「わろてんか」第107回~シロー漫才やめるってよ! | 日々のダダ漏れ

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「わろてんか」 第107
第19週 「最高のコンビ」
シロー漫才やめるってよ!

 

 

てん)  うちらから提案があるんです。
 四郎さん、高座でしゃべるの、
 やめまへんか?
四郎) え?
てん) 四郎さんがあえてしゃべる事ない。
 しゃべくり漫才やのうて、
 しゃべらん漫才、やるんです!
四郎) しゃべらん?
リリコ) 漫才?

 えっ、しゃべらんてどういう事?

四郎) あ…ああ、ご心配なく。

 あの台本、最後までつっかえんと

 しゃべれるようになりましたから。

てん) ああ、そういう事やのうて。

 あえて、しゃべらんのです。

四郎) よう、意味が…。

リリコ) 四郎はしゃべらんと、

 うちだけがしゃべるいう事か?

てん) はい。

 漫才大会の時もそうでしたけど、

 ミス・リリコ アンド シローの高座

 でお客さんがわろてはったんは、

 四郎さんがつっかえてたとこや。

 そやさかい、あえて四郎さんが

 しゃべらん漫才にしたら、面白い

 んやないか、思て。

リリコ) それ本気で言うてんの?

 うちも四郎も漫才師やで。

 しゃべってなんぼのもんや。

 それをしゃべるなて。

四郎) 僕だけがしゃべらんと、オロ

 オロして困ってるとこ、アホみたい

 に笑われとけっちゅうんですか。

てん) いや…。

楓) あれは、バカにされて笑われた

 んやありません。思いも寄らん事

 が起きた時の、四郎さんの姿がか

 いらして。

四郎) 同じ事です。失礼します。

てん) あ…。

リリコ) うちも反対や。

 四郎は必死でしゃべくり稽古してる。

 それをむげにはでけへん!

 

**********

 

リリコ) 待って!

四郎) 僕はしゃべくり漫才続けるで。

 

ミス・リリコ アンド シローを、

必死に売り出そうとしてきた仲間たちに、

大きな溝ができてしまいました。

 

**********

 

四郎) アコーディオンはうまいんですよ。

 引き立て役て。シローです。

 アコーディオンはうまいんですよ。

 こんな顔で。シローです。

 アコーディオンはうまいんですよ。

 こんな顔…。こんな顔て。

てん) リリコさん、四郎さん、

 よろしいか?

四郎) たたきなさんな。せやけど

 なかなか評判の声ですよ。

てん) 昨日は、急にあないな事

 言うて、すんません。

四郎) 社長、見といて下さい。必ず

 高座で笑い取ってみせますさかい。

 僕は、意地でもしゃべくり漫才もの

 にしますさかい。

 ちょっと一曲歌うてみて下さい。

 事実…事実て。事実て。

 引っ張りな。ひ…引っ張りな。

リリコ) さ、向こうで稽古しようか。

 

**********

 

楓) はあ~しゃべらん漫才…。

万丈目) 何や、ため息ついて。

 台本か?

楓) 編集長、一人しかしゃべらへん

 漫才の台本て、どう思います?

万丈目) それは漫才の台本やないな。

 漫談や。一人しかしゃべらへんのやっ

 たら、2人でおる意味がないわな。

楓) そうですよね。

万丈目) うん。漫才の台本っちゅうのは、

 コンビ2人いてこその魅力をちゃ~んと

 引き出してやらんと、ええ台本とは言わ

 れへんわなぁ。何で?

楓) あ…いえ。

 

**********

 

隼也) あっ、専務。

 今ちょっとよろしいですか?

風太) 何や?

隼也) 見せたいもんがあるんです。

風太) 何や? これ。

隼也) キース・アサリ師匠の似顔絵

 饅頭です。試しに作ってみたんです

 けど、どうです?

風太) お前が、考えたんか?

