「まんぷく」第47回~平賀源内と源義経・・・間を取って立花源! | 日々のダダ漏れ

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「まんぷく」 第47
第8週 「新しい冒険!?」
平賀源内と源義経・・・間を取って立花源!

 

 

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<香田家>

克子) ご苦労様です。

男性) ありがとうございました。

(電報を見る克子)

克子) 「フクコ サンケヅ ク」。

 産気づく!?

 

**********

 

<アトリエ>

鈴) どんな絵が出来るのかしら。

 きれいに描いてね。

忠彦) 分かってます。

 楽しみにしてて下さい。

克子) お…お母さん! お母さん!

鈴) やかましい。

克子) 福子が産まれそうやて!

鈴・忠彦) ええっ!

鈴) あっ…あっ…あ~!

 

**********

 

<母屋の広間>

けい) よっしゃ、息んで。

福子) ん~!

タカ) 頑張って!

(福子の手を握るタカ)

 

**********

 

(外に萬平たち)

一同) ん~!

萬平) 福子!

 

**********

 

福子) はあはあはあ…。

けい) もう一回や!

福子) ん~!

けい) よっしゃ。頭見えてきたで。

 

**********

 

萬平) えっ。

(ざわめき)

森本) 社長!

萬平) 頑張れ福子! 頑張れ!

 福子、頑張れ!

一同) 頑張れ!

鈴) 福子! 福子は!

赤津) 大奥様!

克子) 赤ちゃんは?

神部) 今頭出そうです。

鈴) 頭出そう? 福子! 福子!

萬平) おい、福子! 大丈夫か!

 

**********

 

けい) もうちょっとで、

 頭出てくるさかいな。

鈴) えっ、えっ…。

克子) 福子、もうちょっとやて。

福子) はあはあ…。

 

**********

 

萬平&一同) はあはあはあはあ…。

 

**********

 

タカ) 頑張って!

けい) もう一回!

福子) ん~!

 

**********

 

一同) ん~!

(全身に力を込める萬平と社員一同)

(赤ちゃんの泣き声)

萬平) えっ。

神部) 産まれた。

(歓声)

 

**********

 

鈴) 男の子よ、福子。

克子) よう頑張った。

タカ) 赤ちゃん産まれるん、初めて見た。

けい) ほ~らほ~、お母さんやで~。

福子) 男の子…。

鈴) そうよ、福子。そうよ。

克子) 萬平さん。萬平さん。男の子。

男性) ちょっと押すな!

男性) かわいい。

萬平) 産まれた! 産まれた!

鈴) 元気な赤ちゃん!

萬平) あ~ハハハハハ。

 おお、ハハハハハ。

福子) 私たちの赤ちゃんよ。

萬平) ああ。よくやった福子。よくやった。

 

**********

 

もちろんその日は、

たちばな塩業は臨時休業でした。

 

そしてみんながいつも寝ている広間には、

福ちゃんと赤ちゃんがいましたから…。

神部さんたちは…。

 

神部) そしたら、もういっぺん社長と…

 社長と奥様の赤ちゃん誕生に乾杯!

一同) 乾杯!

(倉庫の中で酒盛りをする社員たち)

小松原) 僕、

 今日が人生で一番感動した日かも。

岡) わしもや!

森本) おなごはすごいのう!

峰岸) おなごに乾杯!

 

**********

 

<広間>

萬平) かわいいな。本当にかわいい。

 フフフ…。

福子) 名前を考えないと。

萬平) それなんだけど、

 実は、男の子だったらこれにしようと

 思ってた名前があるんだ。

福子) えっ。

萬平) 僕が、初めて福子に会った時、

 僕が作っていたのは幻灯機だった。

 次に会った時は、根菜切断機を作ってた。

 そのあとは、飲料水製造機、はんこ、

 そして、鉄板を使っての塩作り。

 自分で言うのもあれだけど、

 僕は人からは、発明家だといわれている。

福子) そうですね。

萬平) ああ。これからも世の中の役に立つ

 ようなものを、作っていきたいと思っている。

福子) 名前の話や…。

萬平) ところで発明といえば、日本には、

 偉大な発明家がいた。平賀源内だ。

 江戸時代に、エレキテルを発明した、

 偉大な発明家だ。

福子) もしかして…。

萬平) 源内はどうだ。

福子) 源内…。

 

**********

 

<事務所>

鈴) 立花…源内?

萬平) はい。

克子) 立花源内。

萬平) 語呂もいいでしょう?

