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「ストレートネックですね」
「側弯がありますね」
「骨盤が歪んでいる」
様々な所に通い、
色々なことを言われてきた女性。
『 その歪みは自覚していますか？』
と聞くと、自覚はない。
ただ言われたことが自分だと思っている。
マッサージや整体に行った後は、
楽になった気がするけど、すぐにもと通り。
そんな30代 女性との初セッション。
『 立ち仕事で前に屈み続けていると、首の付け根や背中が辛くなるから、もっと楽に仕事できるように。 』
『 首の張りから、よく頭痛になってしまうので、改善したい。 』
そんな希望を胸にセッションを開始しました♪
黄色➖ 首はまっすぐに
赤色➖ 背中が丸い
頭の重さを赤の背中あたりで全部受けるので、確かに首が辛そうです。
本来は
赤○くらいの仕事をすべき所が、
黄➖がまっすぐのせいで
こんなに仕事してるので、そりゃあ辛くなるでしょう。
辛くなった時、
これまでどうしてたんですか？
と聞くと、
こんな感じに姿勢を正しました。
上半分を隠すと、
確かにまっすぐに見える。
でも上半分も見てみると・・
黄色➖ 首はまっすぐに
赤色➖ 背中が丸い
の関係性が変わっていません。
この関係性からくる丸さ。
これを腰で補おうという戦略ですが、
首と背中の関係性は変えられていないので、首の付け根の辛さは変わらないでしょう。
『 違う動きを知らない 』だけかもしれません。
こんな方が、
テレビや本を見て、
こんな【 首のストレッチ 】をやるとします。
しかし、
同じようにやっているつもりでも、
こんな風に、
同様のパターンのまま やってしまいそうなのは・・・詳しく説明しなくても、なんか分かります？??
クセを強めてしまうので、逆効果になるかもしれませんね。
その"つもり"こそがセッションの対象です。
例えば、
こんな寝た姿勢で『 膝の方を見る』という、単純な動きの中にもその習慣は現れます。
（写真は別の方）
首（黄色➖）はマッスグのままに、
持ち上げようとするから、辛そうです。
例えば、
こんな風に条件を変えてみると、「何かが違う」みたいです。
こんな背中に意識が向く運動をいくつか行なってみました。
背中と首の協調。に意識を向けてみました。
最初と同じ条件で、
膝の方を見てみました。
「 なんか楽！」
「 私ったら、なんであんなキツい事やってたんだろ？」
それは、言葉にできる時もあるし、そうじゃない時もあります。
自分の習慣に、"気づく"。
こうした自身の習慣への気づき。
そこで得られた感覚は、
座った時にも繋がります。
このままデスクワークをした時も。
床に落ちたものを拾う時も。
日常生活のあらゆる場面へと、
繋げて考えていけるようになります。
『 だからココが辛くなってたのか！ 』
『 いつもココが最初に疲れるのは、このせいか！ 』
『 この環境がこのクセを作っていたのか！ 』
『 これを止めると、もっと楽に仕事が出来る！！ 』
と繋がっていく事でしょう♪
最後までお読み頂き、本当にありがとうございました!!
