多久市と武雄市(北方)で、ピアノ教室をしております。
レッスンはピアノが主軸ですが、リトミック・知育・発語リズムを学んだ講師が、年齢に合わせたレッスンをしております。
お問い合わせ、受付中です。
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私のピアノへの入口は、そりゃもう遠い昔の話ではありますが、「ヤマハ音楽教室」でした。
ヤマハの先生が保育園に出張して来られていて、同い年の友だちと入会しました。
グループレッスンは楽しくて、先生は若くて優しくて、毎週楽しみでなりませんでした。
ところがところが。
小学生になって、この先「ピアノコース」か「エレクトーンコース」に分かれるという話になったとき、見渡すと誰もいない。
10人くらいいたのに、気がつくと、私一人になっていました。
なんと寂しい😥。
悲しみながらも「私、エレクトーンに行く!」と返事をしました。
けれど、7歳の子の決断はあっさり却下、ピアノコースに入れられてしまいました。
何故か。
「エレクトーンは買ってやれない」という家庭の事情でした。
エレクトーンが家にないと、エレクトーンコースは受けられないらしいよと説得されたのです。
「辞めろ」と言われるよりは良かったのか、渋々ピアノコースへ進みました。
しかも一人ぼっち、でも弾きたい。
一人でも続けることを応援してくれる両親は、間もなくオルガンを購入。
勉強机より先にオルガンが来たのを覚えています。
エレクトーンはこのまま夢で終わると思っていました。
ですが、卒業してから披露宴のアルバイトが入り、会場のエレクトーンを演奏することになりました。
弾き手がなくて困っていると言われ、下手でいいと言われ、くそ度胸で引き受けました。
エレクトーンのある近所のお宅に頼み込んで練習させてもらい、けっこうな数の披露宴に行きました。
この練習のときに、ウエディングとは関係ない曲も練習して😅、「キャー、楽しい!」とはしゃいでおりました。
15年前に諦めた楽器に、少し触れられて、本当に嬉しかったのです。
教室には、お母様が習わせたいとか、お婆ちゃまが積極的とか、ご本人が習いたいとか、動機は様々です。
ですが、入って来られたからには続くように、こちらの努力が最も重要です。
私は、ピアノに関する自分の記憶が強く残っているので、日記を読み返すように振り返り、心を繋いでいかねばと思います。