魔法の呪文をふりかけて…ポンポコ コンコン -32ページ目
こんばんは、kiriです。

ときは、3年前。
ビフォー 禁酒法
2018年、春。

オイラの携帯が鳴った。
すべては、その携帯から始まった。
もちろん、野澤監督だ。

さぁ、BGM、スタートします。
またまた、jim croce ジムに手をだすな!


「アイダさん、がん哲学って知ってるか」

いつものように、名も名乗らず、
大きな声が響く。
ん、がん哲学…?

「そ、がん哲学だ。アイダさん、知ってるか」

初めて聞く言葉だ。
なんだ、それ。

「で、今回はピアノだ、ピアノ」

ますます、わからん。
オイラが一言も発さないうちに
話は、どんどん、進んで行く。

ピアノは、わかる。

「いいか、そういうわけで、神保町で待ってる
○×△□って店だ」

「監督、ちょっと、待ってください。
まだ、出れないんですよ。
やることが終わってないんです」

時間を確認する。
まだ、16時だ。
早いなぁ、もう店で飲んでるんだぁ。

「どのくらいかかる」

「あと、30分くらいで出れると思います」

「わかった。待ってるぞ」

ホントかぁ、
ちゃんと待てるのかな。
無理だろうなぁ。

オイラは急いで、仕事に戻った。
ある程度、見えたら出かけよう。

そしたら、
案の定、30分もしないうちに携帯がなる。

「アイダさん、まだ出れないのか。
がん哲学には、ピアノね。
わかったかぁ。
わかったら速く来い」

「あと、30分で出られます」

「わかった。待ってるぞ」

オイラの、蕎麦屋の出前みたいな返答にも
気づかないみたいだ。
さっきの会話と同じ内容になってる。
もしかしたら、既に酔ってるかも…。

まだまだ、禁酒法なんて想像もできなかった春の夕暮れ
オイラは指定された酒場に着いた。

酒場はまだ酔いの口、
お客さんは少ない。
その中で、一番大きな声がするほうに
目を向けると、
ほらっ、いた。

映像編集のHさん
憎めない男、Oさんを従え
店で、一番、大きな声で
野澤監督が、しゃべってる。

「ども、です。遅れてすみません」

「お~、やっときたか。
遅いから、もう飲んじゃってるぞ」

なにが、「飲んじゃってるぞ」だ。
立派な酔っ払いになっている。
監督の目の前にワインのボトルがある。
目を凝らすと、もうほぼない。

Hさんは、サワーかな。
Oさんは、生を飲んでる。
ってコトは、ははぁ、ワインは監督、1人で
ほぼ、空けちゃったってコトかぁ。

ビフォー 禁酒法。
こんな夜は、当然の、当たり前の夜だった。

速く帰ってくるといいな
素敵な、こんな夜が…。

そして、こんな素敵な夜に、がん哲学の冒険は始まった。
すべての始まり、始まり。
酔ってて、まったく何を言ってるのか、不明だったけど。

〔to be continued〕
https://ameblo.jp/picv/entry-12682352278.html

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映画の情報やCDの情報をまとめました。
興味がある方はごらんください。

https://ameblo.jp/picv/entry-12681743788.html

100万人に聴いていただきたい
ダイジェストは、ただ今476回です。
遠いけど、がんばります。



こんにちは、tanuki & kitsune プロジェクトのkiriです。

さぁ、今回は早速、始めます。

で、今回のBGMは…
Jim Croce  Which Way Are You Goin'


「なぁ、黒ベェ」

「なんだよ」

「勝手に名前つけちゃって悪かったな。
黒ベェって名前、嫌か、もしかすっと」

「そりゃ、そうだ。
黒ベェなんて、ダサイ名前つけんなよ。
オマエは言葉のセンス、なさすぎ」

アハハハ、「音楽の決定版」とか言ってるヤツに、言われチッたよ。

「じゃあ、どうだ。こういう名前。
まっ黒コロスケ」

「あ~あ、ホント、どうしようもなくセンスないヤツだな、オマエは。
どっかのアニメからぱくりやがって。
ますます、ダサイ。
それは、そうだな、白いヤツにでも、名づけてやればいいぞ
あのダサイ白いヤツには、似合うと思うよ
オレは黒ベェで我慢するから、いいぞ」

おおおお、一瞬にして
黒いオイラと白いオイラの両方に名前がついてしまった。

「なぁ、黒ベェ、ところでだ…」

オイラは、思ってる。
CDは、何度も聴きたいと思ってる人のところに行ってほしいと。
だから…、付き合いで購入して欲しくない。
何度も、何度も、聴きたいCD。
そうなってほしい。

