八重の桜 第41回 「覚馬の娘」 | 日々のダダ漏れ

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大河ドラマ 八重の桜

第41回 覚馬の娘

板垣退助(加藤雅也)たちの自由民権運動が勢いを増
すなか、覚馬(西島秀俊)ら京都府議会は、新聞を使っ
て世論を動か
し、槇村(髙嶋政宏)の横暴な府政に攻
撃を仕掛けていた。
そんなある日、今治で伝道に励む
同志社卒業生の伊勢時
雄(黄川田将也)は、かねてか
ら心を通わせていた覚馬の娘
・みね(三根梓)に結婚を
申し込む。母・うら(長谷川京子)
のために婿をとって山
本家を継がねばと思っていたみねは、
すぐに結婚を許
した覚馬に激怒。八重(綾瀬はるか)は、み
ねを心配し
て言葉を掛ける。その後、覚馬と和解したみねは、時

雄と共に新たな人生を歩んでいく決意をする。


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伊勢) みねさんを、伴侶に迎えたかです。
    みねさん、妻になってくだはりまっせ。

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覚馬) 前がら、約束していたのか?
みね) いいえ。
覚馬) 一度、手紙がきていたと、時栄から聞いた。
みね) 文のやり取りは、幾度か。
    でも、いぎなりあんなこと・・・。
覚馬) みねは、どう思ってんだ? いい青年だ。
    悪くねえ縁だと思うげんじょな。
みね) おとっつぁまは、いいのですか?
覚馬) うん?
八重) 伊勢さんは跡取りだから、
    山本家の婿にはなれねえ。
みね) 「みねは、山本覚馬の娘だ。お父様の名を、
    汚してはなんねえ。婿を取って、立派に家を
    継がねばなんねえ」と、子供の
頃からずっと
    言われてた。
うちには久栄がいっから、もう、
    私がいなくてもいいんだべ!
おとっつぁまは、
    今度は私を放り出すのがし!?
八重) みね!

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みね) おとっつぁまは、勝手だ。家を継がなくてい
    いなら、おっかさまと離れずに済んだのに。
八重) 違う。それは違うから。姉様は、家のため
    にみねを手放したんではねえ。どうしたらみ
    ねが幸せになれっか、それだけを考えて決
    めたことだ。
みね) だけど! 私は、3人一緒に暮らしたかっ
    た。一度でいいから、一緒に・・・。
八重) あの時、戦で家族が別れ別れになって、
    起ぎてしまった事
はもうどうにもなんねえ。
    昔を変える事は、誰にもでぎねえ。変えら
    れるのは、先の事だけだ。
これからの事は、
    みねが自分で決めたらいい。あんつぁまが
    望んでいんのは、みねが幸せになる事だ。

**********

みね) 私、伊勢さんと、今治に行きます。
覚馬) そうか。決めたのか。
みね) はい。
覚馬) だったらいい。どこまでもついでいけ。
    何があっても、離れんじゃねえぞ。
みね) はい。
覚馬) んだげんじょ、どうしても困ったら、
    そん時は、大声を出して呼べ。
    おとっつぁまが、助けに行く。
みね) はい。

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襄) 八重さん、
  私は同志社を大学に作り替えます。
八重) 大学?
襄) 人民が、国の舵取りをする時代が来るので
  す。一国の良心となる人物を、大勢育てなけ
  ればなりません。
八重) はい。
襄) それには、大学が必要です。国の権力に左
  右されずに、自由自治の精神を貫く、私立の
  大学が。
八重) 私立・・・大学?


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一度でいいから3人一緒に暮らしたかったといと
いうみねの言葉。父の顔を知らぬままに母と暮ら
し、父の所在がわかったら、今度は母と離れ・・・。
小さい頃から「跡取り」として育てられて、自分で
もそうして生きていくものと思ってきただけに、嫁
に行っていいと今更言われても、見捨てられたと
思ってしまっても仕方がない。ドラマを観ていて、
みねに対しての愛情があまり感じられなかった
覚馬の、「おとっつぁまが助けに行く」の言葉があ
ってよかった。実際には無理だとしても、そういう
気持ち、言葉が嬉しいんですよね。みねも、初め
て父親の愛情を実感できたのでしょう。よかった。
来週は、うらに再会するようですが、尚之助の時
のような、余計なエピソードになりませんように!


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