隼也) アメリカやと…いや、海外の劇場

 やと、売店の売りもんがもっといろんな

 種類があってにぎやかなんです。そや

 から社長らが考えてる雑誌や、お弁当、

 ぜんざい、化粧品なんかと一緒に売ろ

 思て。どうですやろ?

風太) オモロイやないか。

 ものは試しや。やってみるか。

隼也) おおきに!

 

**********

 

<高座>

リリコ) いや~うち下手やも~ん。

四郎) たたきなさんな。せやけど、

 なかなか評判の声ですよ。

リリコ) いえいえ、

 そんな事、ありますわ。

四郎) え~っ、あるんかい!

リリコ) 事実ですわ。

四郎) じ…事実て。

リリコ) あなたのお顔はね、丸み

 が帯びてますから、優し~く見え

 ますよ。こんな伸びるし。

四郎) 痛い痛い痛い痛い!

 引っ張りな。

 

**********

 

四郎) どや、完璧やったやろ。

リリコ) そやな。

四郎) もっと稽古して、君との掛け

 合い盛り上がるよう頑張るわ。

 

**********

 

(閉園後のロビーで練習している四郎)

 

風太) おうおうおう、何やこんな

 時間まで。精が出るな。

四郎) うまならんと、しゃべらせて

 もらえませんから。

風太) ん?

四郎) 社長から、リリコさんがセリフ

 み~んなしゃべって、僕がしゃべら

 ん漫才やったらどうや言われまして。

風太) しゃべらん漫才?

四郎) ひどい話でっしゃろ。

風太) や…。

四郎) しゃべらんのやったら、相方は

 僕でのうてもええっちゅうこっちゃ。

 僕はピエロみたいに、笑われとけっ

 ちゅう話です。

風太) まあまあまあまあ、

 社長はそんなお人やない。

 明日俺から話してみるさかい。な!

 

**********

 

風太) 聞いたで、四郎に。

 しゃべらん漫才や。

てん) ああ…。

風太) 芸人にしゃべるな言うたら

 立つ瀬ないやろ。

てん) うちはしゃべるんばっかりが漫才

 ちゃう思ただけや。四郎さんには四郎 

 さんに合うた漫才があるはずえ。

風太) 漫才はしゃべくりがオモロイねや。

 それにな、あいつがやりたない言うてる

 もん、そんな無理強いできひん。あいつ

 ら俺に預けて、一から鍛え直したるさか

 い、ここらが引き時やないか?

トキ) 何やの? それ。

風太) いやもうそれこそ、おなごらの

 道楽やなんやって言われてまう。

トキ) 誰が言うてんの? そないな事。

風太) またや。

 そやから言われてまうて…。

トキ) 大体、

風太) あ、怖っ。出た。

トキ) あんたの言う漫才て何?

風太) はい、きましたよ。

トキ) 自分が守ってきた漫才の事やろ。

風太) おお、おお、怖っ怖っ。

トキ) 今までの形にばっかりこだわって、

 頭カチカチ顔もコチコチや!

風太) そんな言うの? なあ。

 ホンマに好き? 俺の事、なあ!

 俺はな、お前らの事を思て

 言うてんねや!

トキ) お前らの事? 

風太) 何や!

トキ) だからあんたはいつまでも

 頭がカチカチなんや! 飛鳥に

 うつったらどないすんのや!

風太) うつるか、そんなもん。

 飛鳥ちゃん一生かわいいままや!

隼也) アハハハハハハ…。

風太) イタタタッ、もうやめろって!

隼也) アハハハ…。

風太) 何や!

隼也) お父ちゃんとお母ちゃん、

 仲ええな。

飛鳥) うん。

風太) アホ! さっさと仕事行け!

 あっ、取れた! 耳取れた!

てん) うんうん、うんうん。

トキ) え?

てん) やっぱり面白いわ。夫婦ゲンカ。

風太) は?

