GOODBYE FOREVER Kung APPLE | KhonKaen徒然日記

KhonKaen徒然日記

少々早めのリタイヤを決断。タイ人女房とのイサーンの日常をお伝え出来ればと思います。

サワディクラップ!!

本日もKAZのブログにお越し下さいまして有難う御座います!!

 

今年も残り数日となりましたところであまり縁起の良い話題ではないのですが…表題の件です。

 

APPLEと言っても例のスマホの話しではありません。

(因みにKAZ、女房共に一時は「iPhone」を使用して居りましたが…どうも使い心地が悪くて…(汗)
Android機のほうがどうも性に合って居るようです(笑)
 

表題の「APPLE」はタイ人の友人でしたが4日前の日曜日の晩、あの世に旅立ちました(涙)

タイ人は「プッㇽン」と呼んで居ましたが…享年48歳。

 

女房の親友の女性の会社に長年勤める従業員の方なのですがKAZ達がタイに住むようになった際にその女性から「あの二人は日本に長いのでタイの事がよく分からないから貴方が面倒を見てあげなさい」と言ってくれてよく面倒を見てくれました。

コロナ禍で業務を縮小、最近はGrabでアルバイトをして居まして…最近でもよく「そっちの家の方に行くから何か食べるモノ買って行こうか?」と連絡をくれたりして居たのですが…残念です(涙)

 

 

 

 

月曜日の早朝、その親友の女性から電話があり…「プッㇽンが死んじゃった!!」って…(驚)

 

聞けば日曜日の晩、Grabのアルバイトを終えて自宅に戻り自分の弟と一緒にビールを呑んで居たと。
そうしたら急にむせたようになり咳が止まらなくなり、酷い喘息のように咳が続き息を吸い込む事が出来ずに…吐き気を催してトイレに行ったのですがそのまま息を引き取った様子。
息子さんが咳の音が聞こえないので治ったのか?と様子を見に行くも反応が無いので扉を壊して入った時には呼吸が止まって居たようです(滝汗)

もともと喘息も含めて持病は無し、喫煙者でしたが一日に5本程度吸うだけとそれほどではないと。
ただ…数カ月前にコロナに感染、軽い症状が有ったようですが…それ以来声がかすれる様になった様子でした。
医師は断定して居ませんが…もしかしたらコロナ感染の後遺症なのかも知れませんね(怖)

 

月曜日、火曜日とお通夜。

 

昨日、水曜日が告別式でした。

 

 

 

死出の旅はまず「最後の家」(タイでは棺桶の事をそう言ってます)を引いて火葬場の周囲を3周。

 

 

 

一番左はアルバイトのGrabの仲間達からのお悔やみの供物。

 

 

 

結構多くの方が参列してました。

 

3周廻った後に「最後の家」は火葬場に安置。

 

 

 

友人、知人が最後のお別れで記念撮影。

 

そして…

 

 

お坊さんへの袈裟を捧げまして最後のお別れです(涙)

 

 

 

 

そして最後の最後は…

 

 

お別れの花を捧げて…

 

 

 

今迄いろいろと有難う御座いました!!

 

 

 

天に昇って行った事でしょう。

 

しかし…KAZもタイに住んで11年と半年。
10回以上の葬儀に参列させて頂きましたが…未だなかなか慣れないところが…(汗)


まず、何と言ってもタイの葬儀は明るい!!(驚)
参列者は冗談を言い合い、普段通りのおしゃべりで大笑い!!
葬儀と言う厳粛で重々しい雰囲気は一切無くて…笑顔が溢れているような…(汗)

涙を流して居る方なんて…ほぼ皆無!!(驚)

以前は…笑ってあの世へ送り出してあげようとの意だとか…輪廻転生を信じるタイ人ですから死=来世への生まれ変わりで決して悲しい事ではないから…なんて思って居ましたがいやいや、そんな重苦しい事を考えて居る様には見えませんわ(汗)
確かに…あまり悲しむと故人が安心してあの世へ旅立てない…みたいな考えは有るようですが「あまり悲しむ」と言うより全然悲しんで居ないだろう!!って(滝汗)
 

故人の名誉に掛けて言いますが決して今回だけの事ではなく毎回そうなんですよね。

 

一昨日、昨日のお通夜の晩も…みんな「この後どこにご飯を食べに行こうか?」「〇×の店に昔有名だった歌手が歌いに来ているからそこに行こうよ!!」とか…

更に…KAZと女房の悲しそうにして居る様子を見まして「なんでそんなに悲しいの?」って(驚)

まあ~今更ですが…未だなかなか馴染めないと言うか理解出来ない部分も有りますよね。
これもタイ人の国民性ですから決して批難する訳では有りませんが…ちょっと違和感を感じますわ。

 

ただ…暮れも押し詰まった処でこんな不幸な事が起こり残された奥さんや子供をはじめとする御家族は大変かと思いますが…
あの(さほど悲しんで居ない)姿を見ますと…正直、少し安心出来るのも確かです!!(笑)

「プッㇽン!!今迄有難う!!安心して旅立って下さい!!」