少年鑑別所に関わった
犯罪心理学者の本が興味深かったので
読んでみました。
犯罪を犯す、非行に走る子どもの
家庭環境を調査すると
必ずしも育児放棄、ネグレクトや
暴力を受けている子どもだけでなく
なんでこの子が?と思うような
「普通の子」がいるんだそうです。
普通の家庭なのに、
子どもが非行に走ってしまう親の共通点
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⚫他者からの意見を受け付けない
⚫子どもの言いなりになっている
⚫夫婦の子育ての方針が違う
⚫夫婦お互いが不満を抱えていて、
お互いに、相手が悪いと思っている
⚫子育ての方針を予告なしに変更する
⚫家が刑務所化している
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⚫わたしはわたしなりに
教育やっています。
先生に言われる筋合いはありません。
と言ったように、他者からの意見を
受け入れない親。
⚫今までは「絶対に学校を休むな」
というのがルールだったのに、
他者から言われたり、
本を読んで、「休ませることが重要」だと学び
急に「学校休んでもいいよ」と言い始める親。
子どもに謝りも、説明もせず、
急に教育方針を変更するのは、
不信感にしかならないらしい。
⚫子どもの意見を聞き入れず、
親の言うことは絶対!というような
刑務所化しているような家庭。
ごく普通の家庭でも、
これらのことが原因で
子供を非行に走らせることになっていると。
子育ては家庭それぞれの方針があるから
介入できにくい。
うちはうち、よそはよそ。
で片付けられてしまうから、
非行に走ってしまう子どもは、
どうしても居てしまう。
子どもに呪いをかけてしまう言葉は、
「協調性を持ちなさい」
「みんなと仲良くしなさい」
「嘘をついたらだめ」
使い方を間違えると、
この言葉は、凶器になります。
逆をいえば、
⚫相談相手(専門家や先生)の意見を受け入れる
⚫子どもの話をきちんときく
⚫夫婦間での教育方針の不満を極力なくす
これらができていれば、
子どもが非行に走ることはないのかもしれない。
幸い、わたしの家庭は
非行に走る家庭環境には、
どれも当てはまらないので
娘のことを信じたいと思うし、
発達相談や、学校の先生の意見も
しっかりと受け入れたいと思いました。
この本には、
普通の子が非行に走るまでの事例が
具体的に描かれてあり、
なるほど。と勉強になりました。
⚫子どもの話をよく聞く
⚫子どもの意見を尊重する
⚫子どもの短所を個性と受け入れる
⚫子どもの個性を肯定し、誉める
当たり前に子育て本に
書かれてあることですが、
ネガティブな視点で読むと
(これができなければ、非行に走るよ)
また違った受け止め方ができたので
いままで1番、すっと頭に入ってきました。
犯罪心理について、知れば知るほど
お姉ちゃんが妹に対する
暴言や暴行も、
受け入れることが
できてきているように思います。
30日間無料で、読むこと(聴くこと)ができました。
オーディブルでは、いろいろな本が
読み放題できるのですが、
わたしは下記のような本を読んでます。
最初は、朗読?と思いましたが、
目も疲れないですし、倍速できるので
1冊2時間くらいで読めるのがいいですね。
子育て本を読むことで、
子育てセミナーに参加した気分になれます。
初回30日無料なので、
本に興味あるかたは、ぜひ。
フォロー、励みになります。
コメントもとっても嬉しいです。