「カムカムエヴリバディ」第35回~英語であんこのおまじない | 日々のダダ漏れ

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カムカムエヴリバディ 第35回
第7週「1948-1951
英語であんこのおまじない

 

 

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<社務所の一室>

安子) ここでお絵描きしとってね。

るい) はい!

ロバート) Now・・・. (さてと)

 Shall we start, Mrs.Kijima?

 (始めましょうか、雉真さん)

安子) Yes, Mr.Rosewood.

 (はい、ローズウッドさん)

ロバート) Hmm・・・.

 日本のいいところをテキストにして

 いこうと言いましたが、まず、日本

 への不満を言ってもいいですか?

安子) 何でしょう・・・?

ロバート) う~ん・・・いつまでも、「雉真さん」、

 「ローズウッドさん」と呼び合うことです。

 奥ゆかしさは日本のいいところですが、

 何だか、unfriendly, 

 そっけない感じがします。

安子) ああそうなんですね。すみません。

ロバート)  Would you call me Robert?

 (ロバートと呼んでもらえますか)

 Please?

 (お願いできますか?)

安子) Yes, Robert・・・san・・・.

 (はい・・・ロバート・・・さん)

ロバート) You don't need "san".

安子)  I know・・・, I kmow・・・, but・・・.

  (わかってます・・・でも・・・)

ロバート) All right, all right.

  You can take your time.

 (わかりました、すぐじゃなくて結構です)

安子) Sorry・・・. (すみません)

ロバート) May I call you Yasuko?

 (私は、安子と、呼んでもいいですか?)

安子) Yes・・・. (はい・・・)

ロバート) Great. Well then,

  let's get started, shall we, Yasuko?

 (よかった、それじゃ始めましょう、安子)

安子) Yes.

 

**********

 

<雉真家>

勇) 雪衣さん。

 こねえだは、きつう言うてしもうて、

 すまなんだ。わしは・・・どうもその・・・

 野球のほかあ、からっきしで。

雪衣) そこが坊ちゃんの

 ええとこじゃ思います。

勇) すまん。

(頭を下げる勇)

勇) ハッ・・・わしゃあ、小せえ頃から、

 義姉さんの実家の、菓子屋に入り浸

 っとった。名前が安子じゃから、あん

 ころ屋のあんこ言うて、からかよった。

雪衣) 私が小さい頃にもいました。

 そういう男の子。

勇) ハハ・・・。

雪衣) そねえに小せえ頃から

 好きじゃったんですね。

勇) あ~。

雪衣) 安子さんのこと。

勇) とうに、

 諦めたつもりじゃったけど・・・。

雪衣) 諦めることねえと思います。

 安子さんも、るいちゃんも、坊ちゃん

 のこと頼りにしとるはずです。

勇) いや・・・何じゃ、わしが

 励まされてしもうたのう。

雪衣) フフフ・・・。

勇) ハハッ。

雪衣) 坊ちゃん。今度、進駐軍と

 試合するんでしょう?

勇) ああ、そうじゃ。

雪衣) 頑張ってきてください。

勇) ありがとう。そしたら。

雪衣) 行ってらっしゃいませ。

勇) 行ってきます。

雪衣) はい。

(小さく微笑む雪衣)

(洗濯した勇のユニフォームを

 庭に干す)

 

**********

 

(玄関で掃除をする雪衣)

(音に振り向く)

(山高帽を被り、ステッキ代わりの

 傘を持った算太)

(チャップリンを真似て、雪衣に

 野花を差し出す算太)

(ぎこちなく笑って、受け取る雪衣)

算太) ヘヘヘヘッ。

雪衣) フフフッ。ハハハ・・・。

 

**********

 

<社務所>

安子) Thank you. What is your

  favorite Japanese word?

 (お気に入りの日本語はなんですか?)

ロバート) I love the Japanese word, "komorebi".

 (木漏れ日という日本語が大好きです)

安子) Komorebi? Why?

 (木漏れ日? どうして?)

ロバート) We don't have an exact 

 translation for it in English.

 (これにあたる英語はありません)

安子) Really? I didn't know that.

