「まんぷく」第67回~逮捕、実刑判決からの・・・弁護士登場! | 日々のダダ漏れ

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「まんぷく」 第67
第12週 「絶対何とかなるから!」
逮捕、実刑判決からの・・・弁護士登場!

 

 

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それは、突然の出来事でした。

萬平さんが、

脱税の容疑で逮捕されたのです。

 

真一) 萬平君が堺君たちに渡してた

 奨学金が、給料にあたる言われてな。

 その分の税金を納めてないいうて、

 所得税法違反に問われたんや。

 

萬平さんは、軍事裁判にかけられ、

重労働4年、罰金7万円の、

実刑判決を受けてしまいました。

 

電・福子) 有罪…。

鈴) ええっ…。

 

福ちゃんもみんなも、訳が分からないうちに、

たちばな栄養食品は、窮地に陥ったのです。

 

**********

 

電・真一) あれ以来、

 ひっきりなしに問い合わせが来てる。

 ダネイホンはどうなるんや。これからも

 販売は続けてくれるんかいうてな。

電・福子) 大丈夫です。みんな、今まで

 どおり頑張って仕事してくれてます。

 そら、心の中では不安でしょうけど…。

 出荷が滞ることはありません。

電・真一) いまだに理解でけへんよ。

 奨学金が脱税と判断されるやなんて…。

鈴) まあ、源ちゃん、上手上手。

(涙があふれる目を天井に向ける福子)

電・真一) 僕もつらいよ、福ちゃん。

 そやけど今は、罰金をどうするかを

 考えないと。

電・福子) (ため息)

 せやけどこれは、

 会社の存亡に関わることです。

 私たちだけでは決められません。

 萬平さんやないと…。(涙)

 やっぱり私、東京に行きます。

鈴) 駄目よ。東京まで、

 列車で何時間かかると思てるの。

 あなたは今、身重の体なのよ。

電・真一) そうや福ちゃん。

電・福子) 萬平さんに面会できるんは

 家族だけなんでしょう? 行きます私。

 

**********

 

(刑務所の広場で作業をしている萬平)

萬平) クソッ、クソッ、クソッ、クソッ!

MP) (英)お前! 黙って作業しろ。

 

**********

 

<香田家>

鈴) 前は、手榴弾。今度は、脱税。

 こう何度も何度も、進駐軍に捕まるのは、

 おかしいと思うの。萬平さんは、目ぇを

 つけられてるんやないかしら。

克子) そんなわけないわよ。

鈴) 世の中では、

 大悪党やと思われてるわよ。

忠彦) そこまでは、お義母さん。

吉乃) 福子おばちゃん、東京に行ったの?

克子) うん、そうよ。

鈴) やっぱり、

 1人で行かせるんやなかった。

克子) 大丈夫よ、福子は。

忠彦) 福ちゃんは結婚してから、

 しっかり者になった。

鈴) 福子が、しっかりしないとやっていけ

 ないような人と、結婚したってことよ。

克子) お母さん。

 

**********

 

<東京>

 

福ちゃんが東京に着いた日は、

あいにくの雨でした。

 

神部) 大変でしたね。

 長旅で東京に来ていきなり雨で。

福子) 堺さんがずっと

 傘をさしてくれてたから平気。

 ごめんね、堺さん。

堺) 気にせんといて下さい。

倉永) ああもう、身重の奥様が

 風邪でもひいたら大変や。

 あっ、こちらに座って下さい。

神部) 座って下さい。

福子) ほんまに大丈夫。

 せやけどみんなが元気そうでよかった。

 世良さんは、

 今日はいらっしゃるんですか?

小松原) あ…世良さんは…。

 

(回想)

増田) ちょっとどない

 しはったんですか、この足。

世良) こないだ、そこで、

 金庫蹴りつけたやろ。

 

(回想)

世良) 何でいっつもこんなことなんねん!

 痛っ!

 

世良) あれで、骨にヒビ入ってもうたんや。

小松原) えっ、ヒビ…!?

世良) 立花君を助けたいけど、

 この足じゃ、どうにもならんわ。

 

真一) 申し訳ないが、自分は大阪に帰って

 治療に専念する言うて。

神部) せやけどあれは怪しいです。

福子) えっ?

神部) 金庫を蹴りつけた時は痛がって

 ましたけど、そのあとは普通に歩いて

 帰りましたよ、世良さん。

増田) じゃああの松葉杖は

 うそやったっていうんですか。

堀) なしてそがんことを…。

神部) うちがややこしいことになったからや。

 とばっちりを食うのはかなん思うて。

堺) 逃げたんですか!?

福子) もうそんなこと言うたら駄目。

堺) はい。

福子) 世良さんには、

 今までも助けてもらってたんでしょ?

