母ちゃんには、和彦君

 のお母さんとのこと、内緒だよ。

良子) 分かってる。

 何回も言わなくても。

和彦) 申し訳ない。母のことで、

 みんなに気を遣わせて

良子) あの~和彦君のお母さんにとっ

 て重要なのは、家柄や、学歴、釣り合

 いで、愛情なんか価値がないと。

和彦) うん。実際僕の両親の間には、

 愛情や信頼関係はなかったのかも。

 だから家族団らんや、いい思い出が

 ないんだ。

良子) う~ん…。うちらは楽しい

 思い出はいっぱいあるよね。

暢子) あるある。家族みんなで行った

 那覇のレストランとか。フフフッ。

房子) どんなお店?

暢子) 昔、和彦君のお父さんに

 連れてってもらったんです。

房子) へえ~。

暢子) 生まれて初めての

 外食だったよね。

良子) うん。

 和彦君は、家族で外食してた?

和彦) 外食はしたけど、両親がいつも

 ケンカになるから、あまりいい思い出

 はないかな。あっ、マーケット…。

暢子) マーケット?

和彦) 戦後すぐは、闇市と呼ばれてい

 た場所で、ぼんやりとしか覚えてない

 けど、何だか…。

 

**********

 

<青柳家>

(中原中也の詩集を手に、
 ソファーに座った重子)

重子) 「私は随分、苦労して来た。

 それがどうした苦労であつたか、

 語らうなぞとはつゆさへ思はぬ」。

(部屋に飾った、幼い頃の和彦の

 写真に目を向ける重子)

 

(回想)

和彦) 僕は母さんみたいな奥さん

 が欲しいわけじゃない。むしろ

 そんな女性は嫌だ。

重子) 絶対後悔します。

和彦) もうしてるよ!

 母さんの子供に生まれたこと。

 

重子) 「またその苦労が果して

 価値のあったものか、なかった

 ものか、そんなことなぞ、考へ

 てもみぬ」 (「わが半生」)

 

**********

 

<深夜の東洋新聞社>

和彦) 「色々のことがあったんです。

 色々のことをして来たものです。

 嬉しいことも、あつたのですが、

 回想されては、すべてがかなしい」。

 (「初夏の夜」)

(詩集から顔を上げる和彦)

 

(回想)

重子) 私の人生はつまらないのね。

 母さんの人生は否定するのね。

 

(ページをめくる和彦)

和彦) 「私の魂はたゞ、

 優しさを求めていた。それをさうと、

 気付いてはいゐなかった」。

 (「聖浄白眼」自分に)

(詩集を閉じる和彦)

和彦) 優しさを求めていた…。

 

**********

 

<あまゆ・2階>

良子) 忘れ物なし。

暢子) ごめんね。

 ゆっくり東京案内もできないで。

良子) ううん。

 うちの勝手で急に来ただけだから。

 顔が見られてよかった。

暢子) 心配かけているよね。

 でも、うちもネーネーに会えて 

 うれしかった。ありがとう。

良子) 本当はもっと、

 暢子の力になりたい。これは恩返し。

暢子) 恩返し?

良子) うちは、子供の頃から、一人で

 何でもやらないといけない、人に頼る

 ことは恥ずかしいと思ってた。

暢子) ネーネーは、優等生だったから。

良子) ううん。本当は弱くて、欠点だら

 けの人間だのに。今うちが幸せなのは、

 家族みんなのおかげ。何があっても、

 うちの味方でいてくれるから。もし、

 みんながいなかったら、空回りして、

 失敗ばかりだったと思う。

(良子を見つめる暢子)

良子) どうしたの?

暢子) うち、ネーネーの妹でよかった。

良子) やめて。もう、何で?

暢子) うちも、失敗ばっかりさ。

 もしかしたら、この結婚も…。

良子) 何で?

暢子) ん…和彦君の、お母さんの言う

 とおり、うちと和彦君は、釣り合わない。

 和彦君を、不幸にするかもしれない。

(暢子の肩を抱く良子)

良子) ありえん。

 暢子には値打ちがある!

暢子) どこに?

良子) 暢子と結婚できる人は幸せ。

 それはうち保証する。

暢子) 何で言い切れるわけ?