  (そうなんですか、知りませんでした)

 あ・・・う~ん・・・ちょっと、

 難しすぎるかもしれませんね。

ロバート)  そうですか。

安子) うん・・・。

ロバート) う~ん・・・。

 

安子とロバートは、

週に一度のペースで、

テキストづくりを続けました。

 

安子) あっ、あの、よかったら、

 一休みしませんか?

ロバート) Oh! Ohagi! My favorite!

 (わあ、おはぎ、今や大好物ですよ)

安子) Glad to hear that.

 (そう言っていただけると)

ロバート) May I?

 (いただいても?)

安子) Sure. (もちろんです)

 るい。るいもおいで。

るい) は~い。

(小皿に取り分ける安子)

安子) どうぞ。

ロバート) 頂きます。

(竹ようじを使い、一口食べるロバート)

(じ~っとロバートを見ているるい)

ロバート) Something wrong?

 どうかした?

るい) アメリカ人も、おはぎゅう

 食べるんじゃなあ。

ロバート) ハハハハハハハッ。

 アメリカ人みんなが、おはぎを食べる

 とは限りません。それに私は全ての 

 おはぎ好きなわけではありません。

安子) えっ?

ロバート) 安子さんのおはぎがおいしか

 ったから、大阪でも、見つけたら買っ

 ています。でも安子さんのおはぎが

 一番です。

安子) 本当ですか。うれしいです。

ロバート) 本当に、特別なおいしさです。

 どうしてこんなにおいしくできるの

 ですか?

るい) あんこのおまじないを、

 かけとるからじゃ。

ロバート) あんこのおまじない?

安子) るい・・・。

ロバート) どんなものですか?

 是非教えてください。

安子) 祖父の代から、受け継がれと

 るものです。小豆を炊きながら唱え

 るんです。フッ・・・「小豆の、声を聴け

 え。時計に頼るな。目を離すな。何ゅ

 うしてほしいか、小豆が教えてくれる」。

 

(回想)

安子・杵太郎) 食べる人の、

 幸せそうな顔を思い浮かべえ。

 おいしゅうなれ。

安子・金太) おいしゅうなれ。

 おいしゅうなれ。

 

安子) 「その気持ちが小豆に乗り移る。

 うんとおいしゅうなってくれる。甘え、

 あんこが出来上がる」。「はっ!」。

 あ・・・ハハ・・・フフフッ。すいません。

ロバート) Wonderful. (すばらしい)

(ノートに書き取った、

 おまじないの言葉を読む)

ロバート) Listen to the red beans.

 Never trust the clock.

  Keep an eye on them.

  They'll let you know what to do.

  Imagine the happy smiles 

  of the people eating them.

  Be delicious, be delicious, 

 be delicious・・・.

  That feeling will flow into the 

  beans until they become・・・

 delicious, sweet, anko.

 

子供の頃から幾度も聞いていた、

あんこのおまじないが、

まるで違って聞えました。

安子自身が、

おまじないをかけられたような、

そんな心地でした。

 

**********

 

雉真繊維対、

進駐軍の試合の日が来ました。

 

(稔の写真を見る勇)

 

(回想)

千吉) 安子さんと一緒んなれ。

 稔じゃったら言うじゃろう。

 安子さんを任せられるんは、

 勇しかおらんと。

 

勇) 兄さん。行ってくるで。

 きっと、アメリカに勝ってみせる。

 よし・・・。

 

**********

 

<社務所>

ロバート) Lesson 3 "Ohagi".

安子)  Ohagi.

  Mai I help you?

ロバート) Yes. What are these?

安子) They are "Ohagi".

ロバート) Ohagi?

安子) フフフ・・・Yes.

  Traditional Japanese sweets.

ロバート) What are they made of?

安子) A sweet paste 

  made from red beans.

ロバート)  Oh! Red beans.

安子)  Yes. It's called "anko".

ロバート)  Anko.

 

**********

 

<グラウンド>

(進駐軍チームの攻撃)

男性) プレーボール!

