おきなわのたび①〜1日目(首里城) | ピコニコラの屋根裏部屋〜植物療法と日々のこと。

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日々の徒然、感じたこと、何でもない話、生きること、よもやま話。

こんばんは

キノコ



突然の旅に行ってきたときのことを書こうと思います。
旅をしていて気づいたことなんかも書こうと思っています。

今回の旅行は、単なる観光ではなく、
自分のルーツを確認する目的もあったので、少し重い話も含まれます。そして長くなると思います。w
重いのが苦手な方はスルーしてくださいねブーケ1


◆◇


今回、ポッコリといきなり取れた時間だったので二泊三日で、どこかへ行こうと思い立ちました。

最終的に沖縄へ行くことが決まりました。



それは、突然の思いつきで、
けど、随分腑に落ちる思いつきでした。

母が行きたいのだな。。。



しかし
思考はすぐに私の恐れを引き出して
心を脅迫しはじめるのです。

〇〇なのに良いのか?とか
〇〇するべきなのでは?とかなんとか。

こんな時、思考の言うことを鵜呑みにはしないのが一番。

だって頭はいつも嘘つき。
心と身体は嘘をつかない。
やっぱり心に従っていこう。


やはり、行くことは決まっていたかのように
最初の計画とは打って変わって
旅行の手配は、全てスムーズでした。

こういうのがほんと、面白いですね星





沖縄は父が一時期、姿をくらまし(笑)
住んでいたところ。


父はあの時
何を感じ何を思って過ごしていたのだろうか?

思い通りにならない
チューニングの狂った生活を
立て直そうとでもしていたのか。

一体、なんだったのだろう。


あれから、30年以上が経ち
母が亡くなってから半年が経ちました。




私は写真だけの
母を連れて、沖縄に到着したのでした。


肉体のない母はなにかを感じただろうか
安心しただろうか。





私にはわからないことが
たくさんあります。
父が旅立った場所さえも
わからないのです。


わからないまま二人はいなくなってしまったので、今となっては何もかもわからないままです。



今回の旅で何かが分かるわけでもない。
けど、体験して済んで行く気持ちというのがあるのだと思います。



きっと、済んで行くのだわ。



澄んで。

澄んで澄んで澄んで。










真冬でも20度以上もあるんだなぁ。
沖縄は想像より暖かく
半袖でもいいくらいでした。


気候も暖かいけど
お店の人も街の空気も
なんだか、あたたかかったのです。



父は
こんな沖縄の空気に
癒されたのかな。

あのまま、しばらく
ここに住めていたらよかったのにね。
連れ戻されずにここに住めたら
自分が生きるということを
やり直せていたのかもね。

今となってはやはり、
なにもかもがわからない。




わからないことは
わからなくてもいいことです。
私が知る必要もない事。

わたしが考えなくてはいけないことは
そのことではないし
他にあるはずなのです。

ただ、
まだ、済んでいないのです。





父が亡くなったのは父が42歳の頃。
その頃私は16歳で

父がセルフ島流しをしたのはさらに五年前の
私が11歳の頃。

ということは、父は当時37歳頃かな。

誰もが一度
人生を、立ち止まって考えるような時期だろうと思います。






朝、家を出て船にのり、飛行機に乗った時には


今回沖縄へ行くことは、ほとんどの人に知らせていませんでした。


札幌に旅立った子どもたちへも伝えていませんでした。
帰ってきた時に話したらびっくりするだろうか(笑)



さぁ、どんな旅になるのかな?



