遠距離恋愛への恐怖というと語弊があるかも。
遠距離恋愛をすること自体には恐怖はない。
経験がなく未知の世界でそれこそやってみなきゃわからない。ただ、遠すぎるのはちょっと・・・。くらいに思っている。
それよりも遠く離れて行く人が今あるものを維持して遠距離恋愛をするのか、それとも古いものは整理してまったく新しい環境で始めるのか。その選択が恐怖。
行ってしまう人が主導権を握っている。残された人はあーしたいとかこーしたいとか言っても仕方ない事。どうにもできない。
その恐怖の原因になったトラウマ的経験。
1999年。
18歳。
新しい生活に胸膨らませ英語も大学も恋もなんでもいらっしゃいと張り切っていたとき。
高校卒業してすぐにアメリカへ渡り、語学学校に2ヶ月と3ヶ月の夏休みを経て大学生になった。
大きな大学ではなかったけど、日本の留学斡旋期機関と提携でもしていたのか日本人の留学生も結構いた。もちろん他の国からの留学生も。かなり留学生の多い学校だったな。その分ESL(English as a Second Language)が充実してた。
おっと、本題からそれていく。
Kさん♂に初めて会ったのはまだ語学学校に通っていた4月ごろ。
同時期に渡米した語学学校の友達Mちゃん♀のTUTOR的存在だったKさん。たしかMちゃんのホームステイ先でMちゃんと入れ替わりに帰国した日本人留学生がKさんの幼馴染だった。そこのホストファミリーとも仲良くしていたので新しく来た子を面倒見てあげてねと言われていたみたい。
ある日、Kさんとその友達Dさん♂の先輩留学生2人で新人たちを食事に連れて行ってあげるよという事になりMちゃんに友達を連れておいでと誘った。そこでMちゃんが声を掛けたのが私ともう一人の新人留学生♀。
実はMちゃん親切にしてくれていたKさんに片思いしていた。大人で優しくてすごくすごくステキな人だってよくMちゃんから聞いていた。
ホストファミリーの食事ではなく外食できるのはうれしかったけど、それより噂のKさんがどんな人か見てみたかった。思いっきり興味本位。(見せ物か!)
夕方授業が終わった頃学校で待ち合わせ。Kさんの車ではじめましての挨拶もそこそこに出発。
たしか韓国レストランへ行ったかな。鍋を食べた気がする。
なにを話したかとか全然覚えてないなぁ。
食事が終わるとホストファミリーの家に送り届けてもらった。その食事の時のKさんの印象は・・・
Mちゃんから聞いていたように優しい感じで、気が利くし、気さくにしゃべって九州訛りがかわいかった。
正直、ステキな人だとちらっと思ったけど、友達の好きな人をわざわざ好きになることもないやと思い、Mちゃんの恋を応援することに決定。第一アメリカに行ったばかりで日本人よりむしろアメリカンボーイと恋することに憧れていたんだ。