初鍋 映画 | ありのす

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混沌とした毎日の日記
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先日ごちそうになった今年初のお鍋。

量が凄いですよね。毎回食べきれません。

海鮮がどっさりで贅沢・・・。

 

なかなか寒くならないせいで下界の紅葉はイマイチですが、お鍋はおいしい気候になってきました。

 

通りすがりの奈川渡ダム。時間があったので初めて立ち寄ってみた。

 

曇りで鮮やかではありませんが、午前中で静かだった。横を上高地行き帰りのバスが通り過ぎていきます。新島々には出動してないバスがぎっちりと停まっていましたが。

 

閑話休題。

昨日「The Bank 墜ちた巨像」という映画を見た。

以前からBSでちょくちょくやっていて(BSは同じものの再放送が凄く多い。放映権の有効利用と言うことかね)

放送しているのは知ってたけど、この映画、邦題ですごく損していると思う。だってこれだと、ガチガチの金融業界の固い内容の映画みたいに思えるよね。(「金融列島 呪縛」みたい。これも面白いらしいが)

内容的には全然固くなく、NYの大銀行の不正を暴くために世界を走り回るインターポールの捜査官の話だった。ベルリン、ミラノ、NY,トルコと街のロケも壮大で、街の美景をしっかり見られるのはこのご時世ありがたいし、最後のシーンはトルコのブルーモスク。そして高台からの全景が綺麗でした。今の政治情勢だとトルコでロケなんぞなかなかできないだろう。

 

で、圧巻はNYグッゲンハイム美術館での銃撃戦。

ここは是非行ってみたいところの一つなのですが、巨大らせんになっている超有名美術館の吹き抜けで30分間ほどもひたすら銃弾が飛び交うという、マフィアものみたいな展開でした。まあイタリアマフィアも絡むんだけどもさ。

もちろん美術館穴だらけ。展示物は落とされるし、血まみれになるし。と思ってたら巨大セットだったらしい。

しかしグッゲンハイムの中を拝めたのは凄い嬉しかったです。

 

監督が「パフューム」を撮ったティクバなのね。ちょっと納得した。

映画の秋。映画館にはずっと行ってませんが、昔の映画を家で楽しみたい。

そうそう、その前に録画で見てた「Darker than Black」というアニメもよかったです。これも題で損してる系だと思うのだが、設定はかなり好きな系統。萌え系の絵で席巻される前の深夜アニメは結構頑張っていたなあと思う。大人の視聴に耐える。

 

それこそ今席巻している鬼滅の作者も、なにげにデビュー作の「過狩り狩り」を読んでみましたが(Jumpの新人賞のHPで公開してる)、むしろ鬼滅の冒頭とかより絵が綺麗で、大正時代の雰囲気が凄い出ていて、こちらのほうが私は好きなくらいだった。

松本大洋さんの「竹光侍」を思い出しましたね。設定時代の空気を絵柄で出しつつ、アクションも行けるという漫画はなかなかかけるものではないと思う。

何しろ鬼が出てくるって、日本昔話ではあるまいし、今ジャンプで鬼かよ、って思う向きもあるのですが、よく考えたら一番日本には馴染みのものなんですよね。登場人物が和服着てるし、日本の伝統的なものを見直す動きにもつながればいいなあと思います。

 

面白い映画 漫画 映像には私が思うに一つ共通点があって、読書とかネットとか他のことをやってても、いつの間にか画面に引き寄せられている。そういう引力があると思います。そうじゃない番組や映画は、テレビだけつけててもいつの間にか他のことをやっている(笑