あ〜〜いよいよ飛んじゃったねぇ〜〜
楽しみだねぇ〜〜



沖縄に着きレンタカーを借りて
宿泊先のホテルに向かいました。



あたたかい。
上着もいらないし
とても過ごしやすい。


ホテルの駐車場を案内してくれたお姉さんも
ホテルも、とても綺麗でした。



部屋に荷物を降ろして
一休みしてから
まずは首里城へ向かったのです。


なんとなく、首里城に。


私たちは沖縄の予備知識もほとんど無く、行きたいところも特にありませんでした。


今回の旅の目的は
海に向かって祈ること。
そして、夫と二人でのんびりすること。
今までの自分たちをねぎらうこと。

今回の旅の目的は
それだけ。



あと少し観光。
沖縄ってどんなところかしら。


二人きりの旅行は
実は初めてでしたお願いお願いお願い

私たちは、私が子連れで再婚したステップファミリーなので
出会った時にはすでに子どもたちが居たので
二人きりで過ごしたことはほとんどありません。



新婚旅行みたいだね〜〜なんて言ったりして楽しみにしていました。
出会ってからは17年くらい。
結婚して今年で10年です。

節目っぽくて良い旅だなぁ。



朝も昼もほとんど食べていなかったので、首里城についた途端に私たちはとてもお腹が空いている事に気がつきました。



レストランがあったので
なんとなくそこへ入ることに。


沖縄料理は普段私が食べているものとは
まるで違っていてたのしかった。




メニューを見ても、どんな料理なのか全然想像がつきません。
沖縄の定番料理的なものを頼んでみよう。
タコライス、沖縄そば、ジューシー(炊き込みご飯)味付きソーキ。



やはりここは外国なのだな。




全部が食べやすい味で
とっても美味しい。



疲れていても暑くても食べられそうな
優しい味だったなぁ。

観光スポットの中のレストランには特に期待をしていなかったけど、すごく美味しかった。


お腹が満たされ
いよいよ首里城見学へ向かうことにしました。

どこからみたら良いのかわからなくて
少し戸惑う。w


ずっと戸惑っていてもアレなので
案内のお姉さんに聞くことにする。w


ちょっと砂かけ婆に似たおばあさんが親切に教えてくれて入り口が分かりました。www





外国人観光客がいっぱい居ました。


木があった。
話しかけた。

とても厳重に守られていました。


想像していたよりもずっとずっと凄かったです。



石灰岩の壁がとても綺麗でした。





首里城を見学して
やっと少し沖縄のことを知りました。
ほんの少しだけ。


そして、来てすぐに沖縄の料理を食べたからか
フワフワした感じも落ち着いて
グラウンディングしたようだ。


よしこれで完璧〜



首里城は中も入れるとは知らなかった。

夫が途中、建具を見ながら
書院造りのことや
開きにくく作ってある建具の話を教えてくれた。


ほぉ〜〜そうなのか
お城というのは簡単に攻めてこられないように
作られているもんなんだなぁ。

琉球王国だった頃の沖縄を感じてみたりしました。




良いものを見れてありがたいなぁと
二人で感激しながら出口へ向かいました。


もう少し首里城の周りを歩いてみようと石畳の道も歩いてみたけど
急斜面と階段ばかりでかなりきつかったので、すぐにひきかえしました。(笑)




次はやちむん通りへ〜〜
器を見て回ることに。

器の色合いや模様が可愛い。
小さな一輪挿しを二つ買うことにした。



シーサーも可愛く
みていると欲しくなるんだけど、本当に買おうと思うと、なかなかコレ!と思うような欲しい顔のシーサーがいないね。


何軒かお店をはしごしていると、
自分と夫に似た陶器の人形が売っていて
二人で笑ってしまった。




これは買うしかないねぇ〜〜




夜は国際通りへ。屋台村で夕飯。
私はシークワーサービールと夫はオリオン。
ミミガー、島豆腐、コロッケみたいの、たたききゅうり、
島らっきょの焼いたの
全部全部、料理は綺麗で
そして美味しかった。





お店の女の子が泡盛マイスターだったので
飲みやすい泡盛を教えてもらって注文した。
それには島らっきょが合うと言うので
注文しました。




う〜〜ん!!本当によく合う。
美味しいっっっ。
このお店とても良かった。



お酒を飲みながらのんびり
これまでのいろんなことを話した。

幸せだねえ〜〜
初めてだねぇ〜〜
二人きりなんて
本当に初めてだね。とかなんとか。

沖縄1日目の夜があっという間に終わっていきました。
明日は斎場御嶽へ行く。


沖縄シリーズ
おきなわのたび①〜1日目(首里城)
おきなわのたび②〜2日目(斎場御嶽)
おきなわのたび③〜2日目(お星さまの儀式)
おきなわのたび④〜3日目(夜ごはん)

おきなわのたび⑤〜3日目(帰路、そして感じたこと)

◆◇