 うちはネーネーみたいに頭もよくない。

 歌子みたいに歌も上手じゃない。ただ

 の、食いしん坊だのに、どこに値打ち

 があるわけ?

良子) ここにある!

 このままの暢子でいい!

暢子) いいわけないさぁ。

良子) 暢子は、うちの大好きな自慢の

 妹。誰が何と言おうと、暢子は暢子の

 ままでいい。何て言ったらいいわけ?

 上手に言えないけど…。とにかくうちは、

 本当に暢子のことが大好きだから!

暢子) ありがとう。

良子) うまく言えなくてごめん…。

暢子) うちも、

 ネーネーのことが大好きさ。

(おでこがぶつかる)

暢子) あいたっ!

良子) アガッ! アガッ…。

(笑い声)

暢子) ネーネー、来てくれて、

 ありがとう。もう大丈夫。

良子) 本当に?

暢子) うん!

良子) うん。

暢子) ウフフフッ…。フフッ…。

 

**********

 

<喫茶店・サーカス>

マスター) いらっしゃいませ。

和彦) ブレンドコーヒーを。

マスター) かしこまりました。

(重子の前に座る和彦)

和彦) 明日、フォンターナに来てほしい。

重子) 何を考えてるか

 分からないけど、私は…。

和彦) もう一つ、暢子から提案がある。

 僕と、暢子と母さんと、3人で同居しよう。

重子) 同居!?

 

(回想)

暢子) 一緒に暮らせば、もっとお互いの

 ことを分かり合えると思う。和彦君の

 子供の頃の話を聞きたいし、沖縄に

 いた頃の和彦君の話もしてあげたい。

和彦) 何でそこまで。

暢子) 大好きな人の、お母さんだもの。

 

マスター) お待たせしました。

(胡散臭そうに和彦を見ている重子)

和彦) 僕もまさかと思った。

 だけど暢子となら、

 それもいいかなって。どう?

重子) どうって、急にそんなこと…。

和彦) 思い出したんだ。

 僕らにも家族で、楽しく過ごした

 思い出があったことを。

重子) 母さんにはない。

和彦) 暢子となら、あの頃みたいに、

 またみんなで、楽しく暮らせるような

 気がして。

(目をそらし、一点を見据える重子)

和彦) 父さんが死んで、僕は逃げた。

 母さんと僕は価値観が違う。

 住む世界が違うって決めつけた。

 母さんの気持ちも、知ろうとしなか

 った。ひどいことも、たくさん言った。

 だけど、母さんがずっと僕を愛して

 くれたから、今僕は人を愛すること

 ができる。家族の幸せな思い出が

 あるから、僕も家族を持って、幸せ

 になりたいって思える。母さんへの

 感謝を、当たり前のことを、長い間

 忘れていた。母さんは僕を生んでく

 れた、この世でたった一人の大切

 な人。これからは決して、母さんを

 一人にはしない。ありがとう、母さん。

 明日、フォンターナで待ってる。

(席をたつ和彦)

(一点を見据える重子の目が、

 少し、潤んでいる)

 

**********

 

<フォンターナ・書斎>

房子) 明日の重子さんのメニュー、 

 まだ決まらない?

暢子) はい。

 沖縄料理も、イタリアンも、

 うちにできることは全部、今まで

 お弁当に詰めてしまって…。

(暢子を見る房子)

房子) おいしくないもの、

 出しましょう。

暢子) おいしくないもの?

房子) (頷く)

 

**********

 

<昼・青柳家>

(掃除の手を止め、窓の外を見る波子)

(メモを手に、良子が門の前を

 ウロウロしている)

良子) ここか…。

 

**********

 

体調不良のため、短めの感想で…。

 

おかしなことが多すぎてツッコミが

間に合わないのだけれど…。

 

僕と、暢子と母さんと、

3人で同居しよう。

 

怖い。怖すぎる。暢子怖い。絶対嫌。

どんどん変な話になる朝ドラが怖い!

 

 

「ちむどんどん」関連ブログはこちらから↓

「ちむどんどん」関連ブログリスト

「朝ドラ」関連ブログリスト

 

●「ちむどんどん」HP

 

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村