歌舞伎を観てきました。 | ピア 人工関節と難病と猫と

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人工関節の脚、肝臓の難病、慢性疼痛と闘っています。
時々は保護猫出身の愛猫のことも。
人生終盤、余生を悔いなく送りたい。
ブログを綴って、脳の衰えを緩やかに。



二月御園座大歌舞伎
十三代目市川團十郎白猿の襲名披露と、
八代目市川新之助初舞台

を観に行った(昼の部)


(一)三人吉三巴白浪



(二)鯉つかみ



(三)外郎売(新之助くん初舞台)



(四)吉野山(團十郎さん)






詳しい方は、この演目ですぐ物語がわかるんでしょうね



歌舞伎見物なんて、今まで縁がなくて
若いころ、古い歌舞伎座で一度観たぐらい
それもはとバスの観劇ツアーだったような



舞台は大好きだけど「お芝居」というより「演劇」だった
セレブの文化より、労働者の文化、というのが私らしいわ


今回ネットを使えない友人に「チケットとって」と頼まれなければ、
行くこともなかった



でも、最近読んだ吉田修一の「国宝」が良かったのと、

長編小説「国宝」

TVでイヤホンガイドの台本を書く人のドキュメンタリーを見て
少し興味が湧いていたのよね

 

で、結果、どれもとてもよかった!


 

セリフの言い回しも音曲もなじみがないからわかりにくかったけれど
イヤホンガイドがとても便利で、物語に引き込んでくれる
初心者には必須だ

 


歌舞伎は、物語を知っていることが前提で、

所作や化粧や衣装を楽しむ様式美の世界だと思った
(ツウには笑われそうな感想)


團十郎さんはやはり群を抜いて美しく、ビックリだった
新之助くんは、小さいながらも堂々と演じていて、努力のたまもの


新之助…というと「お~いお茶!」の海老蔵、現團十郎の顔が浮かんでしまう
時の止まった私の脳…


そういえば、中学生のころ「染五郎」の大ファンの子がいて
「そめごろーそめごろー」とうるさかった
(今思うと渋い好み)

いまだに染五郎と言われると今の松本白鸚さんが浮かぶ

どれだけ古いの、私の脳みそ!