てん) なあ風太、

 もうちょっと待ってくれへん?

 なんとかするさかい。

 

**********

 

てん) お待たせしました。

 この前は、リリコさんと四郎さんの

 気持ちも考えんと、ホンマにすん

 ませんでした。

リリコ) うちらの方こそ悪かったな。

てん) けど、うちは、いい加減な

 気持ちで言うたんやない。ホンマ

 に新しい漫才ができる思うんや。

リリコ) しゃべらん漫才。

てん) へえ。ミス・リリコ アンド シロー

 にしかできひん漫才です。しゃべらん

 漫才やったら、四郎さんの魅力をも

 っと引き出せる思うんや。な! しゃべ

 らん漫才に賭けてみまへんか? まだ、

 どんなものができるか分からへん。

 けど、うちや、楓さんやみんなを、

 信じてもらえまへんやろか。

リリコ) 確かに新しいわ。

 しゃべらん漫才。四郎と話してみる。

てん) おおきに。

 よろしゅうお願いします。

 

**********

 

四郎) どないした? 食べへんの?

リリコ) なあ、しゃべらん漫才やけど…。

 ものは試し、いっぺんやってみたら

 どうやろ。

四郎) え?

リリコ) 正直このままやったら、あんたが

 どんだけうまなってもアカンかもしれん。

 あんたがうまなったらうまなるほど、

 お客さんがわろてくれへん。

 なあ、いっぺんやってみよ。これがウケ

 たら、お金も儲かってドイツにも行ける。

四郎) 何やねん、それ。

リリコ) え?

四郎) 君は、僕が金だけのために、

 漫才一所懸命頑張ってる思てたんか。

リリコ) え?

四郎) 僕は僕なりに真剣に芸に

 向き合うてきたつもりや。君だけ

 は分かってくれてる思てたのに。

 君まで僕の事バカにしてたんか

 思うと、悔しいわ…。

リリコ) そんな事…。

四郎) 君まで僕の事笑いもんに

 したいんやったら…もうええ。

 やめたる! 解散や!

 

**********

「わろてんか」を楽しくご覧になってる皆様
は、この先は華麗にスルーでお願いします。

 

何だかなあぁ…。悩んでるレベルが低すぎ

るというか、それこそ風鳥亭初期の頃にや

っておくべきだったネタだと思うんだけど。

お笑いのプロが揃っている会社とは思えな

い無能ぶり。しかも無駄に引っ張るし。てん

に笑いの才能がまったくない事を駄目押し

するエピソードになるだけなんじゃないの?

しゃべらん漫才の方向性を示すこともでき

ず、イメージを説明することすらもできず、

ただ、「お前はしゃべるな」って言われても

意味不明だし、お前はいらないと言われた

としか思えないよね。言葉足らずにもほど

がある。てか、無駄に話を引き伸ばしすぎ。

 

しかも、四郎が相当めんどくさいし、こじら

せてるしで、もともとない好感度がだだ下

がっていくばかり。心底、オリジナルのキ

ャラ作りが下手くそな脚本家なんだと思う。

楽士さんだったとはいえ、漫才師になった

以上、笑われてなんぼだと思わないとね。

笑いもん上等。いるだけで笑ってもらえる

なら、かなりありがたいじゃんね~。栞様

の中二病エピソードに次ぐ、これまた青く

さい、今さら今頃?なこじらせネタにうん

ざり…。ホント、話を作れない人なんだな。

 

隼也のまんじゅうは、魔法のようにできて

しまうし。描くんなら、そこだろうが~!あ

の饅頭を手配するまでの、苦労を描いて

あげなきゃでしょうが~。平成じゃないん

だから。ネットで注文って訳にいかないん

だから。いやはや…一体どうやってこれ

からの時間を埋めていくつもりなのか…。

ドラマ班こそ解散してしまえばいいのに。

(おっと…心の声が漏れてしまった…w)


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