タカ) ゲンナイって何?

萬平) 江戸時代の…。

鈴) アホなこと言わんといて。

 立花源内なんて、冗談やないわ。

萬平) どうしてですか。

鈴) 赤ちゃんが、かわいそうよ。

萬平) どうして。

克子) まあまあまあまあまあ…。

 2人とも、落ち着いて。

鈴) 名前は、私が考えます。

タカ) おばあちゃんが?

萬平) ちょっと待って下さいよ。

鈴) 立花義経。

克子) 義経!?

鈴) あの子のご先祖様は、源義経よ。

萬平) いやいやいやいや…

 今どき、義経って。

鈴) 源内かて、

 それこそ今どきやないやない。

萬平) 平賀源内は、江戸時代ですよ。

 源義経は…。

克子) ちょっと待って!

鈴) ねえ、義経がいいわよね、タカ。

タカ) えっ。

萬平) 源内だよな。

タカ) うう…いや…。

萬平) 僕の息子です。

 僕が名前を決めます。

鈴) 私の孫よ。

克子) 今決めんでもええやない。

 いろいろ、候補を出して。ねっ。

(戸が開く音)

萬平) おお、福子。

鈴) 駄目やない、寝てないと。

福子) ゲンはどうでしょう。

萬平) えっ。

タカ) ゲン。

福子) 平賀源内のゲン。

 源義経の、源も、ゲン。

 2人の間をとって、立花源。

鈴) 立花源?

萬平) 立花源。

克子) ええんやない。

タカ) 私も、ええと思う。

鈴) そうね。

萬平) 悪くない。

福子) そしたら立花源で決まり。

(赤ん坊の泣き声)

福子) よかったね、源ちゃん。

 源ちゃん。

 

**********

 

<倉庫>

タカ) 赤ちゃんの名前が決まりました!

 立花源!

(命名の紙を掲げるタカ)

(酔い潰れて寝ている社員たち)

 

**********

 

<翌日>

克子) そしたらお母さん。福子をよろしくね。

鈴) 分かった。

克子) とにかく無理させたら駄目よ。

 家事は全部お母さんがやってあげるんよ。

鈴) (ため息)

克子) 何ため息ついてんのよ。

鈴) 決心して家出したのに、

 何て言うの…。こんな、

 なし崩しに戻ってくることになるなんて。

克子) もう帰ってきたんやからしょうがない

 でしょ。お母さんには、役目があるんよ。

 会社の人たちのお世話。たちばな塩業の

 経理。福子は子ども産んだばっかりでま

 だすぐには動かれへんねんから。お母さ

 んがいてくれないとみんなが困るの。

 春休みの間はタカも手伝わせるから。

 福子の体も気ぃ遣ってあげて。かわいい

 孫を毎日抱っこできて、幸せやない。

鈴) 分かったわよ。

(表で足を止め、部屋を振り返る克子)

克子) いいお母さんになるんよ、福子。

 

**********

 

<母屋・2階>

萬平) どうした、源。おっぱいか。

福子) さっきあげたばっかりですよ。

鈴) 萬平さん。

萬平) はい。

鈴) 赤ちゃんがかわいいのは分かる

 けど、もう仕事に戻って下さいな。

 私が、ちゃんと見てるから。

萬平) いや、

 福子がしんどいって言うんですよ。

 大丈夫でしょうか、お義母さん。

福子) 萬平さんは気にせんといて。

鈴) 子どもを産んだばっかりなんやから、

 しんどいのは、当たり前。早く行って。

萬平) じゃあな、福子。

 じゃあな、源。

(出て行く萬平) 

鈴) フフフフ…。

福子) ん~…。

鈴) そんなに、つらいの? 福子。

福子) ふう~大丈夫。

 

でも、それから一週間たっても、

福ちゃんの体調は戻りませんでした。

産後の肥立ちが悪かったのです。

 

**********

 

<大釜の作業場)

森本) ちぃと火落とそうか。

岡) わしも源ちゃん

 抱っこさせてくれへんかな。

野村) そんなん

 大奥様が許してくれませんよ。

森本) 汗臭いあんたたちには

 触らせませんって。

岡) 風呂あがりに、

 順番に抱っこさせてもらうとか。

森本) 無理じゃて。

野村) そんなことより奥様ですよ。

 まだ起き上がれんいうんは…。

森本) ああ心配じゃのう。

岡) やっぱり、栄養が足りひんのや。

小松原) 神部さん

 どこにおるか知りませんか。

森本) 神部?

