【Pi坊の音楽塾】風邪にインフルに新型コロナウイルス・・・ピンチな冬の処世術! | Pi坊日記ブログ『舞うごつよかばい』

Pi坊日記ブログ『舞うごつよかばい』

作曲家・シンガーソングライター・ゴスペル指導・ヴォイストレーナー・食いしん坊
音楽家のPi坊による日々のあれこれや、音楽のお仕事についてのエッセイブログです。

風邪やインフルエンザが蔓延し、心配が尽きないのが冬の時期です。

そして、2020年は新型コロナウイルスまで猛威を振るう始末!

読者の皆さまも、気をつけて、気を確かにお過ごしいただければと思います。

 

ただでさえ乾燥のシーズン。

朝起きて喉がヒリヒリ痛い日なんて、音楽家にとってはあってはならぬこと!

というわけで、今日は僕が普段やっている冬の喉ケア&体ケアについて書いてみようと思います。

風邪にもインフルにもコロナにも絶対に負けないぞ!早速いってみましょう!

 

ピンチな冬を乗り切る処世術1・いっそカビるほど加湿

スチーム式の加湿器をガンガン焚いて、なんと実際に布団をカビさせたことがあります、僕。(笑)

それは怠慢の結果だとしても、いっそカビるくらい加湿した方が良いのは事実です。(ちゃんと布団は干してカビないようにしてくださいね!)

仮に布団を買い直すことになったとて、その方が絶対に経済的だと思っています。

 

よく「部屋に洗濯物干していればいいんでしょう?」とか言いますが、それでは甘ーい!!

洗濯物は、エアコンの風による乾燥をちょーっとだけ和らげ、風が直接当たるのを防ぐくらいの意味合いです。

その洗濯物さえも、冬は一瞬にしてパリパリに乾いてしまいます。

加湿も一瞬です。

「ヤカンを沸かして蓋を開けて放置する」のも、冬のウイルスの脅威の前にはラスボスに棍棒で戦いを挑むようなもの。

 

そういえば、エアコンの吹き出し口が温かいからと、2段ベットで頭を吹き出し口の方に向けて寝ていた猛者もいましたが、自殺行為にしか思えません。

当たり前ですが、その猛者は、ま〜良く風邪をひいていました。

2段ベットでエアコンを付ける方、もしくはベッドに直接温風が当たってしまう方は、タオルなどを天井にぶら下げて、風の流れを変えるようにしたいところです。

 

冬は、特に歌を歌う人、よく声を使う人は、絶対に何が何でも是が非でも加湿器は使うべきだと思います。

加湿すれば部屋も暖かくなり、エアコンやストーブの使用も控えられるので、一石二鳥です。

理想は、盛大に床に水を巻くか、風呂場の隣に寝たいくらい。

 

加湿器は電気代が高いのが悩みですが、スチーム式(加熱式)ではなく、気化式、超音波式、ハイブリッド式などに替えれば良いと思います。

風邪をひいて病院に行くよりも、ずっとずっと、何倍も経済的です。

何より、寝込む時間は人生において、どれだけの損失でしょう!

 

我が家は狭いけれど、加湿器だけはなんと3台もあります。(以前はもっとあったのです)

寝室は気化式、リビングは気化式&乾燥防止でコタツを活用、寒い場所はスチーム式を使っています。

超音波式は、我が家の犬が落として割って壊してしまいましたが、細かな粒子となって出てくる様が癒されますよ。

 

ピンチな冬を乗り切る処世術2・不要不急の外出は控える

まるで自然災害のようですが、僕にとって風邪は自然災害そのもの!
仕事においての経済活動、音楽においての文化活動が出来ない状態は、台風が上陸した日のそれと同じです。
 
ヒートショックは急激な温度変化で体がダメージを受け、血圧の乱高下、心拍数の変化などの症状が出ますし、最近耳にする寒暖差アレルギーは、発熱こそ無いけれど、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、咳などの症状が出ます。
だったら、外に出ないことが一番効率的なのでは!?
ちなみに、先ほどのスチーム式加湿器(ヒーターも付いている)は、とかく寒暖差が嫌で、脱衣所で使うようにしています。
ホント、私たち人間も哺乳類なんだから、いっそ冬眠しちゃおうよと毎年思う。
 
とかく無駄に外に出ないことを徹底するべく、買い物はまとめて済ませてしまい、「あら?!あれが無い!」「ちょっとそこまで」という用事を極力少なくするようにしています。
僕の場合、八百屋と卸売スーパーを週1、ドラッグストアとコストコを月1で・・という感じ。
習慣にすれば、お財布にも体にも優しいです。
食べるものが無いなら無いで、どうにかこうにか作るようになっちゃって、料理の腕は爆上がり中です。(決して食べないという選択肢はない(笑))
 

