かのこのブログへようこそ
このブログでは、霊感のある元神職の私(かのこ)の不思議体験、日々感じていること、スピリチュアルなお話などを書いています。
ごきげんよう、かのこです
今日は、4月3日ですね。
4月3日は、日本にとって特別な日なのをご存知でしょうか?
現在は祝日ではありませんが、昔(明治〜昭和初期の間)は祝日として扱われている程でした。
日本の初代天皇・神武(じんむ)天皇のお祭り(神事)の日です。
4月3日は、神武天皇の崩御(亡くなった)日とされています。
さて、どこでお祭りが行われるのかというと、大切なお祭りなので、日本の中心「皇居」で行われます。
天皇陛下による私的なお祭りですが、皇居の中にある宮中三殿の皇霊殿にて、
神武天皇祭(じんむてんのうさい)
が、執り行われます🇯🇵
当日夜には、神武天皇のために御神楽(みかぐら)も行なわれます。
これに合わせて、全国の神社でもお祭りが執り行われ、宮中三殿の方角に遥拝します
以前の記事でも書きましたが、「遥拝(ようはい)」とは、遠くからお参りすることです。
神事を行うのは皇居の中にある「宮中三殿」です。
天皇陛下のみが行う神事なので、あくまで「天皇陛下とご一緒にお祈りをさせていただく」という立場で、各神社は「遥拝」をさせていただきます。
なので、「宮中三殿」以外の各地の神社は「神武天皇祭遥拝式」や「神武天皇遥拝式」などといった形で神事を行います。
なんだか、先月の春季皇霊祭・春季神殿祭と似ていますね
皇居の宮中三殿で大きなお祭り(神事)が行われる時は、各地の神社でもお祭りが行われていることが多いです。※宮中三殿だけで行うお祭りもあります。
ただ、今回の神武天皇祭は、ひとつだけ違う点があります。
奈良の橿原神宮(かしはらじんぐう)では、「遥拝」ではなく、「神武天皇祭」としてお祭りを行います。
というのも、橿原神宮のご祭神は神武天皇で、橿原神宮自体が神武天皇のために明治時代に作られた神社だからです。
橿原神宮の社殿も元々は宮中三殿の建物を移設して建てていますので、たくさんある神社の中でも橿原神宮は特殊な神社だったりします。
さて、どんなお祭りなのか説明するまでもないかもしれませんが、
神武天皇を追悼するお祭りです。
日本を建国した初代天皇ですから、今の日本があることを神武天皇に感謝し、これからの日本の発展や平和なども一緒に祈願します。
もし、4月3日当日にお参りができる方は、ぜひ神社へ
皇居の宮中三殿はお参りできないので、橿原神宮へお参りできればベストです。
橿原神宮が遠くて難しいという方は、
各地の神社の「遥拝式」に合わせてお参りをしたり
神武天皇がご祭神の神社へお参りしたり
神社の境内にある、皇居の宮中三殿や橿原神宮を遥拝するための「遥拝所」でお参りしたり
という方法があります。
お家の神棚から皇居や橿原神宮の方向を「遥拝」するのもOKです。
開運したい人、運気を上げたい人、神様と仲良くなりたい人は、こうしたタイミングで行動できれば◎
先月の春季皇霊祭・春季神殿祭では、予定が合わない方は前後の日にちでもOKという話をしましたが、神武天皇祭に関しては当日が良いです。
後日でも全く意味がない、ということはありませんが、やはり命日当日のお参りと後日でのお参りではお参りしている側もされる側も気持ちが違いますよね。
あ、神武天皇祭とは関係なくお参りするのであれば、4月3日以外でも全然OKです。
神武天皇の命日だからお参りするのか?
ただ単純に神武天皇をお参りしたいからお参りするのか?
参拝する人がどういう気持ちでお参りするのかということが大事だと思っています。
それでは、長くなりましたが、皆様ごきげんよう
かのこへのご相談は