トヨタ産業技術記念館1 | ありのす

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前日、市内観光のメグールというバスを使ったら、時間はかかったのだけど案外便利だった。

実は最終日、フライトが台風でも飛ぶかどうかで友人が結構悩んでいたのですが、結局飛ぶことになり、3日目の観光ができたのです。

ということで、メグールで帰ってくるときに見たトヨタの、行きたいねという話になった。

駅から逆向きのメグールで朝一番9:30に乗りました。

午前中だったらボランティアガイドも付くらしい。現に、前日使ったメグールではプロ顔負けの(プロかなあ?)ガイドトークの神谷さんという方がいらっしゃいました。専属なのかと思ったらボランティアなのですね・・。

 

そして、記念館到着。いろんな機械に対してガイドと実演があり、これはロビーで環状織機の解説。織機って杼を往復させて織りますが、往復させずぐるぐる回した方が動力など効率がいいのでは?という発想だそうです。明治39年開発。

ていうか、今こういう織り方の縫い目のないTシャツとかありますよね?

そもそもトヨタなのに自動車じゃないのは、トヨタが最初織物の機械を作っていた会社だからなのです。

横糸の杼は中をぐるぐると回って行きます。横のものをタテにしたってだけでもかなりの発想転換ですよね。会場の中で、いろいろな織機を動かしてもらいながら見学。

なかでも、最も初期の糸車の展示で、インド人のスタッフの女性が綿の塊からするすると糸を紡ぐのにはびっくり。これを機械でやるとすごく大きなマシンが必要になってくるのですが。

ほぼ半分、織機を見て歩くのに費やしました。解説だけでなく無料ガイドがついてくるので、非常に分かりやすいです。