島の業者さんと対面し、見積りをなんとか減額する余地がないか話し合うことになった。

業者さんとしてはもちろん減額なんてしたくないので、
なかなか難しいですね~
という雰囲気。


そんな中、突如として一筋の光が差すことになる。


我々
あの、、前回の見積りから増額しているこの100万円は何の費用ですかね?


業者
・・・。


我々
同じような項目で、別に100万円が記載されているので、
この100万円は重複してませんか??



業者
あ・・・。
そうですね。
これは・・・こちらのミスですね。



我々
おぉ、ということはこの100万円はそのまま減額できる部分ですね?


業者
はい、そうなります。




私たちは無理をお願いしているので、
立場は完全に“下”だったのだが、
先方の100万円ダブル計上のミス発覚により、
なんとなく立場が対等に近いところまで浮上するのを感じた。


業者さんとしても、割と大きめのミスをしてしまった手前、
全く協力しませんよというスタンスは取りにくい様子。



内装のサッシ類は高額なので、
グレードを下げたり窓を減らしたりすれば結構価格も下がると思います。


システムキッチンも、許容範囲内でグレードを見直したら良いと思います。


と、減額方法の提案も色々と出てきた。



はい!
そうさせていただきます!



私たちは内装のプランを見直し、
業者さん側でも減額の余地がある箇所を提案してもらい、
改めて見積りを出してもらうことを約束して解散した。



まあ、簡単に言うと、
オシャレな家をダサい家に近づけることで価格を抑えるということだ。


この際構いません!ダサい家でも笑い泣き


(いや、実際には優秀な設計士さんがついてくれているので本当にダサくはなりません)





次の見積りが出るまで約2週間。

夫は、
これでやっと前に進む!良かった!

と喜んでいた。

確かに、業者さんとの初対面&価格交渉としては上出来だったと思う。



しかし私の心には何とも説明しがたい不安が渦巻いていた。

これまで幾度となく“振り出しに戻る”を経験してきたからということもあるが、
業者さんの言葉の端々、ちょっとした表情、雰囲気が最後の最後までなんとなくネガティブな気がしたのだ。

(相手から醸し出される空気を読むのが結構得意な方なんです、私。)



つづく。。。


 

 

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