なので、
安らぎの音楽の最高傑作
安らげる音楽の決定版などと
言葉で煽りたくない。

世の中には、これだけ、いろんな音楽があふれてる。
ミンナ、力がこもった音楽だ。

尾崎豊もいれば
ビートルズも…
エンヤも
サザンだって宇多田も…

そんな中での勝負になる。
となると
1000人にひとりくらいの比率になるだろうなぁ。
オイラたちの音楽を心から聴きたいって人の比率は…。
いや、もっと低いかもしれない。

なので
1000枚、買っていただくためには
100万人にデモを聴いていただかなくちゃならない。
ふ~、気が遠くなるなぁ。

でも、本当にもってて喜んでくれる人たちに届くのは、
確率的には、そんなモンだろうなぁ。
だから、とにかく、デモを聴いていただくよう努力をする。
100万人の人たちにまず、デモを聴いていただく。
聴いていただければ、ありがたい。

で10000枚のためには、1000万人。
やるっきゃないな。

で、その後は、ワンコ、ニャンコ
そして同類の狸と狐たち。

オイラは、その考えを黒ベェに話した。

「なるほど…」

黒ベェはそう一言、言うと目をつぶった。
5秒後、不敵な笑みを浮かべ黒ベェは言った。

「それにしてもだ。
ホント、オマエは自信がないヤツだなぁ。
大丈夫だ、多分、50人にひとりだ。
なんなら、間を取ろうか。
500人にひとりってトコで」

あきれてしまう。
黒ベェの超楽観主義は
どこから来るんだろう。

「あのな、ホントは、ハッタリでもいいから書いた方がいいんだぞ。
「奇跡の音楽」ってさ、
ずっと壊れたラジオみたいに
そう言い続けてるとホントにそうだなぁって
思っちゃう人が出てくるんだ。
「安心、安全」って
どこかのトップみたく言い続けると
神風が吹いちゃうコトも、あるかなぁって
ミンナ、思っちゃうもんさ。
神風、いつも吹くわけじゃないんだけどな。

まぁ、いいや、
オマエ、やりたくないんだろ、それ」

そうだ、オイラは、それをやりたくない。
だいたい、オイラ自身が
奇跡の音楽だなんて、これっぱかちも思ってない。

「だけどさ、これだけは辞めた方がいいと思う。
オマエさ、今、アチコチに電話入れて
CDが出たんでデモを聴いてくださいって言ってるだろう。
で、その後でデモのアドレスのメールを入れてるよな。
でさ、そのメールの最後に

お聴きいただき、つまらないと思ったら
購入しないでください。

そう書いちゃってるだろ。
オマエ、買うなって言ってるのと同じだぞ、それは」

う~ん、これだけは
黒ベェのいうとおりかもしれない。

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音楽の処方箋

このCDは 映画「がんと生きる 言葉の処方箋」で使用された楽曲と
映画を観て感銘を受けた音楽家の作品で構成されてます。
心が疲れたとき
希望がみえないとき
少しでも元気になりますように そんな祈りが込められてます。

何度も聴きたいと感じた方がおりましたら
ご購入いただければ嬉しいです。

ただ今、スタジオCATSさんの
ホームページで販売ページを作っております。
来週アタマには、チェックが終わると思います。
チェックが終わりましたら、そちらも、載せさせていただきます。

現在、ご注文は
kirigirisuの事務所  ㈱t&k社 合田(kiri)まで、メールで。

tk.tk.tandksya@gmail.com

CD希望と書いていただき
送り先をご記入ください。
(その際、ハンドルネームがありましたら、
そちらも、できましたら)

金額は2750円(送料、税込み)
CDはメール確認後、郵送させていただきます。
お支払いは、CD到着後、振り込みでお願いしたく思います。

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さて、次回は、野澤監督が登場します。
[to be continued]

https://ameblo.jp/picv/entry-12681754233.html
こんばんは、tanuki & kitsune プロジェクトのkiriです。

前回は、お読みいただき
ありがとうございます。
非常に、有り難い経験をしているkiriです。

深謝。

眠って、多分、すぐだと思う。
オイラは、誰かの声に起こされた。

「何やってるんだよ、オマエは。
ホント、情けないヤツだよな。
奇跡の音楽、くらいのコト、書け」

ん~、うるさいなぁ。
眠ってんだぞぉ。
頼む、頼むから…。
疲れてんだから、寝させてくれ

「バカやろ、これが怒らずにいられるか
なんて、オマエは、タコなんだ」

結局、負けた。
起されちゃった。

黒いオイラだった。
怒ってる。

こう書いたら、なんだか、読んでる方、
わからないですよね。
そうなんです。
オイラの中には、ふたりのオイラが、いるんです。

ひとりは、善良なオイラ、白いオイラ。
ヤツは気が小さいんだけど、良識的なヤツです。
でもって、もうひとり、黒いオイラ。
傲慢で、強引で、豪快。
リアルのオイラは、白いオイラと黒いオイラの間を
アッチ行ったり、コッチ行ったり
そう、ウロウロしてます。
リアルのオイラは、灰色のヤツです。

