なぜ神さまは最初から人を善良なもの
としてお作りにならなかったのでしょうか。
「善悪と神様の御心」 続きです。
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心が不平不満でいっぱいであれば
世の中にあふれている不平不満ばかりを
拾ってしまいます。
心が真の幸せでいっぱいであれば
身の回りに美しいものや愛おしいもの
そしてたくさんの喜びがあふれ返っている
ことに気がつきます。
真の幸せとは誰かに与えてもらうもの
ではなく、あなたの心の中で創り出して
いくものです。
神々さまは常にこう問うておられます。
何を見て何を思い何をするのか、
どのように思い、どのような人生と
どのような世界を望んでいるのか、と。
今の世の荒廃は、単に人々の心の荒廃が
映し出されただけに過ぎません。
神さまは人々の心の自由を何より大切に
思われ、各々の心の中の有り様をそのまま
世に現してくださいます。
世が、人が、どのようであろうとも、
それを善悪で裁いたり天上界の道理を
押しつけたりはなされません。
一切制約のない真の自由を与えるとは
そういうことであり、それを与えられる
存在は真に自由なのです。
自由と責任は表裏一体であり、自らが蒔いた
種は必ず自らの責任で刈り取らねばならず、
刈り取りから逃れて得られる自由などありません。
そして神さまも人に自由を与えた責任を全う
するために、人々が汚した世界を清浄し
今日も多くの命を生かし続けてくださって
いるのです。
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