眠れる森の熟女 第6回 「千波さんは今、恋をしています」 | 日々のダダ漏れ

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私は友達になれない派!


別れても、ということは、ちゃんと付き合った人という
ことになると、たとえ友達のような関係に見えたとして
も、本人もまわりも、「以前つきあっていた二人」だっ
た事実は消えないというか、たぶん、「元カレ、元カノ
だった友達」、にしかなれないと思う。ただの友達には
なりえないというか。だって、友達とは、付き合う対象
ではない人だから。だからこそ、「友達」なのだから。

夫婦の場合は、別れたらどうなるのでしょうか・・・?
子どもがいれば、きっと子どもの「親」として、互いを
考えることになるのかな?「親」であることはしょうが
ないけれど、「友達」であることは、新しいパートナー
にとっては、嫌なことなんだろうな~と想像しますが。


眠れる森の熟女  第6回
千波さんは今、恋をしています


京子(磯野貴理子)に相談を持ちかけた春子(森口
瑶子)は、一緒に千波(草刈民代)のアパートに行く
ことに。そこへ、浩史(羽場裕一)から電話があり、
千波が本当に恋をしているのか探る様子で・・・


京子) あのね、千波さんは今、恋をしています。
    当たり前でしょ? さんざん酷いことしといて。
    それともなに? 今でもあんたに気持ちが残
    ってるとでも思ってんの?
浩史) いや、それ、思ってないけどさ。ホントなの?
京子) 残念でした。逃した魚はデカイのよ。
    ついでに今の彼女にも振られて一人になって
    孤独死してしまえ!





**********

春子) あの・・・本当に? 好きな人。


千波) まあ、いいか。あたしだけ本音を言わないの
    も、なんか損した気分になるし。正直、ある人
    にとても惹かれてると思う。会ったこともないし、
    手紙だけのやりとりなんだけど。
    離婚を受け入れられなくてジタバタしてた時も、
    あなたと会って落ち込んでた時も、その人から
    の手紙が支えてくれてた。
    救われた、その人に。
    夫のことは、もう前と同じ気持ちには戻れない
    と思う。子どものことを考えるとちょっと迷うけど。
    あたし自身の気持ちは、なんていうか・・・

    
千波) もう死んじゃった。


千波) あなたのことも憎みたいけど、やめとく。あな
    たの為にじゃなくて、あたし自身の為にだよ。
    そんな風に考えられるようになったのも、その
    人のおかげ。だからとても感謝してます。
    おしまい。これが今の私の本音。

**********

春子) その人と会わないんですか? 
    手紙だけのやりとりって言ってたけど。
千波) もしかしたら、もう手紙も終わりだから。もと
    もと私が一方的に心の支えにしてただけだし。
    向うにとっては迷惑な話だったのかも。
京子) そんなことないと思うけど。
千波) まあいいよ。



自分が恋することには鈍感で、妻が誰かに恋して
いると聞いた途端に敏感に反応して、動揺したりす
るところが、男(千波・夫のようなタイプ)って・・・っ
て感じで。春子の言い分のリアルも、京子のツッコ
ミのリアルさも、千波が決断したリアルも、よくわか
るというか。女の方が人生をリアルに考えていて、
男の方が、女よりもずっと夢見がちというか、無駄
にロマンチックだったりするんですよね・・・。

**********


前略。ごめんください。
出さない手紙を書いています。
あなた様からの手紙が、どれだけ私の心を大きく
占めていたのか、自分でも驚いています。まだ私
の中に、こんな気持ちが残っていたのですね。
それがわかっただけでも、よかったです。
ありがとうございました。

ただ、できれば・・・


ただ、一度でも会ってお礼を言いたかった、その思
いで、前に出会ったはずの場所に行ってみる千波。

**********

父・諒一(榎木孝明)に、思いをぶつける祐輔(瀬戸康史)。


祐輔) ひとつ聞いてもいいですか? どうして僕を手元に
    置いたんです? 弟が生まれることはわかっていた
    んでしょう? 跡取りはもう不要だったはずです。ど
    うして追い出さなかったんですか? 母親と一緒に。


諒一) 必要だったからだ、お前を。
    リスクヘッジだよ。手駒は多いほど安心だ。

**********

予想はしていても、実際に父親の冷徹な言葉を聞いて
しまった祐輔は、自分を繕いきれなくなり、泣き崩れた。
その場に居合わせた千波は、思わず手をさしのべ・・・












千波さんは今、恋をしています。てか、恋が今、始ま
ります、という感じ? やっぱり、「手と手」が触れると
ころから、始まりますから。祐輔の涙に母性本能が
くすぐられないわけがなく。だって、可愛いんだもの。

たとえ、祐輔が「母親的なぬくもり」を求めていたとし
ても、千波が「息子に対するような愛情」を感じたの
だとしても、それが、必ずしも、「恋」にならないとは、
恋じゃないとは言えないんじゃないかと。
誰かが気になってくる、気にかけることから、恋は
始まっていくような気がします。その想いが、どう育
っていくかは、別として。互いに気になる存在として、
二人の「恋」の種は、まかれてしまっているようで。


●「眠れる森の熟女」HP

「眠れる森の熟女」関連ブログ↓
第1回 よるドラ 眠れる森の熟女
第2回 思い描いていた未来は
第3回 王子様は二重人格
第4回 女の人生やり直せますか?
第5回 鎧を脱いで
第6回 千波さんは今、恋をして
第7回 女の勘と恋の予感
第8回 歳は関係ないでしょう
第9回 熟女が目覚めるとき

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