岡) 浜にいるんやないんか。

増田) いないんです。

堀) またタカちゃんにちょっかい

 出しに行っとるっちゃろ。

森本) まだそんなこと言いよるんか。

岡) もう勘弁してくれや。

 

**********

 

<裏庭>

神部) よっ。

(まきを割る神部)

タカ) ありがとう神部さん。もういいです。

神部) 遠慮すんなよタカちゃん。

タカ) ほんまに大丈夫。

 私、おかゆ作らないといけないし。

神部) 奥様、まだ体の調子悪いんか。

タカ) うん。

 

**********

 

<部屋>

萬平) つらいか? 福子。

福子) 力が出ないだけです。

萬平) 顔色も悪いですよ、お義母さん。

鈴) ほんまにね。

 赤ちゃんは、元気やのに…。

福子) 源ちゃん。

萬平) お産婆さんは何て。

鈴) 体を冷やさないようにして、栄養

 のあるものを食べさせなさいって。

萬平) 栄養のあるもの…。

 

**********

 

<倉庫の表>

小松原) 鶏?

神部) 奥様に卵を食べさせたいって

 社長がな。

一同) ふ~ん。

男性) おっ、あかん。

(逃げ出す鶏)

男性) うお~!

神部) 逃がすな逃がすな。

 

**********

 

(布団に座り、ゆで卵を一口食べる福子)

福子) もう…。

鈴) 無理してでも、食べなさい。

萬平) そうだ福子。

福子) ごめんなさい。後で食べます。

萬平) えっ…。

鈴) 夜になったら、

 目が見えないんですって。

萬平) えっ。見えない?

福子) 暗くなってくると、

 ものが見えにくくなってくるんです。

萬平) 産後の肥立ちが悪いと、そういう

 ことがあるんですか、お義母さん。

鈴) 分からないわよ。

 私はそんなことなかったもの。

萬平) だって子ども3人も産んでるんじゃ。

鈴) 萬平さんこそ、

 発明家なのに分からないの?

萬平) そんなこと分かるわけないでしょう。

 僕は男なんですから。おお福子。福子。

鈴) 福子…。

(布団に倒れ福子)

萬平) 大丈夫か。

福子) 源ちゃん…。

(源の泣き声)

萬平) 大丈夫だよ。

(朦朧としながら源を抱き寄せる福子)

 

**********
 

いやいやいや、平賀源内って…。源義経って…。

ないない! 源内も義経もないから~~~っ!!

 

困った2人の間を取って、源はどうですかと提案

する福ちゃんグッジョブ! 良き名前じゃ~フフフ。

それにしても、本当に可愛い赤ちゃんだった。あ

れは萬平さんじゃなくてもメロメロになっちゃうよ。

 

お母さんには、役目があるんよ。
会社の人たちのお世話。たちばな塩業の
経理。福子は子ども産んだばっかりでま
だすぐには動かれへんねんから。お母さ
んがいてくれないとみんなが困るの。
春休みの間はタカも手伝わせるから。
福子の体も気ぃ遣ってあげて。かわいい
孫を毎日抱っこできて、幸せやない。

 

なし崩しに家出強制終了となった鈴さんに言い

含める克子姉ちゃん。娘ってのは厳しいよね。

義母にならやさしくできることも、実母にはきつ

くあたってしまうことはよくあることで…反省中。

 

鈴さんの過重問題は、このまま改善されそうに

ないけれど…。まあ、時代背景からいったらそ

れもやむなし。人の意識は簡単に変わらないし、

食糧事情も経済状態も、まだまだ厳しい時代。

現代の感覚に、当てはめては…いけないよ…。

 

若い人の感想を見ていると、もう、昭和の時代

のお約束感覚はなくなっているんだなあとしみ

じみ思う。やれ毒親だ、愛情の搾取だと、今風

に批判するのはお門違いというか…。もちろん、

当時のことを理解した上で、今の感覚で考える

のはいい。でも現代感覚のまま批判するのは、

違うかなぁと…。その時代にはその時代の当た

り前、常識やら生活様式があって、いいも悪い

もなく、そうするしかなかった…ってこともある。

過去は変えられない。変えられるのは今。この

気づきを今に活かすことができたらもうけもの。

 

いろんな感想があって、いろいろ考える機会が

あるっていうのは、いいドラマなんだと思う。共

感したり反省したり…みんなでワチャワチャで

きるのは楽しい。朝ドラは、そういうのが好き♪

 

 

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