ピンチな冬を乗り切る処世術3・カバンにヒートテック

とはいえ、仕事もあり、遊びもありで、無論引きこもってばかりもいられないので、外出時は必ずヒートテックを持ち歩きます。
暑くなったら脱ぐ、寒くなったら着る、単純明快!
昔、ヒートテックをこまめにせっせと脱ぎ着していたら、同僚の女性から「まるで女優みたいだわね」と笑われたことも。
薄手ですから持ち歩きも便利だし、かなーり重宝しています。
発明した人に、ノーベル賞を授けたいくらい。
 
だいたい、冬の電車や冬の百貨店というのは、どうしてあんなに暑いんでしょう!?
先日打ち合わせで行った居酒屋も、ここは夏か!赤道か!と思うほどの暑さでした。(アルコールをグビグビ飲ませたい気持ちはわかるけど決して長居出来ないよ)
みんなそれなりに厚着しているのに、そこまで暖房をかけなくとも・・と思ってしまう。
そんな時、もう一目散に脱いじゃいます。
季節外れだとか、他人の目があるとか、オシャレじゃないだとか、小太りだとか、腹が出るだとか、そんな小さいこと気にしている場合ではありませぬ。
 
大声で歌うと、盛大に汗をかくので、その時は直接肌着に出来るのも優れものです。
汗が冷えて、体が冷えるのを防げます。
ちなみに、下半身用のタイツもありますが、これはかえって脱ぎ着が面倒で使っていません。
いざ!という時に、ガッとサッとパッと着脱出来ないと意味がないのです。
 
そう言えば、パーカーやダウンのようなアウターも、正面にファスナーが無いものは買いません。
同じ理由で、ファスナーが無いとサッとパッと脱げないからです。
我ながらオッサンくさい理由だと思いますが、見た目より着脱のしやすさの方を重視してしまいます。
 

ピンチな冬を乗り切る処世術4・必殺!飲み物チマチマ飲み

病院の先生は、ちょこまかと水分を補給して、加湿&喉に付着したウイルスを洗い流すことをやっているのだそう。

要は、言い方こそ悪いですが、飲み込むうがいのようなもの。

ガボガボ飲んではお腹がタプタプになるので、ほんの一口だけ含んで飲み込む。
僕もそれを習い、電車の中では必ず飲み物をちょっとずつ飲んでいます。
頻度としては、2駅に一口くらい。
これは簡単に出来る風邪予防なので、ぜひ習慣化をオススメします。
 
ゆえに、我が家には水筒も多いんです。
電車の移動が多い日は、リュックに2本入れて持っていくこともあります。
つい喉が乾かないと水を飲みませんが、大事なのは乾く前に飲むこと。
コーヒーやお茶は水分にカウントしないという意見もありますが、つまりはウイルスを流し込めば良いわけであるからして、そこは何でも良しとしています。
ただ、甘いジュースや砂糖の入ったコーヒーなどは飲みませんね。
 
 
僕が加湿や温度にこだわるのは、実はひとえにマスクが苦手だからなんです。
僕は普段メガネをかけているのですが、マスクからの息でメガネがシューっと曇るそのストレスたるや、それで病気になりそうなほど。
過去には、寝るときもマスクをして・・と心がけた時期もありましたが、起きた時にマスクが綺麗〜に足の指に引っかかっているのを見て、「ああ、僕には向いてないな」と悟り、マスク生活はやめました。
 
今、品薄でマスクの値段がとんでもなく高騰しているようですが、マスクを付けることだけが全てではありませんし、まだまだ他にいくらでもいかようにも予防法はあります。
手洗い、うがいはもちろんのこと、
 
・鼻うがい
・ビタミンを摂取する
・食事の栄養バランスを考える
・きちんと睡眠を取る
・入浴で体を温める
 
こうして箇条書きすると、生活の全てが予防だとも言えますね。
一つのことにこだわり過ぎず、アンテナを高くし、色んな情報を参考に、試行錯誤で、ご自分にあった方法を探してみてくださいね。
絶対に、異常に値段の吊り上がったマスクなぞ買うべからず!!
 
 

《Pi坊・ぴーぼう》

音楽家、ピアノで愛を歌う坊主『Pi坊(ぴーぼう)』。
熊本市出身、横浜市在住。
作曲家・シンガーソングライター・ヴォイストレーナー。
横浜市民こどもミュージカル音楽監督。

ゴスペル指導者として、NHK学園(国立P&Pゴスペルクワイヤ・市川Vosky Of Soul)・シニアゴスペル横浜ジーバーズ・今宿&笹野台サンライズゴスペル、元町いぶし銀ゴスペル、いそごすぺるの講師を務める。

自身のコンサートや演奏活動も精力的に行う傍ら、ミュージカルの歌唱指導、ワークショップの開催など幅広い分野でマルチに活動中。

Pi坊ホームページ『Pi'sful World Music』

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