「なぁ、オマエ、なんで奇跡の音楽とか書かないんだ。
世界一、心が安らぐ、音楽の決定版とかさ」

ははぁ、前回の「CDが出ました。」のブログのコトだな。
それにしても、黒いオイラ、
なんか表現が野暮だなぁ。
おっと、オイラの一部だよな。

「黒ベェ、だってさ、そんなコトないだろ。
そんなに、すごくない。
そりゃ、一生懸命、やったけどさ、いろんなコト。
一生懸命だけで、世界一とか、おこがましいよ」

「ん、なんだ、黒ベェって。
オマエ、勝手に、オレに名前つけなかったか、今」

「アハハハ、ごめん
でも、なんか、黒ベェってよくないか」

「オマエ、野暮だよなぁ、言葉のセンス、まるでないぞ
そんな、ダサイ名前をオレにつけるなよ」

おおお、今度はオイラが言われちゃったよ。
まぁ、いいか、言わせておこう。
それより、オイラは拒否する。
音楽だけで、勝負したい。
それで、ダメなら、オイラは、
♪ハイ、それまぁ~でよ。
それで、いいよ。
でも、ちょっと気がかりなコトがある。
まぁ、いいか、それは。

黒ベェ、吠える。
「でも、オマエ何考えてるんだぁ!
ヒットラーだって、どっかの政治家だって
言葉で、あおって規制事実作ってるんだぞぉ。
で、勢いで、嘘を真実にしてる。

だからさ、
奇跡の音楽くらい、言っちゃえよ。
言ってるうちに、そうなるぞ」

おおおお、そう来たか。
けど、黒ベェの言うコト、今回は、聞くつもりはない。

「まぁ、待て、待て」

アハハハ、今回の灰色のオイラは、
黒ベェに、翻弄されてないなぁ
などと考えながら、

「1000人にひとり作戦…」

「何、言ってんだ、ホント、オマエは、あきれたヤツだな」

今回は、白いオイラが出てこないなぁ。
そか、今オイラは、白い方に、振れてるのかも…。

「アハハハ、まぁ、聞けって
下手な鉄砲作戦とも、言う」

あ~あ、オイラ、何を言ってんのかな。
なんか、長くなりそうなんで
次に続かせます。
よろしかったら、読んでくださいな。

と、次回に続くのですが
ひとつ、お願いがあります。
よろしかったら
今回のCDのダイジェスト、
聴いて、いただけませんでしょうか。

無理なお願いすみません。



最初の音楽の作詞は、オイラです。
tanuki & kitsune プロジェクトの一員です。

森を抜け、川を渡り
そこにいたのは…誰?

希望だと、思う。

[to be continued]
https://ameblo.jp/picv/entry-12681538772.html
こんばんは。

tanuki & kitsune プロジェクトのkirigirisuです。
アハハハハ、なんだか、オイラの正体が怪しい事になってます。
動物だらけになってしまった。

で、ホントの正体はkiriです。

オイラは、t&k社という事務所を運営してます。
で、映像に音楽を作るとき
tanuki & kitsune プロジェクトの一員となります。

大抵は、
監督と仲間の作り手の間に入り
ミナのやりたいコトを
調整しながら、音の形を作っていく
進行がオイラが存在する意味なんだけど
ときどき、オイラもtanuki & kitsune プロジェクトの一員となり
音楽を作るコトがあります。

で、野澤監督の映画
がんと生きる 言葉の処方箋

オイラも、ダメもとで、2曲作りました。
ダメもとだったのですが
なんか、2曲とも生きちゃった。
NGにならなかった。
ありがとうです、野澤監督。

そんな流れで、映画でも使わせてもらったのですが
オイラもひっくるめたtanuki & kitsune プロジェクトの音楽の評判がよく
どういう訳かCDにまで、なってしまいました。
映画に使った音楽以外にも
映画の近くにいらっしゃる音楽家の方たちと
コラボし、
映画のサントラ+アルファという形になりました。
ありがたいコトです。
でそれは、あるコトが珍しいの有難い。
奇跡だと思います。

