眠れる森の熟女 第4回 「女の人生やり直せますか?」 | 日々のダダ漏れ

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恋人・仕事・自分の時間、一番大事なのは? ブログネタ:恋人・仕事・自分の時間、一番大事なのは? 参加中

恋人・仕事・自分の時間、一番大事なのは・・・自分の時間。
それは現在の自分の環境からいえば、それしかないともい
えるのですがw 独身で働いている時間に戻ったとしても、
やっぱり「自分の時間」が一番大事だと思っていたかもしれ
ないなあと。ただ、ボーっとしてるだけでも、ひとりで過ごす
時間が絶対に必要なんですよね。恋人や仕事に依存する
ことなく、ただ、自分でいるだけの、自分の人生を楽しいと
思える基本というか、根っこの部分を大切にしたいなあと。
誰かのせいで、自分の人生が間違っているとか思いたくも
ないし、後悔したくない。自分で選んで自分で納得していれ
ば、やり直すこともまた、いつだって出来るような気がして。


眠れる森の熟女 第4回 
女の人生、やり直せますか?



清掃に訪れた客室で、仕事の打ち合わせに来ていた
春子(森口瑶子)に遭遇してしまった千波(草刈民代)。






千波) あの、本当に、やり直せると思いますか?
春子) え?
千波) 女の人生、何歳からでも、どんな状況からでも
    やり直せるってホントに思ってますか?
春子) あ~雑誌、読んでくださったのね。ありがとうご
    ざいます。思いますよ。やり直せるって。限界を
    決めるのは自分自身ですから。あきらめずに前
    を向いて挑戦し続ければ、女性はいつまでだっ
    て輝き続けられると思うし。
千波) 全部壊されたとしても? 
    信じてた大切な人に裏切られたとしても?
春子) あ、あの・・・
千波) 突然、他の道を行きたいって言われて。一緒
    に未来を過ごしたい相手じゃないって言われて。



千波) 自分自身、自分の人生を、信じられなくなって、
    自信なんかまったくなくなっちゃったとしても? 
    それでも、いつかは、やり直せるって、ホントに
    思ってますか?




春子) ごめんなさい。
千波) こちらこそ。
春子) 申し訳ありませんでした。
千波) なんであやまるんですか? 
    あやまるくらいなら・・・すいません。
    行ってください。・・・行って。



春子と自分の、靴や、時計、アクセサリーの違いに目が
いくところが、やっぱり、女心だなあと。バリバリ働いてい
るキャリアウーマンと専業主婦だった自分との違いを見
せつけられたような。違っていてもいいんだけれど、こう
いう場面では余計に意識してしまう気持ちもよくわかる。
相手に会ってしまったら、何も言わずにはいられないだ
ろうことも。言いたくないけど、言ってしまうんだろうなあ。

**********

前略。ごめんください。
バチが当たりました。私はずっと、夫の相手を責める
ことだけはやめようと決めていました。それは物分か
りがよかったわけではなく。相手と会ってこうなるの
が嫌だったから。仕事も夫も手に入れた相手を目の
あたりにして、私の人生は間違いだったと思ってしま
うのが怖かったから。でも人生はきっとやり直せる。
私の人生は間違いなんかじゃなかった。そう思って、
生きていくしかないんですよね。



**********

雑誌の次の特集をどうするか聞かれた春子は・・・


春子) 「女の人生、最大の敵は女」っていうのはどう?
部下) え?
春子) 人の旦那奪っといて、女は前向きに生きろとか、
    能書き垂れてる女ってどう?
部下) なんですか? それ。
春子) 早く離婚してほしいって言いたくてたまらないの
    に、いつでもいいわよ~なんてカッコつけてさ、
    相手に子供がいて、家庭があることにまで嫉妬
    しちゃうの。
部下) うわ~痛すぎ。



春子) 私、一番なりたくなかった女になってるよ。


本当は自分でもわかっいて、ずっと一人で頑張ってきて、
カッコ悪い女にだけは絶対なりたくなかったはずなのに。
雑誌で特集したり、取り上げている女性の理想と現実と
のギャップに、自己嫌悪に陥る気持ちも、よーくわかる。

**********

前略。失礼致します。お手紙拝見致しました。
少々厳しい事を申し上げるようですが、人生というの
は、やり直しができるものではないと思っております。
あなたが誰かに大切なものを奪われてしまったとし
たら、それはあなたの人生が間違っていたのかもし
れません。どんなに後悔しても人生はやり直せない。
もしかしたら、あなたに今必要なのは、それをきちん
と認めることかもしれません。
やり直せなくても、間違っていても、それはあなたの
大切な人生です。あなたが精一杯生きてきた証です。
素晴らしい人生じゃないですか。悔しいときは怒って、
悲しいときは泣いて、頑張りすぎずに、少し休んだら
自信を持って、また、前を向いてください。
きっと楽しいことが待っていますよ。


**********

祐輔(瀬戸康史)からの手紙を読んで、元気を取り
戻した千波の笑顔に、自然と笑みがこぼれる祐輔。




名言を適当にアレンジしただけだ、とうそぶく祐輔。
その言葉に気持ちがこもっているのかいないのか。
千波の心には十分に響いた言葉。

ビジネスだろうがなんだろうが、手紙を書くことは、
少なくともそのときは、相手の事を思い浮かべた
り考える時間を費やすということだと思うのです。
まして、相手は機械ではなく人間で、返ってくる言
葉、やりとりする言葉の中に込められた感情を無
視できるものではないというか、知らず知らずのう
ちに深まってゆくものもあるだろうなあと。メール
ではなく、手紙というのもまた古風でいいのかも。

人生は・・・「やり直す」というより、過去の失敗を
参考に軌道修正して、新しく始める、という表現、
の方がしっくりくるなあと、私的には思います♪


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