(声援)

(サードゴロをさばく勇)

(歓声)

 

(回想)

勇) わし・・・あんこのことが

 好きなんじゃ。諦めん。

 甲子園も・・・。あんこも。

 

(バッドを振る勇)

(一気に三塁まで走る勇)

 

**********

 

<社務所>

ロバート) おっ、るいちゃん。

 見てもいい?

るい) はい。

ロバート) わあ・・・。

るい) はい。

ロバート) 上手だね。

 Wow! おはぎがいっぱいある。

 Yasuko, look at this.

安子) わあ!

ロバート) So, nice.

安子) おいしそう。

(るいの描いた絵)

ロバート) Who is this?

るい) ロバートさん。

ロバート) It's me?

 アハハハッ。Nice, nice.

 

**********

 

<グラウンド>

(打撃音)

 

(回想)

勇) とうに、

 諦めたつもりじゃったけど・・・。

雪衣) 諦めることねえと思います。

 安子さんも、るいちゃんも、坊ちゃん

 のこと頼りにしとるはずです。

 

(ホームベースに滑り込む勇)

(仲間と喜び合う勇)

 

**********

 

<帰り道>

ロバート) おはぎいっぱい食べたね。

安子) 全部食べてくださって。

 フフッ、うれしかったです。

ロバート) おいしかった。

(笑い声)

ロバート) See you around, Rui.

るい) Bye, Robert.

ロバート) Take care, yasuko.

安子) See you next time, 

  Robert・・・san.

ロバート) ハハハッ。

安子) フフ・・・。

(手を振り、ロバートを見送るるい)

(道の先のお花屋さんに

 立ち寄るロバート)

(ロバートを見ている安子)

安子) さあ、帰ろうえ。

るい) うん。

 

**********

 

<朝>

(安子が台所で小豆を炊いている)

安子) Listen to the red beans.

 Never trust the clock.

  Keep an eye on them.

  They'll let you know what to do.

  Imagine the happy smiles 

  of the people eating them.

  Be delicious, be delicious, 

 be delicious・・・.

勇) おはよう。

安子) あっ、勇ちゃん。おはよう。

 あっ、おめでとう。

 勝ったんじゃてね。

勇) あ・・・ああ。

安子) ゆうべは遅うまで祝勝会

 じゃったんじゃろう。飲み過ぎた

 んと違う? あっ、お水う飲む?

(安子の腕を掴む勇)

勇) あんこ。

 わしと結婚してほしい。

 

**********

 

今日はまるっと「カムカム朝ドラ英会話」って

感じ? こういうのも楽しいんだけど、書き取

りをしている身にはかなり辛いというか困る。

勉強と思いつつ、今さらきついよ~が本音。

 

小豆の、声を聴けえ。

Listen to the red beans.

 

時計に頼るな。

Never trust the clock.


目を離すな。

Keep an eye on them.

 

何ゅうしてほしいか、

小豆が教えてくれる。

They'll let you know what to do.

 

食べる人の、
幸せそうな顔を思い浮かべえ。

Imagine the happy smiles 
of the people eating them.


おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。
おいしゅうなれ。

Be delicious, be delicious, 
be delicious・・・.


その気持ちが小豆に乗り移る。
うんとおいしゅうなってくれる。
甘え、あんこが出来上がる。

That feeling will flow into the 
beans until they become・・・
delicious, sweet, anko.


ついに英語であんこのおまじないを唱える

安子。安子がアメリカ人になってしまう~。

 

勇はとことん間が悪い。まっすぐでいい男

なんだけど、安子のタイプじゃないのよね。

いや~ホント容赦ない脚本だわ。勇の立

ち位置の幼なじみは、朝ドラ名物とも言え

るけど、歴代の中でもかなり不憫よね・・・。

安子も勇の試合の応援ぐらい行ってあげ

てよ~と思っちゃったよ。身内なのに~!

 

勇にプロポーズされてしまったら、受けるか

雉真の家を出るか、の選択肢しかないよね。

千吉さんがるいを手放すとは思えないし・・・。

とにかくこれからまたたくさん心を揺さぶられ

てしまうんだろうなあ・・・。覚悟しなければ~。

 

 

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