さぁ、ここでBGM行ってみます。
まさか、自分のブログで自分の曲をBGMにするなんて
夢にも思ったコトなかったです。

祈り 田島玲子 + tanuki & kitsune プロジェクト
写真を提供していただいたのはSaraさんです。
ありがとうございます。


がんと生きる 言葉の処方箋

オイラにとっても、エポックになったなぁと思います。
野澤監督と、お世話になった方に感謝の気持ち。
それ以上に、深謝。

ありがとうございます。

これから、その映画に関して
音楽のコトもひっくるめて、続き物を書きます。

ホントは、ユキちゃんの話
「あの夜の彼女の瓶は、夜の涙となって」
と、変わりばんこに、書こうかなと思っていたのですが

ユキちゃんの話には、勝てないだろうなぁと思い、
自信をなくし、
ユキちゃんの話をまとめて記事にして
その後にすることにしました。

よろしかったら、ユキちゃんの話も、読んでいただくと嬉しく思います。
あの話、全身全霊で書いたモンなぁ。
ま、ベタなんだけど、さ。
野澤監督には、
「アイダさん、つまんない、コレ、つまんない」
と、まちがいなく言われそうな小説モドキです。
けど、まぁ、いいやっと。

と、今、
「がんと生きる 言葉の処方箋」は
ネットで上映しております。

よろしかったら、ごらんください。
優しいドキュメンタリーだと思います。

こちらから、お申込みください。

https://kotoba.filmmaker-viale.com/

料金は1000円です。
興味がある方はよろしくお願いしたく思います。
よろしかったら、ごらんください。

[to be continued]

https://ameblo.jp/picv/entry-12681232060.html
こんばんは、kiriです。

ここまで、お読みいただきました、皆さん、
ホント、
ありがとうございました。

いよいよ、最後、
よろしかったら、です。

オチは…、
狸が、彼女に、化けてた。
なぜなら、尻尾が見えてた。

そんなオチが…。
アハハハ、ここまで引っ張ってきて、許されないよなぁ。
さぁ、行きますが、ホントは1回前で辞めておいた方が
いいのかな、とも、思いました。

まぁ、いいや、行っちゃいます。

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IN MY LIFE Jamie Rivera


「あれ? アイダさん…、どうかしましたか?」

Mさんが戻ってきた。
彼女は、紅茶が乗ったトレイをもって、驚いた顔をしている。

「なんでも、ないです」

「ならいいんだけど…、なんか目にうっすら光ってる物がみえたけど…」

「いやぁ、実は…、
アハハハ、花粉症なんです」

「10月にも花粉って飛ぶの? ppp…」

魔女は、Pppと笑う。

「ははぁ~、
ははぁ~、アハハハ、
アイダさん…
さては見たのね?」

「エッ、何を…」

「見たんでしょ…うふふふ」

魔女の笑い、今度はうふふふと笑った。
でも、
彼女の表情に、なんとも言えない優しさが漂った。

「シーグラスの哀しみに触れたんでしょ。

実はね、
ワタシ…
超能力者なの。

うふっ、シーグラスの哀しみがみえるの…。 
たかがガラスなんだけどね、シーグラスってさ…  
だけど、ときどき人の想いってやつが乗り移っちゃうことがあるのよ…」

「想い…」

「そう、想い。
大事にしてたんだろうね、たかが、ガラスなんだけど、さ。

で、そういう想いは、
たくさんの時間、波にさらされて…
最初に、ね、
怒り、憎しみ、そういった感情から、浄化されて行くのよね。

でもね、
人への想いと、その哀しみはやっかいで…
なかなか浄化されないの、
長い年月をかけないとね…。

そして、
そういう、哀しいシーグラスがときどき、あるの。
私には、見えるんだ、その想いが…。

アイダさんも、見たのね、
ね、
アイダさんも超能力者だぁ…

で、それ、
そのカケラね…」

彼女はそういうと、
ボクのカケラを手に取り、じっくりと見ていた。
ヤバイ、ボクは超能力者になってしまった。

「このカケラ…、
想いがとても強いヮ。

よし、わかった」

「何がわかったんですか?」

「あッ、わかっちゃった…。

うん。 
これ、また海に返そ。

ちょっと時間かかるかもしれないけど、
完璧に美しいシーグラスになるヮ。

ダイジョウブ。

シーグラスは、ね、
想いが強ければ強いほど、浄化されると綺麗に輝くから…」

「ねぇ、Mさん、
また、海に返しちゃうんだ…」

「うん、
そう、その方が幸せなのよ。
想いはね、
浄化された方が…」

Mさんは、もしかすると、魔女じゃないのかもしれない。
今の彼女は、優しい天使の顔をしていた。

でも、ボクは…。

「明日、海に返してあげる」

でも、ボクは…、それは嫌だ。

「Mさん、それ、海に返さないで、
ボクにください」

ボクが、もってる。
いつも…。

ずっと…、
ずっと、ずっと、もってる。
今度こそ。