tanuki & kitsuneのkiriです。
さぁ、今日は、ショッパナからいっちゃおう。
BGM。
どっちにするか悩んだ。
ビートルズも大好きなんだけど、なんかしっくりくる選曲はコッチだった。
ユキちゃんの物語にも登場した曲で、
何回も使ってるんだけど…。
よろしかったら、聴きながら読んでくださいな。
in my life jamie rivera
もう何年前になるんだろうな。
ちがうか、何十年か…。
そ、あの頃、
オイラは、田舎町のヤマザル少年だった。
運動神経は鈍いんで
木にストトトトとは、登れなかったけどさ。
そして、あの頃の「オイラ」は、「ボク」だった。
ヤマザル少年たちは
おっと、少女も、いたっけ
タンポポ団を作った。
タンポポ団は、ときと場合により
地球を怪獣たちから守る地球防衛隊だった。
いつものように
ボクたちは、悪い怪獣をやっつけるために集まった。
もちろん、ごっこ。
怪獣役に当たったヤツは、あまり楽しくないんだけどさ。
そして、その日、怪獣役はボクだった。
「どうだぁ、ドロップキック受けてみろ」
よっちゃんは、思い切りジャンプして足をけり上げた。
「シュワッチ」
あの頃、ボクたちは、なんでもありだった。
そう、プロレスの技も、ウルトラセブンの技も。
シャドーのキックを受け
ボクは、大げさに苦しみ、そして倒れた。
地球防衛隊は、無敵だった。
ボクは、倒れた。そして目をつぶって死んだふり。
誰かから、声がかかるまで待つ。
けど、誰からも声がかからない。
妙に静かだった。
そう言えば、勝ったぞぉ~という勝利をたたえる雄叫びもなかったような気がする。
ボクはそっと目を開けてみた。
アレレレ
ミンナ、静かに空を見あげていた。
ボクも、空を見上げた。
青い空。
そこに雪が舞っていた。
「大変だ。怪獣が現れたべ。雪、吐いてる」
たもっちゃんの声。
ゆっくんの声が追いかける。
「ユキゴンだ。この前、セブンに出てたヤツだぞ」
「たいへんだ、どうしよう」
情けない地球防衛隊だった。
騒然となってる。
ボクも、大変なコトになったと思った。
ミンナ、なす術もなく、空を見上げた。
青い空に舞う雪。
「ミンナぁ、ちがうよ。ちがうって」
地球防衛隊、唯一の女性隊員、アキちゃんの声。
「ワタシも初めてみるんだけど、カザハナっていうんだよ。
この前、おばあちゃんから話を聞いたんだ」
ボクたちの町から遠くに見える雪をかぶった山。
そこから、風に飛ばされて雪が飛んでくる。
晴れているのに、空に雪が舞う。
風にのって花が咲く。 風花。
「ホントかぁ」
「ユキゴンじゃないんか?」
おい、ゆっくん、ユキゴンなんて怪獣、セブンに出てたっけ?
「こんなの初めてみるべ」
そうだべ、たもっちゃん、
ボクも初めてだ。
すごいなぁ。
地球防衛隊は、静かになっちゃって
ずっと空をみていた。
静かに雪が、舞い降りる。
ホント、綺麗だ。

去年だったかな、それとも、一昨年だったかな。
栃木県が
魅力がない県、ナンバーワンになった。
そのとき、知事が抗議したとか…
そんなコトがあった。
知事の気持ちはわかる。
そりゃ、そうだ。
大切な県民が侮辱されたようで、
冗談じゃないやと、怒って
抗議したんだろうな、きっと。
でもさ、
抗議なんか、しなくたってよかったんだと思う。
そう、笑ってればいい。
だいたい、県の魅力に順列をつけるなんて
まったくもって無理だし、
意味なんてのもないし、
だいたい、そんなことして何になる。
県に優劣つけるんだぞ、信じられない発想。
でさ、
ミンナ、そんなことは
心のどこかで、わかってるしさ。
ほおっておこう。
ほっとけ、ほっとけ、気にするなってコトで。
寒いけど、素敵なところだと思う。
栃木県。
厳しい自然はあるし
その自然にはぐくまれた人の性格もある。
引っ込み思案なトコ、あるかもだけど、
いいじゃん、そんなコトはどうでも。
オイラにとっては
居心地がいい、素敵な場所。
うん、それだけでいい。
よっちゃん
たもっちゃん
ゆっくん
アキちゃん
ミンナ、元気なんだろうか。
ミンナ、あの町にいるんだろうか。
オイラみたく、あの町を離れちゃてるヤツもいるかもしれない。
そしたら、ときには、思い出してるのかい?
忘れられない素敵な場所のコトを。
そして、タンポポ団の合言葉を…。
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あらららら ふしぎ あら ふしぎ
きみはたちまち タンポポだん
あらららら ふしぎ あら ふしぎ
ぼくらは はるいろ タンポポだん
もう10年以上前になるのかな。
NHKのおかあさんといっしょで
ゆうぞうにいさんと、はいだしょうこさんが
歌ってた、タンポポだんに入ろうっていう歌がありました。
ゆうぞうにいさんは、今、天国に住んでるんだけどさ
すてきな、やさしい歌でした。
だれでも、ミンナ、タンポポ団に入れるんだよね。
ミンナ、仲間なんだよね。
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さぁ、図にのって、またまた…
アッチのブログ、アップしました。
オイラの当番です。
よろしかったら、どぞ、です。
https://ameblo.jp/viale2021/entry-12714020903.html
《追記》
小説モドキ「あの夜の彼女の瓶は、海の涙となって」
を最初にアップしたとき
ユキちゃんが事故にあって…
そのとき、それを実際にあった話だと
思われた方がおられました。
そしてそれは、小説モドキだぞ、と、
ことわり続けなかったオイラに非があります。
今回の話も、かんちがいされる可能性があるかと思います。
実際の子ども時代をベースにしてはいるのですが
タンポポ団のエピソードが入った段階で
そこから、小説モドキになってます。
時間的に矛盾が生じます。
小説モドキとして読んでくださいね。



