ルサンチマン ブログ -33ページ目

ルサンチマン ブログ

わかんないことだらけ


数量的な見方考え方―数学教育を根底から変える視点/板倉 聖宣
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 数学はすっかりご無沙汰過ぎるのでよみました。




新聞の発行部数やスタジアムの水増し動員など、



数字のやらせ、トリックについて書かれているのですが、



江戸時代の農民が実は結構米食べてたんじゃないか



という推測が面白いです



当時、穀物生産の6~7割が米で、3~4割がアワ、ヒエだそうです



そして、米の6割が年貢で取られるのですが、



取り立て先の士族は全人口の1割です



食べきれないでしょうから、米余る・・・?



なので、実は農民はそのあまった米を買いもどして食べていたのでは?



という推測をしています



なので、一揆のスローガンには、「年貢下げ」以外に「米価値下げ」も多かったようです



まぁ二重の税取りですよね・・・





あとは、勤勉の象徴とされる二ノ宮尊徳について書かれていましたが、



どうやら、尊徳は勤勉の後、金融業で



産業が停滞した江戸時代後半の北関東を立て直そうとしたようです



 金次郎のその後が、金貸しとは驚き・・・



あまり理解できなったのですが、“複利”の考え方が肝要なようです




あと、進化論にいちはやく気づいたのが尊徳とさらっと書かれていたのですが



検索かけても、関連物が出てきません・・・



なぞ・・・



END



メモ:

・総人口の20歳の割合 → 1/60

・ににんが8  の “が”は二桁目が0を意味する → が8=08

・円面積=半径2乗×3.14

・円直径÷円周=3.14

・納得のいかないことはグラフにしろ



























君に届け 1 (マーガレットコミックス (4061))/椎名 軽穂
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君に届け読みました


うーん、話題になってるだけ、読みやすかったです。


告白までが長いのがいいですね。


なんか意味不なシチュエーション・キャラで


強引にストーリーが進むような少女マンガだと、


心理描写がどうとかそれ以前の問題なきがします


しかし、風早の爽やかさもありえない感じですが、


それにもまして、さわこの人の良さがすごすぎます


まわりから疎まれても、他人に気を使えて、


(ある意味閉じてるといえるけど)究極のポジティブシンキングです


ピグで薦められてこちらも読みましたが、


ストロボ・エッジ 1 (マーガレットコミックス)/咲坂 伊緒
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2巻で脱落しました


やはり、君に届けは読みやすかったです


END

悪者見参 ユーゴスラビアサッカー戦記 (集英社文庫)/木村 元彦
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サッカーを媒介として草の根活動的に、

旧ユーゴ諸国(セルビア、クロアチア、モンテネグロ)の関係をあぶりだした本。


 セルビアの選手たちが試合前の国歌斉唱を堂々と歌わない事に興味を持った、「オシムの言葉」でおなじみの筆者木村元彦による3年に渡るルポ(あとがきには「紀行文」と書いてあったが)。

サッカーからユーゴを見ているので、ユーゴの人たちの日常の気質についても描かれています。

 1999年のNATOによる空爆の前後の様子が書かれており、当時から今まで無関心に過ごしてきた自分にとって、当時の感覚を分け与えてくれる本でした


 この本のハイライトは、

セルビア軍によるアルバニア系住民虐殺が起こったラチャク村での事件を皮切りに、NATOの空爆、そしてユーロ2000予選でのユーゴスラビアVSクロアチアまでの一連の流れです


 「いいか、これからここで起こることはフットボールだけだ。

何を言われようとも、起ころうとも集中力を切らすんじゃないぞ!」

というストイコビッチのセリフから始まるその試合展開は、

サッカーファンならずとも息を呑むものがあります。


 印象的だったのは、試合中、同じ予選でのアイルランド対マケドニアが引き分けたという結果がスクリーンに映し出された時のユーゴ側の反応です。アイルランド対マケドニアが引き分けたことで、勝ち点的にユーゴ側はこの試合に引き分けるだけで1位通過できる。つまり余裕ができる。しかしベンチの彼らはベオグラードのプレスに真偽を問い合わせてしまいます。クロアチアが僕たちを油断させるため嘘の情報を流したと思った、と、世界中からだまされ裏切られてきたトラウマ・疑心暗鬼が顔を出すシーンでした。


END


メモ:

・経済封鎖されている国にとって、選手を西側ビッグクラブへ移籍させ、移籍金をを手に入れることは大きな外貨獲得の材料である。非セルビア系民間人への虐殺を行った戦犯アルカンは、社会党政権で民営化が進まぬユーゴで、サッカークラブの分野で民営化に着手し、選手を国外に売らず国内で育てるという、ビジネスを度外視した取り組みをした。
・空爆のきっかけとなったランブイエ交渉破局に関して。薬が手に入らず、子供が死んでいくなど8年に及ぶ経済制裁で疲弊していたユーゴ(セルビア)は空爆回避のため、コソボの自治権拡大を受け入れ、合意文書に調印する予定だった。それを拒否したのは、交渉期限切れ18時間前にアメリカから提示された付属文書B(通称アネックスB)によるものだった。その内容は「コソボだけでなく、ユーゴ全域でNATO軍の展開・訓練・治外法権を認め、課税・犯罪訴追を免除せよ」というユーゴの占領地化を意味するもの。「NATOは紛争解決よりもとにかく空爆をしたかった。だから合意されそうになると、飲めるはずもない条件をつけて破綻させた」

