大連マイブーム・復活編! -67ページ目

お茶会

気づけばもう11月も終盤である。

友人宅に招かれて行ったお茶会。


tea


優雅だなあ、と思う。

雑誌「VERY」にでてくるみたいだ。

でも、ホントのところ、日本とはちょっと違う。


中国に暮らすと、どうでもいいことで腹が立つ。

例えば、大家が1ヶ月もたつのにDVDをなおしてくれないこと。

こっちがお客なのに、売っているほうはぶっきらぼうなのに、

なぜか自分から「謝謝」とか笑顔を作ってしまうこと。

なんだか知らないけど、金額をふっかけられること。

暖房が入っているはずなのに、うすら寒いこと。

いっくら教えても学生が「1981」を「じゅうきゅう・・・」とよんで、

途中で止まってしまうこと。

とかとかとかとか・・・


tree


そんな日常の鬱憤を忘れるために集うのだ。きっと。

中国のジャパニーズマダム達は、優雅だけど、強く、たくましい。


あと一ヶ月でクリスマスか。

去年は学生とカレーパーティだった。

今年はどうしよう。



旅行気分

よく雑誌やなにかで、「極上の休日」とか書いてあるが、

上海はそれができるところである。

こんなところで、ぼけっとしたり、

仲のいい友達と話したりする。

ラピス


極上と思えるのは、

自分がいつもの自分よりちょっと高い位置に

いるような、いい気分になるからだろう。


ラピスパンケーキ


そういう気分にさせる小物が上海には揃っている。



中国のさむらい

またもや上海に行ってきた。


リニアモーターカーが時速431KMで駆け抜ける街。


リニア


そして、きらびやかな表通りを抜けると、

まだ木とレンガでできた家と、

昔の中国映画みたいな庶民の生活がある上海。



ロンタン



今回、そんな上海で生活している同じ国の人たちに会った。

もちろん仕事で来ているのであるが、

それは本当に悪戦苦闘、「中華との戦い」という感じである。

なぜか、刀を持って構えている彼らを想像してしまった。

「さむらい中国に渡る」である。



食事会と鳥インフルエンザ

今日は優雅にスイスホテルで日本人婦人会の食事会だった。

もともと、メインは鶏肉料理の予定だったが、

「鳥インフルエンザ」と騒がれているため、

急遽牛の料理になった。


スイス


中国人も「鳥インフルエンザ」にずいぶん敏感になっている。

敏感すぎるくらいである。

この前、よく行く中国式フォー(米の麺)の店に行って

卵フォーを頼んだら、店員が別のにしろと言う。

卵がないのかと聞くと、「ある。」と言う。

???という顔をしていたら、

鳥インフルエンザで、お客さんたちは鳥の卵を食べないから

お前もやめておけ、ということらしい。

そういえば、近くの開発区商場でも、

月曜日、鶏肉が消えていた。


70度以上でしばらく加熱したら、

ウイルス消えるんじゃなかっただろうか(定かではないが。)?

私自身はそんなに敏感になっていないのだが、

ま、でも、ないものは食べられないし、

店で出さないものも食べられない。

鳥肉は好きだから、早く終結してほしいものである。



清子さんの結婚

そういえば、“サーヤ”という愛称を持つお姫様、

天皇家の紀宮清子さんが結婚したというのを知った。


外国にいると、天皇家とか、なんとなく気になるものである。

うちはNHKワールドとか見れないので、

思わず、インターネットニュースの動画なんかを、

じろじろ見てしまった。


ある記事によると、清子さんのウエディングドレスは、

「ルパン3世カリオストロの城」のヒロイン“クラリス”のドレスを

真似て作ったとか、そうでないとか。

あのアニメ、結構昔のだし、

そのころからずっと「結婚のドレスはこうしたい」と思ってきたのか。

そういう、ムスメ心がいいよなあ、と思う。


いままで、いろんな皇族の後ろにひっそりしていた清子さん。

結婚式のとき、きっと彼女はヒロインだったろう。

決して早くはない結婚。

単純に、めでたい、でかした!と思ったのであった。



美容院

美容院は何のためにいくか?

中国では、誰がどんな髪型や格好をしていようと、

基本的に誰も気にしない。

そうすると、だんだん自分も気にしなくなって、

“ま、いっか。中国だし”と思う、つまり、心ブスになる。

心ブスと同時に、外見ブスも進んでいく。


そんな自分にカツを入れるため、美容院に行った。

もちろん、その辺にもたくさん安いところがあるが、

ここはあえて、日本系のところに行ってみた。


縮毛矯正


縮毛矯正+カット、〆て630元なり(今は30%OFF期間らしい)。

これが安いか高いかは、それぞれの感覚によると思うが、

私は大満足。

安心を買えるのと、リフレッシュできたのと、

心ブスからの解放、である。


ちなみに、この美容院、

オリエンタルパレスホテル「KILALA」。

なかなか男前の日本人スタッフが2人。

中国にいることを忘れてしまうくらいである。


みけんのしわ

中国では、自分の思い通りにいかないことが多い。


横断歩道を渡るとき、常時右折可のため、

(中国の車は右側通行、開発区は、ほぼ常時右折可)

