続きです。
「やられらたら、やり返す」
この教育は、その子その子によって
相性のある教育になるそうです。
私のブログを読んでくださっている方は
お気づきかもしれませんが、
うちの娘は、
「やられらたら、やり返す」論は
合いませんでした。
やられらたら、やり返す論が
通用する子どものタイプ
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●実際にやられてもやり返せない子
●臆病な子・控えめな子・我慢強い子
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やられらたら、やり返す論が
通用しない子どものタイプ
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●容量がいい子
●自分に自信がある子
●メンタルが強い子
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上記は、私の認識によるものなので
若干違うかもしれないので
間に受けるのではなく、
ざっくりと「こんな感じか」
とイメージしていただけたら、と思います。
「やられらたら、やり返せ」
と親が子どもに言ったとしても、
ほどんどの子どもは
実際に行動に起こすことはないから
「やり返せと言っても、私にはできない」
で終わります。
いい影響としては、
「嫌なことは我慢しなくてもいいんだ」
「自分の意見を言っても大丈夫なんだ」
という考え方にもつながるので、
実際に行動に起こさない子にとっては
通用する教育になるのだそうです。
その反面、
うちの娘みたいに
実際に行動に移してしまうタイプの子だと
やられたらやりかえす。
2倍、3倍返し。
先に手を出したヤツが悪い。
私を怒らせた相手が悪い。
という思考になります。
度を越してしまった場合、
極端な例をあげると・・・
●電車で肩がぶつかったから、殴った
●睨んできたから、殴った
●貸したものを壊されたから、相手の大事なものを壊した
このように
「自分基準」での仕返しになるので
非常に危険なんだそうです。
妹に対する暴力も、同じです。
●妹に髪を引っ張られたから、叩いた
●妹に宿題を邪魔されたから、蹴った
●うるさいから、トイレに閉じ込めた
虐待の心理と似ているかもしれません。
「やられたらやり返す論」が
非常に危険なことだということを、初めて理解しました。
妹への暴言・暴行が気になっていたので
小学2年生というまだ更生が間に合う段階で
早く気づけて本当に良かったと思いました。
「やられたらやり返す論」は、
悪い方向に進む場合があるから
ハイリスクな価値観だと思います。
なので、このブログを読んでいる人は
「やられたらやり返す論」
は極力避けて欲しいなと思います。
私は旦那との話し合いも必要になりますし、
子育ての方針を変えることになるので
娘ともしっかり話し合いをします。
教育方針を変える場合、
子どもに説明しないと
非行に走るリスクについては
「非行に走る子どもの共通点」の記事に書いています。
保育園での成功体験と
家庭での教育がこんな自体になるなんて。
想像もしなかったです。
発達相談で得た情報や知識が
まだまだ書ききれないので、続きます。
発達相談について
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