かのこのブログへようこそ
このブログでは、霊感のある元神職の私(かのこ)の不思議体験、日々感じていること、スピリチュアルなお話などを書いています。
ごきげんよう、かのこです
今日は、「昭和の日」ですね
私が小さい頃は4月29日は「みどりの日」でした。
子供だったので祝日の意味なんてよく分からずに、学校がお休みになることが、ただただ嬉しかったのを覚えています(笑)
今回は、祝日の簡単な解説と、神社での神事についてです。
まずは、4月29日がなぜ「昭和の日」と呼ぶのかについてです。
とりあえず細かいことはおいておきまして、
4月29日が昭和天皇のお誕生日なので、「昭和の日」と呼びます
祝日の変遷についてはちょっと長くなるので、ざっくりと補足しますと、
●「天長節」「天皇誕生日」
元々は昭和天皇のお誕生日ですので「天長節」と呼ばれていました。戦後は名称が改まり、「天皇誕生日」に。●「みどりの日」
昭和天皇が崩御(亡くなること)されてから、「みどりの日」という名称に。
●「昭和の日」
「みどりの日」という名称よりも「昭和の日」という名称の方が、昭和天皇や昭和の時代を振り返る日としてふさわしいと考えられ変更されました。
そして、「みどりの日」は5月4日へ移動になりました。
こんなに名称が変更されている祝日は珍しいです。「昭和の日」が「みどりの日」だった期間は18年間だけです。
ちなみに、天皇誕生日の「天長祭」について知りたい方はの記事へどうぞ
さて、勘の良い方はお気づきかと思いますが、祝日といえば神社の神事(お祭り)が関係しています
神社では、「昭和祭」という神事(お祭り)が行われます
どんなお祭りなのか
簡単に言うと、
昭和天皇の偉業を称え、国や国民がより発展していくように、平和であるようにお祈りをするお祭りです。
ここで一つ勘違いしやすいことがあるのですが、神社では「昭和祭」を行いますが、宮中(宮中三殿)では特に何もしません。
の記事を読まれた方は「あれ?祝日なのにしないの?」と疑問に思われるかもしれません。
まだ記事にしていませんが、宮中(宮中三殿)では、毎年1月7日に「昭和天皇祭」を行っています。
なので、4月29日に「昭和祭」を行うことはありません。
この日にちの違いは、
4月29日が昭和天皇のお誕生日
で、
1月7日は昭和天皇の崩御(亡くなった)日
です。
基本的に、崩御された歴代天皇の神事は、崩御された日に行うのが原則です。
また、宮中は今上天皇(今の天皇)を中心に神事を行っています。なので、誕生日のお祝いの神事は今上天皇のお誕生日である2月23日しか行いません。
神社は皇室の神事とは違いますから、昭和の「天長節」であった4月29日の昭和天皇のお誕生日にも神事を行います。
ちなみに、1月7日は「遥拝」という形で神社では「昭和天皇祭」の神事を行います。
混乱しやすいので注意です
長くなりましたが、「昭和の日」と神社と皇室の「昭和祭」についてのお話でした
それでは、ごきげんよう
かのこへのご相談は