よく言われることではりますが
治療は大切ですが、同じくらい予防も大切です
リンパ浮腫の予防に関してはいろいろ言われてはいますが、残念ながらエビデンスは十分ではありません
いろいろ気をつけていても発症してしまうことも・・・
そのため医療機関においても術後の対応が異なります
現代医療は早期早期ですから、なんでも早めに何かをやると価値があるような風潮があります
その一方で、昔ながらの時間をかけたやり方が見直されていることもあります
たとえば高齢者に多い脊椎の圧迫骨折の保存的治療(手術をしない治療法)では、
柔らかいコルセットを短期間使い、早めに動いて寝たきりにならないようにするという治療が多かったのですが・・・
もともと骨が脆く骨折が治りにくい患者さんが多いのに骨折している部分の固定が不十分で動いてしまうため、骨がつかない偽関節という状態になり痛みがいつまでも治らないことが少なからずあったらしく
そのため、昔ながらの分厚く硬いコルセットで1ヵ月~3カ月程度しっかりと固定しある程度の活動制限をする治療法が見直されています
医学が発達しても人の体は変わっていませんので、組織の回復にはそれなりの時間が必要になります
がんの術後ではがん組織周囲の結合組織やリンパ管・血管など多くの組織が傷つきます
運動やバンテージ、リンパドレナージを始めるのはドレーンが抜けて組織がある程度回復してからでも遅くはありません
個人差はありますが術後2週間前後は様子を見ていても良いと思います
バンテージやリンパドレナージの実施が早すぎると回復していない部分に老廃物や水分が流れ込んできてしまい、結果的にリンパ管に負担がかかりリンパ浮腫の発症につながってしまう可能性があります
高速道路で事故があった場合には通行止めにします
後続車が次々に突っ込んで行ったら大変なことになりますよね
手術による組織のダメージが少なかった方やもともと脈管系が発達している方などは、早めに運動したりリンパドレナージしたりしても浮腫の発症はしなかった方もいるとは思いますが・・・
がんの状態や手術の方法、手術による組織のダメージの大きさなど個体差があり単純には比較できないことなどもありリンパ浮腫の発症原因のエビデンスは乏しいのですが、悪化させる可能性がある事はあるべく避けた方が良いですよね
医療専門職の中でも早期に何かをするよう教育された方たちは、術後に何かしないと落ち着かない方たちもいます
まあ、気持ちは分かりますが
ただ待つことも大切ですね
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