ヴルストとドイツ圏 | ありのす

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先日のWHO発表で、ハム、ウィンナなどの加工肉を一日50グラム以上取ると大腸がんの発生率が上がるという内容が。
ちょっと時間のたった現在、ドイツやオーストリアなどメインで生産消費している国から猛反発を食らってるようです。あたりまえですねべーっだ!
発表前にちょっと検討した方がよかったのでは?

オーストリアでのウィンナ、ソーセージ類(向こうではヴルストと言います)の食事の充実ぶりを見ていると、まあやっぱり本場なんだなという実感をして帰ってきましたが。
あの文化を頭から否定されるというのは、やっぱりドイツ人、反発するだろうなーと思います。日本ではウィンナってまだまだ脇役だけど、向こうじゃ主役なんだよねー。

日本で言うと、塩分が強くて胃がんのもとになるから、漬物とか味噌汁を控えましょうって言ってるようなものだと思う。ある意味食文化の否定。

たぶん、ドイツ人は聞いた途端に、はあ?って感じだったと思うのですが。

ただ、輸出とかについては、ドイツのヴルストって一部製品が生肉にかなり近く、加工肉とは言ってもなかなか海外には持ち出しにくいものもあると聞いたことがあるので、海外への輸出が減るという影響がそんなにあるのかどうか・・と思います。

このデータ、ドイツ人の文化を否定するほどの価値があるのかどうか。難しいところだよな・・・汗