カニキュール | ありのす

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混沌とした毎日の日記
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フランス語で酷暑のことをカニキュールという。なんか、この時期に出る星座からきている名前らしい。今年はフランスのニュースでこの言葉よく聞いた。

 

職場の冷房が壊れて、昼御飯を食べる食堂が暑い。食堂のテレビの甲子園を見ながらご飯を食べていて、ふと「甲子園の高校生はこの暑さ(プラス日差し)のなか、試合してんだよな」と思った。

もう今や昼は毎日35度越えの中、生身でスポーツをする。ほかの国だったら試合中止になるかもしれない。

汗もかくだろうし熱中症もなるだろうし、投手は腕も酷使するだろう。

甲子園という伝統をとっぱらうと、結構凄い大会だと思うのだけど。

プロが屋根のあるドームで夕方から試合をしているのに、なぜ高校生には我慢大会をさせるのかな。甲子園に屋根つければ?

 

オリンピックの酷暑対策、今話が出始めた。遅くない?

「お・も・て・な・し」をやってるときに、頭をよぎってたはずなのだけど。

「時期を早くするか遅くするかしてずらすんだろうなー」と思っていた。ずらす気配なし。

この暑さの中、すし詰めの交通機関で行列して移動することを考えると、なんか気が遠くなる。

人工的に雨を降らすとか、熱波を吹き飛ばす方法でも考えないと、ちょっと無理じゃなかろうかという感じがするのだけど。

 

今年はヨーロッパもそうだったけど、今や日本は世界でもっとも暑い国になりつつある。もっと暑い国もあるけど、こんなに湿気が多いところはそうはない。

夏は暑いのが当たり前!という前時代的精神論的考え方をなんとかしないと、熱中症で旅行客がばたばた倒れるのでは。

エアコンでなんとかなるのは屋内だけで、外はそのエアコンの排気も出てますます暑くなっている。日本こそ、バカンスをとって夏は全面的に休みにしてほしいくらいなんだけど。