ほっとする味わい カボチャのリゾット | イタリア料理レシピと旅記録 un piatto pieno di ricordi

イタリア料理レシピと旅記録 un piatto pieno di ricordi

2007年から4年半のイタリア生活を終え2011年に帰国。30ヶ国以上の国とイタリア20州全てを旅して各地で食べた思い出の料理や
気になったレシピを元に家庭で手軽に作れるようアレンジして日々お料理を楽しんでいます。

 

日中はまだまだ暑いのに、少しづつ日が短くなってきていますねイチョウ
子供の頃、夏の終わりにプールへ行くと3時過ぎからふわっと秋の気配がしてすごーく寂しかったのを思い出します。今は逆にホッとしますけどコーヒー

夏疲れを体感していなくても内臓は確実に夏バテしてそうな気がするので、そろそろ冷たくてさっぱりしたものをいったん手放して暖かい食事もアリかなと。

 
1ヶ月ほど放置して追熟させた丸ごとのカボチャにぱかーんと包丁を入れ、まず煮物にしてみたらびっくりするほど糖度が上がっていました。実の部分はホクホクというより、やや水分が多い食感でしたが決して水っぽいということではなく適度にさっぱりした熟れ具合ですイエローハーツ
これはさぞかし美味しいリゾットになるぞ〜キラキラ 味見のつもりで作ってしまった煮物はタッパーに放り込んでひとまず冷蔵庫へ。ひょんなことからの作り置き。
 
秋が深まってくる頃ならコクのある味付けでも良いと思うのですが、さっぱりと甘いカボチャを生かしてチーズや生クリームを使用せず晩夏らしくさっぱり仕上げました。
 
 
 
‘・:*:・。,材料 1人分 ,。・:*:・゚'
*多めの1人前ですので女性やお子様なら2人でシェアして頂いても良いと思います。
 
カボチャ(種、ワタ、皮を取り除いた状態で)60gくらい
イタリアのお米(カルナローリ)      1/2カップ
玉ねぎ                  1/4個
 
オリーブオイル              大さじ1
白ワイン                 大さじ1
水                    400ml
顆粒ブイヨン               小さじ1.5
牛乳                   大さじ2
バター                  小さじ1
塩                    小さじ1/2
 
 
 
‘・:*:・。,作り方 ,。・:*:・゚'
【1】かぼちゃの種、ワタとを取り除き、皮を剥いて3cm角くらいの大きさに切る。
耐熱容器にカボチャと水大さじ2(分量外)を入れ、ラップでふんわり包み600Wのレンジに
7分かける。食感が残る程度にフォークなどで荒くつぶす。
 
【2】玉ねぎをみじん切りにする。フライパンにオリーブオイル大さじ1をひき、玉ねぎがしんなりするまで中火で炒める。
 
【3】お米を生のまま加えて2分炒め、白ワインを加えてアルコールが蒸発するまで更に1-2分炒める。
 
【4】水の半分の量(200ml)、ブイヨン、カボチャを入れ、弱火で17~18分煮る。
途中で何度も混ぜて水分が蒸発してきたら残りの水を少しずつ加えて焦げ付かないように気をつける。
 
【5】お米の芯が少し残るくらいの柔らかさになった牛乳を加え、味を見ながら塩を加える。
もし水分が多すぎるようであれば、火を中火にして2~3分煮て水分を飛ばす。
火を止めてバターを加えて混ぜる。お皿に盛り、カボチャの種を乗せる。