「泣くな、はらちゃん」第4話~涙のバレンタイン | 日々のダダ漏れ

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初めてチョコをあげたのは・・・たぶん中学生ぐらい?
お小遣いも少ないし、中学生が買えるぐらいの、笑っ
ちゃうくらいベタな、ハート型のチョコレートだったよう
な。友達と一緒に憧れの先輩にあげたような気がす
るのだけれど・・・。あまりにも緊張していたのか、どう
やって渡したのか、どうしても思い出せません(^▽^;)
もらって、驚いて、喜んで、もらえたのかどうか・・・

 

 

 

「泣くな、はらちゃん」

第4話
涙のバレンタイン

越前さん(麻生久美子)の描く漫画を見て、
母・秀子(白石加代子)は・・・



秀子) あんたは、この間のはらちゃんのことが好きで、

 

 

 

    だから、ここで描いてるわけね。はらちゃんを。
越前) 違う。逆。
秀子) 逆って何よ?
越前) だから・・・何だろう・・・。とにかく、別にあの人
    のことが好きなわけじゃないから私は。
秀子) そうなの?


**********

越前さんに声をかける百合子(薬師丸ひろ子)

百合子) ここんとこ、はらちゃん来ないねえ。
越前) はい。・・・え?
百合子) 可愛いねえ。乙女だねえ、越前さん。




越前) 何言ってるんですか?
百合子) バレンタインだね、恋の季節だねぇ。
越前) 何の話ですか?
百合子) わかるよー。わかるわかる。
     自分では別に何とも思ってないはずだし、現れ
     ると、わけわかんないしウザいし。
でも、あそこ
     までストレートに告白されちゃうと、乙女と
して
     は悪い気はしないし。急に現れなくなると妙に
     気に
なって来る余計にね。しょっちゅう振り向い
     てしまう
自分がいて、でもそんな自分に腹が立
     って来る。いつも
なら全然どうでもいいし、関係
     ないし、むしろ馬鹿馬鹿しい
と思っているバレ
     ンタインも妙に引っかかる。みたいな。
越前) はあっ?
百合子) 何か追加することある?
越前) ありません。
百合子) じゃあ、今のでOKだ。
越前) いや、そういう意味じゃなくて。
百合子) 恋だね。越前さん。それは恋。
越前) そんな・・・そんなんじゃないです。
    一体
、何なん
だろうって思うだけで。
百合子) いいじゃない~謎があって。今時ねえ、謎の
    ある男なんて
なかなかいないよ。ね、見て。
    ほーら、なーんの謎もなーい。






百合子) 越前さんとはらちゃんの恋ね・・・。
     やめといたほうがいいと思う。

越前) え?
百合子) じゃあね。

**********

田中くん(丸山龍平)とはらちゃん(長瀬智也)。



はらちゃん) な、なんでしょうか、それは。
田中) いや、あれですよ。だから、女の人が好きな男
    の人に
チョコをあげる日ですよ。
はらちゃん) えっ? チョコ?
田中) チョコ。
はらちゃん) チョコってどんなものなんでしょう?
田中) 茶色くて、四角くて甘い・・・。幸せになる食べ物、
    ですかね。
はらちゃん) 幸せになる食べ物?
田中) はい。
はらちゃん) なるほど・・・私は、越前さんからその幸せ
       になる食べ物・チョコをもらうわけですね。
田中) えっ! 何なんすか? その自信。
はらちゃん) 両思いですから。私と越前さんは。
田中) そうなんですか!?
はらちゃん) はい!
田中) 何てこった。やっぱり積極的な奴が勝つんだよな。
はらちゃん) 楽しみです! チョコがどんなものなのか。

**********



百合子) どう? この世界は楽しい?
はらちゃん) はい。楽しいです。わからないことがたくさん
       あって、それを知れることが
楽しいです。
百合子) そっか。
はらちゃん) でも、自分の世界と違い過ぎて、何だか悲し
       くなってしまうんです。
百合子) 
へぇ~ そっか。
はらちゃん) 百合子さん。
百合子) なに?
はらちゃん) 私は、越前さんの描く、漫画の中の人のよう
       なんです。
百合子) へえ~そうなんだ。
はらちゃん) はい。そう思うんです。だから、この世界の事
       を私は何も知らないんですね。
百合子) 
そうなんだ。
はらちゃん) 
はい。あっ・・・風邪、病気って辛いですか?
百合子) えっ? あぁ・・・うん。
はらちゃん) そうなんですね。はぁ。わからない、知らない
       って、悲しいです。
大好きな越前さんの辛さが
       わからないって、悲しいです。




