【Pi坊の日常】今年は焦らなくても良いのが寂しくもある“らっきょう漬け”の日 | Pi坊日記ブログ『舞うごつよかばい』

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作曲家・シンガーソングライター・ゴスペル指導・ヴォイストレーナー・食いしん坊
音楽家のPi坊による日々のあれこれや、音楽のお仕事についてのエッセイブログです。

6月に入り、すっかり自粛ムードも落ち着いて人手も増えてきました。

マスクをしていない人も最近は増えましたね。

でも、この湿気と暑さでは、仕方がないのかもしれません。

僕も先日、マスクをして、ご近所さんへのご挨拶まわりをしたのですが、

「えっ?は?ここまでトライアスロンをしながらいらっしゃったの?」

というくらい、大汗をかきました。

ただでさえ、デブは汗っかき。ホント、6月から真夏日とかやめて欲しい。

そして、毎年九州に災害をもたらす梅雨ももはや異常ですよね。こちらも今年はどうか勘弁して欲しい。

 

【北海道の昼カラでクラスター発生。お年寄りの社交場は盲点!】

なんて記事を見てしまうと、果たして来月からシニアゴスペルを再開出来るかな?と心配してしまいますが、かと言って世間を眺めているばかりでは埒があかないので、せめて前向きに準備だけは進めねば。

月の後半は、場所の確保や消毒液やアクリルシートの確保、指導方法などを考える時間を作らないとなと思っています。

 

さぁて。

よっしゃ、ちょっと忙しくなる前に、今日はらっきょう漬けをやってしまおう!

今年は、地場野菜の販売所で大振りのらっきょうを買ってきました。

毎年、自分らの分と実家の分をまとめて漬けます。

我ながら、親孝行な息子だわ〜。

女の子だったら、さぞやめんこい娘っこだったに違いない。

 

まずは泥を洗って、頭とお尻を切る作業から。

僕は上手くは出来ないけど、この作業次第で味が変わるのだとか。

このチマチマした作業が僕は結構好きで、毎年無心でやってます。

らっきょう瞑想的なね。

台所中に広がるネギ科の香りを嗅ぐと、ああ、今年も夏が来たのだなと感じるTHE 日本人。

6月の楽しみの一つです。

 

薄皮をむいて、熱湯にくぐらせてから、いよいよ酢に漬けます。

前は大瓶で漬けていたけれど、ここ何年かはジップロックで代用。

圧縮するからお酢が節約出来るし、実家へ送るのにもお土産で渡すのにも便利なんです。

冷蔵庫に入れても場所は取らないし、そのまま食卓にも出せるしね。

考えた人、天才じゃん!僕じゃん!(笑)

 

はい、完成!

 

例年、夏はミュージカルの音楽を作っていて、その締め切りにヒーヒー追われながら、

「は、は、は、早く曲を作って、らっきょうを漬けないと腐ってまう!!!」

と、大慌てでやるのですが、今年はミュージカルそのものが中止。

なので、今年は追われることもなくゆっくり漬けられたけれど、その反面、なんだか寂しいような気もします。

やっぱり、らっきょうは慌ててバタバタと漬けたいのよね。

忙しない日常に汗をかきかき漬けたいのよね。

それこそ、トライアスロンばりにさ!

 

嬉しくもあり、寂しくもあった、今年のらっきょう漬け。

1日も早く、音楽を取り巻く環境が元に戻ることを願うばかりです。