右折の車が超スピードで横断歩道につっこんでくる。

「あぶないなあ。」

車の中の運転手にガンをとばしながら、文句を言ってみる。

すると、運転手も私を見ながら文句を言っている。

「売られたケンカはいつでも買うぞよ」という面構えだ。

こんなところでケンカしても労力の無駄だから、

「フン!」と無視し、スタスタと歩いていく。


ふと、気づく。


あ。

私、みけんにしわがよってる。


5年も中国に住んだら、

そして中国がこのままだったら、

私のみけんのしわは深く刻まれ、とれないかもしれない。


そうなったら、

まったく、誰が責任をとってくれるんだろう。



記憶力減退

今日は海辺の店でLADY'S LUNCHがあった。

そのあとブラブラしていたら、だんだん夕方になった。

晴れて青かった空がだんだん群青色に変わる。

たそがれ時だ。


いちょう


小学校にまだ明かりがついている。

女の子がぽつんと勉強している。


学校

あのくらいの年のときは、いろいろ覚えられたなあ。

最近、私の頭はちょっと危ないのだ。

英語の先生がさっき言ったことを、もう忘れる。

人様の家はもとより、自分の家の電話番号もまだ覚えていない。

それどころか、この前会った人の顔も忘れているのだ。

(もちろん、ちょっとたつと思い出すのだが。)


それにしても、もともと不得意とはいえ、こんなことではいけない。

どうやったら記憶できるか。

いつもカメラを持ち歩く・・・?

なんでもかんでもメモる・・・?


いい方法があったら教えてください。


取締り

土曜日の朝、開発区病院の前で黒山の人だかり。

病院に来る人たちを目当てに、

リヤカーで果物なんかを売ってる人たちの取締りだった。

大連では11月から交通ルールの取締りが厳しくなったそうだ。

これもそういうものの一環なのだろう。



ひったて現場


それにしても、やり方がひどい。

リヤカーの中身はその辺に散乱し、本体はひっくり返っている。

多分、トラックに積んで撤去されるのだろう。

リヤカーを引いていた人たちは公安の車に乗せられようとするのに、

泣き叫んで抵抗している。


もちろん、彼らは販売許可などとっていないだろう。

大げさに言えば違法だ。

でも、農村から来ただろう彼らにとって、数少ない現金収入の方法なのだ。

中国の農民は概して貧しい。そして、悲しいくらい無知だ。

でも、公安もやることをやらなくてはならない。

おおげさにぶちまけるのは「みせしめ」のためなのだ。

どんな方法でも、これからは厳然とルールを守らせなければならないのだ。

特に人治国家・中国では。

でも、こんなやり方しかないのか。


権力と人民の矛盾。

あの泣き叫んで、押さえつける公安の腕から逃れようとしていた

ほおっかむりの薄汚れたおばさんの顔が忘れられない。


おどろいたこと。

クラブ(お姐さんがいるところではない)は、

何歳まで胸を張って行っていいのか?

不明である。


flier


大連でもクラブイベントがあるというので行ってみた。

会場はちょっと明るめで健康的な雰囲気。

もちろんお客は若い人たちがメイン。

と、若作りしていて気の若い30代~50代。

私はここに含まれる。


ふとあっちを見ると・・・

昼間会ったあの人がいるではないか!


貿易大世界に、「○記」という腕のいい仕立て屋がある。

大連在住の方なら一度は聞いたこと、行ったことがあると思うが、

私は昼間そこに行った。

何時間か前に会った、その店主がいるではないか!!

私は目を疑った。

なぜここに?

なにをしに・・・?


この店主、まさに中国一般市民40代後半~50代。

背広を着て、革靴を履いて、ふふふ・・・と笑いながら寄ってくる。

社交辞令、笑顔で「友達と来たのか?」と聞いたら、

なんと「一人で遊びに来た」という。

べつに何を飲むわけでもなく、もちろん踊るわけでもなく、

“知った人がいた!”とばかりに、

私たちのところに寄ってくる。

さりげなく逃げるのに、また来る。

もう、最後にはほとほと閉口した。

(っていうか、悪いが気持ち悪かったぞ、店主。)


若い女狙いなのか?雰囲気が好きなだけなのか?

仕事にはあんなにまじめで、腕も立つし、

なんか、いい家庭人みたいな雰囲気なのに・・・

次回店に行くとき、なんだか気まずいなあ。


・・・ま、でも、私も「年甲斐もなく」と人から言われてるかもね。

好きなことに年齢は関係ない、ない。