羊牛肉
いまだノホホンと日本滞在中である。
昨日、夕食で肉じゃがを食べて思い出したが、
大連ではたまに羊の匂いのする牛肉がある。
(何年か前は結構な割合だった。)
こんなのを間違って買ってしまうと最悪。
ババ抜いたーという、えも言われぬ嫌な気分になる。
どうして牛肉なのにあれほどの羊の匂いなのか、
スライスする刃が直前に羊を切ったのか、
いや、これはむしろ羊じゃないのか、
とかいろいろ疑うが、
結局答えがわかるわけもない。
一度、学生を招いて日本料理を食べさせたことがあって、
それはもう、日本の家庭料理といえば肉じゃがってことで
作り始めたら、、、
肉が羊のにほひ。
牛なのに。
私には堪えられぬ、年老いた羊をグツグツ煮る匂い充満。
そのまま学生に出してみた。
「先生、中華料理お上手ですね!」
だって。
そういう中華があるのか。
まー、摩訶不思議なものがある国である。
おひさしぶり
いまさらですが
あけましておめでとうございます。
年末から日本へ帰ってきてます。
日本でお正月を過ごすのは5~6年ぶりなので、
おせちとか、餅とか、初売りとか、もう楽しみまくりでした。
ところで。
先日、新潟の友人、さのさんに会った。
一緒に古着物屋さんに行ったら、さのさんは出会ってしまった。
「あー、これはー」という一枚に。
それはそれはきれいな小紋。
クリーム色の地に緑、紫、桃、青の淡い模様が入っている。
濃い紫の菊の花模様の帯を合わせたら、
そのまま写真館に行けそうな素敵さである。
とてもさのさんに似合っていて、
水仙の花みたいだなー、と思った。
私もはやく「これは」の一枚に出会ってみたいものである。
大連国際音楽クラブ
四十四中学というところで「大連国際音楽クラブ」の演奏会があった。
私はなにげにこのクラブの大ファンである。
たまに音がはずれるのもご愛敬。
それがまたいいんだな。
今回わかったこと。
指揮者で音楽の温度って変わるんだ。
会場の温度も。
私は音楽の素人だから、そんな気がしただけなんだけど。。
いい、悪いじゃなくって、
同じオーケストラなんだーって思うくらい何かが変わる。
なんなんだろう。
私はどっちかっていうと
おぎょうぎがよくてきちんとしてて、でもひんやりする指揮の音楽より
なにか熱いものが漂う指揮の音楽が好きだな。
どっちにしても、また来年、ぜひ見に行きたいものである。
(大連にいればだけど。)