京田辺市の ピアノ教室momo よしだ けえこです
やってみたいな!の思いをたいせつにします。
ただいま夏の体験レッスン受け付けています。
現在レッスン可能な時間はわずかとなっております。
0774-64-0641
ホームページご覧ください http://momo-pianostudio.com/
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日曜日、あるテレビで。
戦時中クラシック音楽が軍によって戦争に使われていたという事を知りました。
国民は自由にクラシック音楽を聴く事が出来なかった時代です。
山本五十六の追悼の映像では、ベートーベンの英雄の2楽章が使われていました。
ベートーベンの第九、ショスタコーヴィチの5番のシンフォニーや、ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲や、シュトラウスのワルツ、などなど。
次々と飛行機から飛び降りパラシュートを開く兵隊さんの映像はワーグナーのワルキューレが。(まるで『地獄の黙示録』みたいでした)
このように、第一線に赴く兵隊さんの士気を揚げるため、慰めるため、国民にはこのような映像を見せて、気持ちを一つにするためにクラシック音楽が使われていたそうです。
バッハのマタイ受難曲は特攻隊で出撃する映像と共に、でも本当に特攻隊の方々の耳に届く事があったかどうかわからないそうです。当時歌った方は、「神が命をかけて人びとを救った」という日本語の歌詞と、明日をも知れぬ自分たち、兵隊さんたちの状況を重ね、熱い思いで歌ったのを覚えていると語っておられました。
戦争のためなら利用できるものは何でも利用したのですね。
第一、ベートーベン、ワーグナーはドイツ人、歌曲の多くはイタリア語だったり、ドイツ語、オペラはイタリア語。
どうしてクラシック音楽禁止だったのでしょう?
贅沢?
do re mi…はイタリア語。
すべてが敵国語、敵国の音楽?ではないですよね。
知らなかった事が沢山。
日本人の作曲家も委嘱されて沢山の曲を書いたそうです。軍歌や戦意を高めるような作曲をさせられた中、名曲と呼ばれる真の曲も生まれたそうです。
そして軍楽隊として慰問演奏した方々の多くは戦後日本の音楽文化に貢献したそうです。
心に沁みる音楽を聞いて、涙が溢れます
楽しい躍動的な音楽は、ワクワクします
私はベートーベンの運命の3~4楽章を聞くと、エネルギーが漲ります
マーラーの5番4楽章は 優しく穏やかな気持ちになります
モーツァルトの緩徐楽章は 気持ちがあらわれる天上の音楽です
音楽は感情に訴える力があります。だからこそ、正しい形で使われてほしいです。
音楽を愛し、携わる者の願いです。
珍しくミンミン蝉が鳴いています。
この平和が続きますように。
最後までお読みくださり有難うございました(^^)