ピアノを教える私のこと

京田辺市の　ピアノ教室ｍoｍo　よしだ　けえこです

やってみたいな！の思いをたいせつにします。 　

体験レッスン受け付けています。　　　

現在レッスン可能な時間はわずかとなっております。 　　　

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今回は私のピアノ講師のスタートを書きますね。

ピアノの講師のスタートはヤマハ音楽教室です。

大学3年（だったと思います）の春にヤマハとカワイの方が大学に来られ、音楽教室で働くにはグレードが必要と言われたので、まだそのつもりはなかったのですが、「一応取っておこうかな」と軽い気持ちで在学中にヤマハのグレードを取りました。

皆さんご存知の方も多いと思いますが、ヤマハのグレード試験には演奏グレードと指導グレードがあって、講師になるにはその両方が必要です。

試験内容は、演奏グレードには楽曲演奏以外に
伴奏付け 即興演奏 初見演奏 があります。

初見演奏は大学入試でありますし好きでしたので問題ありませんが、それ以外の即興演奏など全くやった事がなく、本を買って夏休みに勉強しました。

休み明けに試験を受けましたが、会場に着くと知った顔がそこここにいてビックリしたのを覚えています。大学の友人が皆んな受験しに来ていました。

運良く合格し、指導グレードも受験しました。

指導グレードは、楽典 聴音 移調奏 伴奏付け 弾き歌い です。

こちらはさほど苦労はなかったように記憶します。

楽譜を見て弾く事ばかり学んできたので、とにかく即興演奏が苦手でした(>_<)。今も苦手です。

そして大学４年の秋に、「ササヤ書店」（輸入楽譜の専門店）に行き、たまたま手にした音楽新聞に近くのD楽器がピアノの講師を募集している小さな広告があり、これまた一応連絡したのです。

そうしたら、教室普及課の担当者が大学の先輩という事がわかり、グレードも持っていたこともあって話しがトントン拍子に進みました。

運が良かったです。

教室に空きがあり卒業する3月から少しずつ教える仕事をするようになりました。

卒業してからは、あれよあれよと教室が増えて、有難い事に1週間全てレッスンをさせて貰えました。

これも本当に運が良かったように思います。

大学の友人達は、それぞれの地元のヤマハ系の楽器店に所属しましたが、グループ講師になるようにとエレクトーンを習ったり、グループ講師として必要な研修を受けていました。

私は、一人ひとりに「ピアノを弾く事」を教えたかったので、グループ講師のお話はお断りしました。

そうして、かれこれもう30年近くこの仕事を続ける事が出来ています。

正直なところ、「ピアノの先生になりたい！」と強い気持ちがあったわけではなく、「卒業して何もしないわけにはいかないな」 という思いでした。

こうして、運に恵まれて流れでやって来られたピアノ講師の仕事でしたが、まるで誰かが 「ここらでしっかり自分の人生を考え直さないと後悔するで！」と教えてくれたような出来事がありました。

続きは次回にしますね。


最後までお読みくださり有難うございました(^^)