今日はFerragosto 聖母被昇天祭 | ナポリのテラスから…

ナポリのテラスから…

南イタリアに住んで25年。彼らの珍妙なライフスタイルに、未だに驚き続ける日々を綴っています。。


◆フランダースの犬のネロが最後に見たルーベンスの聖母被昇天◆
左下から右上への斜め線を描くバロックのテクを盛り込んだ、
ルーベンス本人が、ほぼ全て描いたと言われる特別な作品だそうです。

Ciaooooo
いよいよ、夏も大詰めの15日、カトリックなイタリアでは、Ferragostoで祝日です。
聖母マリア様の肉体と霊魂が天国にあげられたそうな。。
確か?マリア様も亡くなってから3日後に天国に召されたんだったような?
ほら、キリストの復活も金曜に亡くなって日曜に復活するような?
カトリック用語とか、教義とか、翻訳している人大変だなと思います。
そもそも日本語で通常使われないような言葉で、感覚がつかみにくいというか?
被昇天って言われても…ピンとこないし、かといって、分かりやすくするため、本意から離れて日本語風に翻訳してしまうのもタブーだし。って、翻訳者の人ご苦労様です。

さて、マリア様を祭った教会、たっくさんあります。
アマルフィ海岸の大人気なポジターノの大きな大聖堂、サンタ・マリア・アッスンタ教会

 


◆2人のボランティアの男性が、早朝のお掃除に◆

緑と黄色のマイヨルカ焼の大きなクーポラは、ポジターノの風景になくてはならないシンボルで、
毎年、8月15日の聖母被昇天の夜には、大花火大会を行う事で有名です。
そんなシンボルの屋根に生えた雑草や、ほこり取りを早朝に行ってくれたのです。

 



これで本日の花火大会もばっちりですね!

BY POSITANO NEWS