・ クロアチアが独立宣言前年に単独でアメリカ代表と親善試合をしたり、アドリア海のドブロニクなどで外人を呼んでいるように、モンテネグロのアルバニアと親善試合したり、アドリア海舞台の観光立国を狙うことは、国際社会にアピールし、セルビアからの独立を前提に働きかけている動きといえる。セルビアとモンテネグロは宗教の違いすらないが、それだけセルビアのイメージを背負うのが嫌ということか。しかし製鉄所やビール工場はセルビアが最大の市場であり、鉄道・観光もその客頼りである。

ちぐはぐな身体―ファッションって何? (ちくま文庫)/鷲田 清一
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臨床哲学者の鷲田清一さんの著作です

一回だけこの人の講演聞いたことがあります

風呂に入って、お湯に体囲まれてやっと、背中の存在に気づくなど

普段気にしない身体感覚に関して言及してるのが面白いです

男と女でもちがうみたいですけどね。永遠のなぞですが。

体の疲れの感じ方とか違うらしい。

男の像は安定、女の像はうねりを表すことが多いらしく、

また、男が見られる存在に変わって、それに脅えて引きこもる

とも、書いてありました。男も肌ケアが必要な時代ですかね。

弱冠、広告に踊らされてる気もします。

それでもまだ、後ろにも目ついてるんじゃないか、ってくらい敏感な感じは

女の人のほうがありますけど。

ホロン革命/アーサー・ケストラー



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 Ghost in the Shellの由来となったアーサー・ケストナーの著作  



すごいこと書いてありそうでしたが、私には早すぎた、難しい。




 シロアリに寄生するパラドクサを例にだし、




合同動物圏というひとつの生命体、という考え方はけっこう聞いたこと在るけど




人も怪我すれば、細胞が勝手にかさぶたを作ってくれるように、




組織を構成する要素も、またさらに小さな要素によって構成されている、




入れ子になっている、と改めて気づかされます




 また、免疫反応、反射反応が、




構成要素の共生関係の規律と調整をになっている、




というのも、おもしろい表現です。




 あとは、F・パールの引用で




『原生動物には「死」はない』


分裂=死骸は出ない


自然死は新しいこと


複雑ゆえの不完全に起因する現象




というのが、驚きです




死がない・・・いいことなのか、わるいことなのか




原生動物はもしかしたら「尊い命、なにそれプギャーm9(^Д^)




とかしてるかもしれませんね。




そんなことないか。




 END




メモ:




・進化とは、抑圧された対抗の産物、否定の否定、後進的前進


・破壊本能があるなら、外部刺激なしに起こらなければいけない







使える 弁証法/田坂 広志
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 2005年の本です



 一種の自己啓発本ですが、がっつり読んでしまいました



弁証法から、社会の動き、IT社会を司るの4つの法則を挙げています





一つ目は、「進歩と復活が螺旋的に同時に起こる」です



昔の寺子屋や文の文化が、EメールやEラーニングになるなど、



新技術で昔の文化が便利になって戻ってくるようです。



Twitterもある意味、企業と顧客の距離感を元に戻すものとしても使われていますね



 

二つ目は、「否定の否定」です



タオイズムに、陽極まれば陰、陰極まれば陽、とあるように



低価格が実現すれば、品質を上げてみる、品質が変えられなくなったら、価格を変える



というように、二つの対立するものが、一方を否定して変わっていくようです



人の差別や投影同一視、シャドーイングもこれに当てはまるかな?



 

三つ目は、「対立物は似てくる」



自民党、民主党が相手のいい政策を見習っていき、結局はどちらも同じような



主張をするようになるなど、お互いに輸入・浸透していきます



 

最後が「矛盾は物事の発展の原動力」



矛盾があるときは、解消するのでなく



止揚(アウフヘーベン)せよ



だそうです。ちょっとよくわかりません。



利益追求か社会貢献か



テーゼとアンチテーゼに対して



両者を肯定、内包した ジンテーゼをつくりだせ



ということだろうか





 全体的に、弁証法自体、あまり理解できていないのでちょっとちぐはぐですが、



生命法則に通ずる考え方なのかな?と思いました





:メモ

・科学の萌芽は東洋、英資本主義は米へ、西へ移っていく

・インターネットによって言葉で表せる知識が価値を失っていく

生物多様性という名の革命/デヴィッド・タカーチ
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 一部分だけ読みました。


生物多様性がもたらす生態系の無償のサービスは


年間数十億ドル規模らしいです


金に換算できない価値があるから、多様性守るのだけども、


実際に数字出されると、ちょっと説得力がありますね・・・



あとは


発情期がなく、女も男もいつ排卵してるかわからない、というのは


女が男を留めて、忠誠と資源を確保するのに有利らしいです


男も女から他の男を退けるのが楽だそう



あと「食用になる動物は絶滅しない」


と書かれてありましたが


これはちょっと怖いですね


ある意味


食べられる存在になれば、捕食者に数を管理され、絶滅は避けられる


= 契約  が自然界にあるかのようです


ちょっと違うけど、今話題になっている


「進撃の巨人」という漫画の設定を思い起こさせます




:メモ


生き物は生命や生命に似たプロセスに関心を抱く

アルジャーノンに花束を/ダニエル キイス
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昔ドラマでやってたのを思い出します。


白痴でいれば、馬鹿にされていれば、気づかなくていいことは気づかなくてすむ。


でも、頭良くなりたい。


頭良くなれば、なんでも解決できそうだ。


ところが、そうはいかない。


下手したら、不可能性もいやと言うほどわかって、ペシミストになりかねない。




なんか思ったより、最近流行の幼少期のトラウマとその克服的な要素が


含まれていて、意外だった。