ヨーロッパの方では保険金目当てに
自分の腕や足を締めつけ自分でリンパ浮腫を
発症させる人達がいるそうです
手術や外傷で弱ったリンパ管をさらに締め付けることで
締め付けている部位のリンパ管を破壊し
リンパ管内の内圧を異常に高め広い範囲のリンパ管にダメージをあたえることで人為的にリンパ浮腫を発症させているそうです
締め付けた部位が異常に細くなっていることが診断のポイントだとか・・・
日本ではほとんどないケースでしょうが、リンパ浮腫の運動として似たような運動を推奨する医師もいます
芸能界でも地味に流行っている加圧トレーニングです
腕や太ももの付け根の部分にバンドを装着し、そのバンドに空気を入れて加圧をすることで体を締め付けた状態で運動をさせるというものです
ただでさえ傷んで機能の落ちているリンパ管やその他の脈管、神経組織を局所的に圧迫し運動するわけです
圧迫されている部位はさらに損傷する可能性がありますし、循環が悪い状態で運動するので多くの細胞が壊れます
この壊れた細胞の破片を回収するのもリンパ管のお仕事ですから、いかにリンパ管へ負担をかけるか想像できますよね
Phy'llではこのような運動はリンパ浮腫の方へはオススメしませんが、日本ではこのような運動をリンパ浮腫の運動として推奨する医師もいるということです
やるやらないは患者さん個人にお任せしますが、医師に勧められてどうしてもやってみたい方は、リスクを理解した上で慎重に実施されることをお勧めします
私が患者なら絶対にやりませんが
筋萎縮性側索硬化症(ALS)に加圧トレーニングを行うとどうなるか
筋肉は神経からの刺激で収縮します
この刺激をくれる神経の機能が弱まると筋肉は痩せたり、壊れたりします
ALSは脊髄神経が壊れてくる病気なので、そこから刺激を受けていた筋肉は痩せたり壊れたりしてきます
その結果、筋肉が壊れて流れ出たCPKという成分が血液検査では高い値になります
ALSの患者さんでは筋肉が痩せ、力が弱くなります
これを鍛えるために加圧トレーニングをすると、普通の状態よりも筋肉が破壊されやすい状態で運動するので症状は悪化します
健常な方であれば簡単に筋肉が壊れて、それに対する生理反応が起こり少ない運動量で筋肉を肥大させることができるかもしれせんが、患者さんへ行う際には病態をよく理解した上で実施するか否か判断する必要があります
手軽に短期間で・・・には必ずリスクが伴いますので、地道な努力をオススメします
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