村上春樹の季節 | ありのす

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になりました。じゃないけど。
またぞろ、ノーベル賞は?といわれる時期になりました汗
先日読んだ新刊「職業としての小説家」の中では、毎年自分の意思と関係なく騒がれることにうんざりしていることと、賞をとることで小説家の生活や価値が変わるものではないことが結構丁寧に書かれてました。
なので、先日BSのニュースで見たのですが、また村上特集をやってるテレビも懲りないなあとは思ってしまいますね。

しかも、絶対ご本人は出ないので周辺の人を取材するわけですが、今回も翻訳家のジェイ・ルービン氏のほかは(この人は村上さんと知人なのでお互い良く知っている)解説本を書いてる人みたいなのを出してきたので、またかとむっ
なんか仏教がどうのという解説を始めたので、仏教要素って村上さん本人の文章で読んだことが全くないので(お父さんは僧侶だったようですが)、あんまり関係ないんじゃないかと思いながら聞いてました。
こういうこじつけが本人の意見と思われるのが迷惑ですよね。

せめて本人と直接知り合いの方に話を聞くのが取材じゃないかと思うのですが・・・。

というか、ノーベルとることに反対ではないけれど、世界中で売れている本というのと、ノーベル賞を取る本というのは、日本の文学賞もそうですが微妙に筋が違うので、必ずしもとらないだろうと思うのですが。
ノーベル賞とって自殺した日本の作家もいらっしゃいましたね。眼中にないという感じなのか・・・あせる