**********
 
はらちゃん) 何か、こう、私にできることはないでしょうか?
百合子) あ~看病かな?
はらちゃん) か、かん、看病といいますと?
百合子) たとえば、一緒にいてあげること?
はらちゃん) あ・・・あっ。それなら私にもできますね。

**********

はらちゃん) 私も病気になりたいです。
       風邪になりたいです。
       越前さんだけ辛いのは嫌です。
       私も辛くなりたいです。

 

 


はらちゃん) 氷枕さん、頑張ってください。
       どうか、越前さんを元気にしてください。


**********

越前) なんていうか、バレンタインのチョコは、そんな、も
    らいますから、ね、みたいなものじゃないんです。
はらちゃん) そうなんですか?
越前) そうなんです。
    もらって、驚いて、喜ぶものなんです。
はらちゃん) わかりました。もらって、驚いて、喜びます。
越前) いや、だから、そうじゃなくて・・・なんでこうなるの。
    熱出そう・・・

 

 


はらちゃん) 下がりましたか?
越前) 上がります! なんか・・・困ります、私。困ってま
    す。
あなたは、悪い人じゃないのはわかるし、もし、
    あなたが
言ってることが本当で、っていうか、本気
    だとして、私なん
かのどこがいいのかわからない
    けど。こんなに思ってくれ
るのは嬉しいっていうか、
    あれですけど。
でも、でも、わからない。何でそれ
    なのにふざけてるんですか? はらちゃんとか言っ
    て
、私の漫画の登場人物のふりして。それが私に
    はわかり
ません。だから、どうしていいかわからな
    いんです。
どうしていいかわからないし、何か・・・
    怖いです。
もう、ホントわかんない。なんでそんな
    ふざけたこと言うんですか? 
はらちゃんとかって。
 

 

 
はらちゃん) 越前さん。
越前) はい。
はらちゃん) 私は「はらちゃ」んなんです。越前さんの
       描いている漫画の中にいる人間なんだと思
       います。
私のいる場所は、いつも同じです。
       そして、仲間もいつも一緒です。
       私は、ホントに「はらちゃん」なんです。
越前) いいかげんにして。結局それですか? 
    私が、ちゃんと、ちゃんと自分の気持言ったのに。
    何なのよ、それ…。
はらちゃん) 越前さん。
越前) 馬鹿にしないで!
 

 

 
越前) これですか? これですよね? この、私が描い
    た漫画の中の人だっていうわけですか?
    え? え? え?
 

 

 


**********

越前) は・・・馬鹿馬鹿しい。ありえない。
 



はらちゃん) やりました! バレンタインのチョコです。
       もらって、驚いて、喜んでます!

 



はらちゃん) これが、幸せになる食べ物、
       チョコなんですね。
       なんだこれはー! 美味しすぎますー!

 

 

 

はらちゃん) 越前さん! 
       もらって、驚いて、喜んでます!
越前) そんなばかな・・・。ウソでしょ?
 

 



苦しむ越前さんを見て涙するはらちゃん。風邪がどん
ものかわからない彼は、何か悪いものが越前さん
を苦しめているのだと思って、戦いを挑みます。好き
な人が苦しんでいる姿を見るのは辛い。そんなあたり
前の感情が、はらちゃんの心を痛ませる。ああ、こん
な風に、人を想う気持ちは、愛する人の苦しさを自分
のことのように感じさせるのだと。そして「わからない、
知らない」ことが悲しいと、はらちゃんは思うようにな
る。大好きな越前さんを助ける術がわからないことが、
辛くて悲しい。好きになることは、知りたくなることでも
あるかもしれない。その人のこと、その世界のことを。

越前さんの戸惑いは、事情を知っている視聴者とは
違って、当然のことなんだけど、ついつい、はらちゃ
んを応援してしまう心が、「わかってあげてよー!」
と思ってしまう。でも客観的にみたら、ストーカーに
近い、わけのわからない男につきまとわれているの
図。しかも、漫画のキャラを名乗る、何考えてんの
的な、変な男に見えてもしょうがない話。私だって、
事情を知らなかったら、きっと全力で逃げるしw

はらちゃんが漫画のキャラだと認識した越前さんは
どうするのか? 予告では、ブラック越前さんになり
そうな雰囲気でしたがw 一体どんなお話になって
いくのか・・・。はらちゃんの恋は・・・。

バレンタインのチョコレート。もらって、驚いて、喜ん
でくれたら、あげるほうも嬉しいのだけれど。意外と
そういう場面を見ることはなかったような気がする。
お互いに照れがあったり、慣れあいになっていたり。
いいなあ。今年のバレンタインは、見てみたいなあ。
「もらって、驚いて、喜んでいる」、そんな姿を・・・♪