以前から書いていますが



術後すぐから痛いのを我慢してリハビリをすると、リンパ浮腫の発症率を高めてしまう・・・かも



そして、術後すぐから痛いのを我慢してリハビリしなくても、腕の動きや筋力は回復すると思います




痛いのを無理して動かすと炎症物質が増え、線維化しやすくなります

線維化すると硬くなり、腕の動きが悪くなります



さらに神経系の働きも障害を受け、感覚神経は感受性が高くなり痛みを感じやすくなります


最悪、アロディニア のように触られたときに感じる触覚が痛いという痛覚として感じられる状態になることもありますし繰り返し痛み刺激を体に加え続けると慢性疼痛 という長期にわたり痛みを感じ続ける状態になることもありますガーン



学校の勉強の内容はなかなか記憶に残りませんが、

危険な痛み関しては1度の経験でキッチリ脳に記憶されますよねあせる


痛みの経験は脳に記憶されやすいので、それが繰り返されると・・・

腕を動かすと痛い、手術部位に触ると痛い、などの情報が頑固に記憶に残り、本来なら痛みを感じない状態でも痛みを感じてしまうことがあるんです叫び



前回書いたように、状態の良い方は多少無理をしても回復しますが、そうでない方は無理して動かすことで痛みや可動域制限といった機能障害がヒドくなってしまいます



術後のリハビリは最初から無理しなくても大丈夫ですよニコニコ

ほとんどの場合、ゆっくりでも十分回復しますグッド!


ただでさえストレスの多い術後、この時期のリハビリはあせらず苦痛のない範囲で取り組みましょう音譜



日向市にあるエステとコンディショニングのお店

Phy’ll



乳がん術後のリハビリ



なぜ同じことをしても結果が違うのかはてなマーク



要因をいつものごとく大雑把に分けますと

術前の個体差

手術の影響

術後の管理

以上の3つです



術前の個体差は、がんの影響や脈関係の発達や筋肉の発達、関節の安定性などいろいろと考えられます



手術の影響は主に侵襲の程度、つまり手術でどれだけ組織に傷をつけたかということが大きく影響します



術後の管理では傷口の回復や感染の有無、ドレーンの留置期間なども影響してきます



ドレーンの留置期間は長くても7日以内が理想ですが、もろもろの原因で10日以上ドレーンが抜けないことも・・・ありますねガーン



ドレーンから液体が出てくるということはリンパ管などの脈管や周囲の組織が回復していないということですから、この期間に運動で腕を動かし過ぎるのは良くないと思います叫び

組織が回復しないまま動かし過ぎると、さらに組織の回復が遅れます

骨折して骨がつながってないのに動かすようなものですショック!




骨折して4週間以上の固定をしても、腕が固まって動かなくなるということはありませんので、乳がんの術後1~2週間で慌てて無理に動かさなくても大丈夫なのですが・・・


乳腺外科の医師や看護師さんは整形外科的な考え方や経験があまりありませんので、『痛くても我慢して動かさないと固まって動かなくなりますよビックリマーク』といった意味合いの言葉で患者さんを優しく追い込んだり・・・する方もいますガーンあせる



その結果、手術の範囲が狭かった、もともと回復力が高い、関節の不安定性などない、などの好条件のそろった患者さんは何をやっても良い結果がでますし


手術の範囲が広い、もともと傷の治りが遅い、術前から重いものを持つと肩がずれたり抜けたりする感じがあった、など良くない条件がある患者さんでは同じリハビリをしても結果が良くないことがあります



今の自分に合ったリハビリや自己管理法が見つかると良いですねニコニコ




日向市にあるエステとコンディショニングのお店

Phy'll





乳がん術後のリハビリは、いろいろです



術後のリハビリというと普通は理学療法士が行いますが、乳がんの術後というと少しバリエーションがありまして・・・医師や看護師が体操の書かれた紙を渡して終わり・・・とかもあります



手術の方法もバリエーションがあるため、術後としてひとくくりにするには難がありますが


ひとつ言えるのは、乳がんの手術で上肢の可動域制限が残るということは考えにくいということです


その理由は、肩関節の骨、関節唇、靭帯、腱板などの関節を構成する部位は手術で直接的に影響を受けないからですニコニコ



もちろん、胸部や腋窩の傷は一時的に影響しますが永続的に影響を及ぼすということはあまりないと思います


初期に無理して動かして炎症を持続させてしまうと線維化を起こし硬くなってしまい腕が挙がりにくくなったり、動かしにくくなってしまうことがあります



痛いのを無理して動かしたり、日常生活で重いものを持ったりして使うことで、腕の機能が改善する方もいれば、改善せず痛みや可動域制限が続いたり、リンパ浮腫を発症してしまうなど、結果にもバラつきがあるのも特徴ですね叫び



なぜ、バラつきがうまれるのでしょうはてなマーク




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リンパ浮腫の場合、運動をすることで

浮腫を悪化させてしまう可能性があるという

お話を以前書きました



運動は健康的なイメージがありますが

そうでない一面も持っています



運動は免疫力を高める、ということで

がんの術後の患者さんの中には趣味のスポーツに

没頭される方もおられます


もちろん、スポーツは楽しいですしストレス解消にも良いと思います



しかし、息が切れるほどの運動を行うと

一時的にではありますが白血球の減少など

免疫力が低下することが知られています叫び


スポーツ選手が風邪をひいたり体調を崩しやすい

ということを聞かれたことはありませんかはてなマーク



免疫力を意識してスポーツをされる場合には

スポーツを行う前日と翌日はしっかりと体を

休めてください


そして、スポーツをしている合間に休憩をしっかりととる事もお忘れなく



体を疲労させ過ぎない程度に行う

疲労させ過ぎたと感じたら、きっちり休養をとる



がんの患者さんでは貧血や低栄養状態などがあり

自分が感じる以上に疲労しやすく、回復しづらい状態ですので、楽しみつつも体を酷使し過ぎないようにする方が良いと思います



まあ、自分が運動苦手なのでこんな内容になっているのかもしれませんがショック!



楽しい時間はついつい無理をしてしまいますが、無理しすぎた後はきっちりと体を労わってあげてくださいニコニコ


運動を頑張り過ぎると免疫力は下がっている可能性が高い、といったことも頭の片隅でも良いので覚えておいてくださいねグッド!






今日はかなり気温が高くなった日向市です


あまりの暖かさに桜も満開ですが

Phy'llのチューリップも満開でしたよニコニコ




番犬君もメルヘンな感じになって休憩中ですあせる



気持ち良さそうで、見てると眠くなりますね


まあ、何もしなくても眠いんですけどね・・・シラー



日向市のエステとコンディショニングのお店

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