今回は続き物になってます。
1つ前のブログから続いてます。
よろしかったら、そちらから、どぞです。
さぁ、今回もBGM、行ってみよう。
調子がいい音楽。
できたら、聴きながら読んでくださいな。
Sha Na Na Rama Lama Ding Dong
電話に出ると
なんだか、野澤監督の嬉しそうな声。
「おもしろいなぁ、ホント、おもしろい。
ブログは、人間性が出るな。
gizouくんは、真面目だ、とても」
なんだか、ホント、楽しそうだ。
監督は、もしかすると
ヴィアーレのブログを案外、楽しんでるのかもな。
オイラのブログをつまんないとか言っても
実はさ、つまんないってコトをおもしろがってるのかも。
「gizouくんをさ、ちょっと成増のジャズ酒場にでも
連れてって、おごってあげようか」
いやぁ、こりゃ、本気で嬉しいんだなぁ。
ところがだ。
「監督、そりゃ、ちょっとかも。
Gizouくんは横浜のほうなんです。
遠いかも」
「そりゃ、残念だ。
それじゃあ、池袋にするかぁ」
ははぁ、コリャ、監督
自分がジャズ酒場に行きたくなったかな。
「でさ、アイダさん
ちょっとアイダさんのこと、
よく書かれすぎてないか。
そこが気になるなぁ。
どうだ、アイダさん」
アハハハ、オイラに聞かれてもなぁ。
フフフ、実は
そこは、オイラも、ちょっとビビった。
実際、オイラはいい加減なヤツで
まったくそんなコトない。
まったくもってすごくなんてない、ない。
それに、あんまりよく書かれちゃうと
悪いコトできなくなるモンなぁ。
でさ、それは、それとして
オイラはチャンスだと思った。
そう、野澤監督のヴィアーレブログのデビュー。
行けるかも。
「確かに。
オイラ、良く書かれ過ぎてます。
で、オイラ、思うんだけど
オイラのコトをからかいながらも
おもしろおかしく
うま~く書けるのは
やっぱり監督をおいていないですよ。
監督、いつも言ってるじゃないですか。
ブログはおもしろくなくちゃダメだって」
「そうか」
なんか、監督、その気になってないか。
もしかすると
落とせるかも。
行け、もう一押し。
「もちろんです、監督。
それに
gizouくんは
監督の作品の情報宣伝もしてくれてるし
ここは、やはり、監督も
ブログを書かざるえないかと
マジで思います。
神様が背中押してますよ」
「そうか…」
ちょっとした間ができる。
失敗したかな。
ちょっとの間、間の後、ポツリと。
「アイダさん、芸名で書いてもいいか」
あれま。
まったく予期してない質問が飛んできた。
しかも芸名と来たか。
ホントはハンドルネームっていうんだけどなぁ。
まぁ、いいか、細かいコトは。
「もちろんです」
「kiri子ってのはどうだ。
それで、kirigirisuのコトをおもしろく書くってのは」
「kiri子ですか」
ありゃ~
なんか、安易すぎないか。
kiri子って名前でどう書くつもりなんだろう。
オイラの頭の中には、まっ黒な雲がむくむくと発生。
暗雲立ち込める。
ダイジョブじゃないだろうなぁ。
まさかなんだけど、もしかしたらこんな風に書くかも。
ワタシ、kiri子よ。
はじめまして。
ワタシは、野澤監督じゃないのよ。
想像したら、恐くなった。
オイラの雰囲気を察したか
あるいは自分で気づいたか
それは、わからないんだけど
監督はこう続ける。
「筆が荒れるな。
やっぱり、ダメだな」
しまった。
暗い雲の雰囲気、まちがいなくバレてっかも。
あ~ん、そのまま
乗せておけばよかった。
でも、kiri子はちょっとすごすぎちゃうから、困るけど。
「オレもこの年齢になった。
そろそろ、オレも芥川賞を狙わなくてはならない」
おおおおお。
突然、出て来たその言葉。
意味がわからなかった。
ジョジョに冷静になり、意味がわかりだすと
目が点になった。
芥川賞ってあの文学の芥川賞…???
監督の言葉には冗談として取れない
なんというか
重みがあった。
この人、案外、本気かも。
「おもしろおかしくなんて書いたら
やっぱり、筆が荒れる」
おおおお。
オイラに対しては
ブログはおもしろくて笑えなくちゃダメだ
とか、言ってるくせに…。
まったく。
でもって、突如、芥川賞。
つまり格調ある文学?
「あるいは、週刊誌とかのエッセイならいいんだけど
どこかにそんな依頼ないか。
アイダさん、そういうのがいい」
ついていけない。
芥川賞から、今度はエッセイ。
林真理子が思い浮かんだ。
林真理子、案外、ユーモラスだと思った。
林さんは
まさか、私、kiri子よ、とは、書かないだろうけど。
と、
そんな仕事
ない、ない、ない。
そんなに簡単にそんな仕事、取れないって。
で、理解した。
どうやら監督は
映画監督をやりながら
文筆業にも手を出すつもりのようだ。
「そしたら、習作のつもりで
とりあえず、書いてみたらどうですか」
「いやぁ、それはダメだ。
筆が荒れる。
それに
スマホなんかじゃ、オレは書かない。
文章は正座して
机に向かって書かなければならない。
そうしないと芥川賞はとれない」
おおおおお。
kiri子のコトなんか、
どっか飛んでっちゃてるみたいだ。
先日、監督が書いた
映画の台本を読んだ。
う~ん
あの台本から行くと
芥川賞じゃなく
狙うなら直木賞なんだけどな。
でも、その前にブログじゃないかとオイラは思った。
今、小説家も大変みたいだ。
オイラは今、本の編集プロダクションの片隅に机を置かせてもらっている。
出版の大変さは
よく聞かされている。
ダイジョブか、野澤監督。
でも、案外、この人のコトだから
芥川賞、取っちゃったりしてな。
ありうるかもしれない。
でも、ますます、お金とは縁がなくなるだろうなぁ。
密かにオイラは思った。
アハハハ
今、このブログで書いちゃったら
密かじゃ、なくなっちゃうよなぁ。
ブログ、書いたよって監督に知らせなくちゃならないし。
ま、いいか。
とにかく、監督
ヴィアーレに
ブログ書いてくれないかなぁ。
ミンナ、待ってると思うんだけどな。
野澤監督の登場。

すごく
続きを読みたい人がひとりいて
催促の電話がかかってきました。
「今、読み直してるからちょっと待ってくださいよ」
「それ、オレ、やろうか。
もっとおもしろくできるぞ」
「私、kiri子よ、とか直すんでしょ」
そんなあんなで
翌日の新しい記事のアップ。
久々です。