真一) そうや。本気で怒ってくれたから、

 蹴りつけたんやないか世良さんは。

福子) むしろ大阪に帰ってくれてよかった。

 もうこれ以上世良さんを巻き込むわけに

 はいきませんから。でしょ、神部さん。

神部) はい…。

 

**********

 

(傘をさし、通りから事務所を見ている美代子)

 

**********

 

<列車の中>

(足の包帯をほどいている世良)

世良) 蒸れてかなわん。

 あっ、おばあちゃん、この松葉杖使い。

 歩くのしんどい時楽やで。

 長すぎたら切ったらええわ、この辺で。

 なっ、よいしょ。

 

**********

 

萬平さんが収監されていたのは、

中野にある、アメリカ第8軍刑務所でした。

 

<面会室>

福子) 萬平さん。

萬平) 福子…。

MP) (英)面会時間は30分だ。

萬平) そんな体でよく来てくれた。

 今は4か月か。

福子) はい。

萬平) 源は元気か。

福子) お母さんがちゃんと見てくれてます。

萬平) そうか。

(金網ごしに向かい合って座る萬平と福子)

福子) 少し、痩せられましたね、萬平さん。

 きつい仕事をさせられてるんですか?

(机に置いた手を握りしめる萬平)

萬平) どうしてこんなことになったのか、

 まるで分からないんだ。考えても考えても、

 納得できなくて。時々叫び出したくなる。

 金はどうした。罰金の7万円は。

福子) 真一さんとも話したんですけど、それ

 については、萬平さんと相談しないとって。

萬平) 東京の会社を売却して、

 金を作るしかないだろう。

 もしかしたら大阪の会社も…。

福子) そんな…。

萬平) でも、ここにいては、

 僕は何もできない。

 弁護士を探してくれないか。

福子) 弁護士…。

萬平) 会社の資産整理に詳しい、

 信頼できる先生だ。

福子) 分かりました。

萬平) 申し訳ない、福子。

 お前にこんな大変な苦労をかけて。

福子) 苦労やなんて思ってません。

 萬平さんが、元気でいて下されば、

 私はそれ以上望みません。

萬平) 福子…。

(金網ごしに手を合わせる2人)

福子) せやけど、できれば…できれば…

 この子が、産まれてきた時に、お父さん

 に抱っこしてもらいたいです。

(歯を食いしばり、目をつむる萬平)

萬平) (涙)すまない。

福子) (涙)

 

**********

 

<大衆食堂やまね>

美代子) お待たせしました。

 ちゃんぽんライスです。

福子) おいしそう! あっ、考えてみたら私、

 東京に着いてから、何にも食べてない。

堀) そうやったとですか。

倉永) ほな食べて下さい、奥様。

増田) どれもおいしいですよ。

福子) そしたら頂きます。

一同) 頂きます。

福子) んっ! んっ!

堺) ねっ。

福子) おいしい!

真一) やろ?

堺) よかったな、美代ちゃん。

美代子) いつもありがとうございます。

神部) これも食べてみて下さい。

真一) こんな時になんやけど、

 弁護士は難しいよ。

 今までもさんざん探してきたんや。

 そやけど、萬平印のダネイホンで、

 今や萬平君は有名人やからね。

 しかも有罪判決を受けて、印象が

 ようないんやろ。なかなか引き受

 けてくれる弁護士がいないんや。

福子) そうですか。

神部) 大奥様が東京の人は冷たいと

 言うた意味が分かりました。

美代子) あの…。

 私の兄の知り合いに、弁護士が…。

 まだ、事務所を開いて、2年目ですけど。

真一) 紹介してくれ!

福子) 紹介して下さい!

 

**********

 

(メモを手に、雑居ビルに入る福子と真一)

福子) 「東(あずま)太一法律事務所」。

 ごめんください。

真一) ごめんください。

多江) どうぞ。

(事務所に入る2人)

多江) 昨日お電話頂いた…。

福子) はい、立花と申します。

真一) 小野塚真一です。

多江) よく大阪からいらっしゃいました。

 先生、東先生。お客さんですよ。

 もうそれはいいから先生。

 私が拭いときます。

(机の下から立ち上がる東)

東) すいません。お茶を、こぼしちゃって。

 東太一です。

(俯いたままお辞儀をする東)

東) あっ、弁護士です。

(目を合わさず、もじもじ立っている東)

 

**********
 

世良は疫病神なのか、救いの神なのか…はたま

た、貧乏神か…。禍福はあざなえる縄のごとし…

な世良さん。ネズミ男よりはやっぱりちょっと峰不

二子寄りな、ちゃっかりさと憎みきれないろくでな

し感があるよね。憎らしいけど嫌いになれない。

 

家族しか会えないということで、身重の福ちゃん

は東京へ。金網ごしの2人のやり取りに涙涙…。

史実とは言え、ホント、奥さんはすごいと思うよ。

無実の罪とはいえこう何度も夫が逮捕されたら

心が折れる。何かもう、嫌になってしまいそうだ。

 

萬平さんが、元気でいて下されば、
私はそれ以上望みません。

 

愛だね。愛があるから耐えられる。うん、キャラ

への愛で視聴者もこの試練に耐えるしかない。

チュクチューン美代子さんからの紹介で、鬼ち

ゃん…とは真逆の人見知り弁護士、東太一登

場。勝てる気がしない弁護士キャラと見せかけ

て、きっとやればできる子な弁護士のはず~!

さて、脚本家は、菅田将暉をどう料理してくれ

るのか。新たな魅力発見となるのか…楽しみ♪

 

 

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