速さを求める問題で
答が光の速さを超える値になったとします。
これは当然、
そんなはずはない、おかしい
と気づかなくてはいけません。
他にも
絶対温度が負になる
もあり得ません。
実験室での実験が問題になっているのに
温度が2000度
気体の体積が500リットル
こんな答えもおかしいと疑わなくてはいけません。
という習慣を身につけましょう。
352×0.98=?
という計算をするとします。
0.98はだいたい1ですから、
答はだいたい352に近い数値になるはずです。
それが念頭にあれば
答が34.496と出た場合
位取りが間違えている、と気づくことができます。
先日、教え子が次のような単位変換をしました。
1[g/cm3]=1×10-6[g/m3]
これは間違えていますが、
左辺が1cm3あたりの質量
右辺が1m3あたりの質量ですから
後者の方が大きい値になるのが当然です。
それを確認していれば、
自分でマチガイに気づくことができますね。
こんな風に、
などに注意を払うとミスを減らすことができます。
皆さんも是非やってみてください。